佐野中学校 沿革

昭和22年 4月29日    佐野小学校に併設
昭和22年 9月26日    旧高崎連隊内兵舎に移転
昭和24年 7月16日 二階建木造校舎竣工
昭和31年 5月30日    市女旧体育館移築
昭和37年 3月 5日    三階建鉄筋校舎竣工
昭和49年 6月19日 体育館新設
昭和50年 3月30日    道路拡張にともなう正門、生垣完成
昭和51年 7月 1日    体育器具置場
昭和52年 3月30日 新校舎一期工事落成(普通教室6、特別教室3、その他3)
昭和54年 3月30日    体育部室3室完成、新校舎二期工事完成(普通教室6、特別教室12、その他7)
昭和55年 7月12日    中庭・庭園完成
昭和55年 11月12日    校舎改築落成記念式典挙行、校歌制定30年記念碑建立式典挙行
昭和58年11月 7日    下水道・雨水排水溝工事完成
昭和59年 4月 6日 南校舎8教室、室内塗装工事完成
昭和60年10月 1日    道路拡張に伴う校庭東側フェンス、植樹、WC完成
昭和61年 3月31日    給食室新築
昭和62年 3月31日 南校舎廊下増築工事
昭和63年 3月10日    格技室新築
平成元年度 校庭全面回収、コンピュータ教室、LL教室完成、校庭周辺防球工事終了
平成2年度 新プール施工
平成3年度 校舎南壁塗装
平成4年度 50周年記念準備委員会設立
平成5年度 新制服制定、部室新設
平成6年度 50周年記念校史編纂活動開始
平成8年度 50周年記念碑建立式典挙行(11月1日)
平成9年度 北側植栽改修(11月15日)、体育館新築(3月2日)
平成10年度 保健室空調設置(7月1日)、校庭グランド改修(9月25日)
平成12年度 南校舎内装改修・北校舎遮蔽物撤去
平成14年度 第2音楽室空調設置
平成15年度 普通教室(18)に扇風機設置
平成18年度 校庭西側側溝蓋改修工事、北・南校舎トイレ便器改修工事、「開校60周年のあゆみ」刊行
平成19年度 校庭南側門扉(出入口)設置、プール周囲金網取替工事、「教頭複数(二人)配置」モデル校となる
平成20年度 校庭東側防球ネット増設工事
平成21年度 校務支援システム運用開始
平成22年度 新南校舎設計完成、仮設校舎建築、北校舎耐震補強工事(〜平成24年度完了予定)
平成23年度 校舎増改築工事(平成24年12月完成予定)、「副校長配置」モデル校となる
平成24年度 南校舎完成
平成25年度 南校舎落成記念式典挙行(6月6日)、プールサイド改修工事
平成26年度 北校舎空調設備設置
平成27年度 車座ふるさトーク(法教育模擬裁判授業)法務大臣来校、武道場天井等撤去・改修工事
平成28年度 70周年記念事業「能を学ぶ会」開催
平成29年度 剣道場床張り替え工事、防災スピーカー設置工事(屋上2カ所)
平成30年度 武道場屋根改修工事
令和元年度 特別教室エアコン設置(理科室2カ所、音楽室)
令和2〜3年度 北校舎・体育館・武道場トイレ洋式化工事
令和3年度 女子制服にスラックスを導入

佐野中学校の歴史

本校は昭和22年(1947)4月1日の新学校制度の発足により、同年4月29日に職員11名、生徒322名で開校しました。4月19日に新制中学校の教職員を県が任命したのを受けて、この日に県下一斉に新制中学校の開校式がおこなわれたのです。最初は、校舎も校庭もないために佐野小学校6教室を間借りし、その後、8月29日に、高松町の旧38部隊の兵舎であった被服庫を改修して移転しました。

昭和23年11月には佐野中学校建設実行委員会が設立され、校地整備と木造校舎の新築が決定しました。12月から翌年2月まで校地の整地作業が地域住民の勤労奉仕でおこなわれました。畑地を校地に変えるためにトロッコを使って土を運搬し、地ならしをおこない、松・杉・桜などの移植もおこないました。校舎は、12月8日に地鎮祭がおこなわれ、翌昭和24年(1949)4月7日に上棟式、7月15日に落成式が行われました。当時は、次代を担う子どもたちを自分たちの手で教育していこうという地域の強固な意志の元、学校建設を地域住民の協力でおこなってきたのです。当時の佐野中は四方を田畑に囲まれ、校舎は木造瓦葺き二階建て一棟で、道を隔ててすぐ前に競馬場があり、遠くに高崎駅の駅舎や高崎線を通る列車が見渡せるといった環境でありました。

昭和36年10月には鉄筋3階建ての新校舎(現南校舎:2011年取り壊し)の建設が始まりました。翌昭和37年3月5日に上棟式、6月29日より、新校舎での学習が開始されました。佐野中は、このときに木造の北校舎と新築鉄筋の南校舎の二棟になりました。

昭和37年8月11日には、プールが完成し、プール開きをおこないました。昭和49年6月19日には、鉄骨平屋建ての体育館が完成し、落成式をおこないました。

昭和51年6月15日、第一回校舎建設推進委員会を開会。木造校舎を東西に分け(曳屋方式で東校舎と西校舎に分離)、2期に渡って改築・取り壊しをおこない、その跡地に鉄筋コンクリート4階建ての校舎を建築することを決定しました。1期工事(東校舎の取り壊し及び改築)は昭和52年4月8日に完了し、同年5月25日に落成式をおこないました。2期工事は、昭和53年7月に開始し、翌昭和54年4月7日より使用を開始しました。これが、現在の北校舎の完成です。同時に、南校舎西側に管理棟(職員室・校長室:2011年取り壊し)を建設しました。

昭和63年3月10日、格技室(二階建て)を新築しました。平成2年には、新プールが完成しました。平成9年3月には、鉄骨平屋建て体育館(バスケットコート1面)が取り壊され、その跡地にバスケットコートが2面とれる鉄筋の近代的な体育館が建設されました。

平成22年度より校舎の増改築工事等が始まり、ようやく平成24年12月、新校舎(南校舎)が完成しました。また平成25年3月には、校庭整地工事、外構工事が完了しました。平成28年には、70周年記念事業として「能を学ぶ会」を開催。平成29年には剣道場床張り替え工事、平成30年には武道場屋根改修工事を実施。令和の時代に入り、元年度に特別教室エアコン設置(理科室2カ所、音楽室)。令和2〜3年度にかけて北校舎・体育館・武道場のトイレをすべて洋式化。令和3年度の冬には女子の制服にスラックスを導入し、選択できるようにしました。また、SDGsへの関心を高めるため外部から指導者を招いて学習会を開き、希望者が検定に挑戦したり、SDGsボードゲーム体験を通してSDGsへの理解を深めています。