校歌<昭和48年制定>

作詞 伊藤しず恵 作曲 井上武士

ふるくひらけた 片岡に 赤城 榛名の雄々しさに めぐみ豊かな ふるさとに
いまも希望の 雲がわく 力を育て 知をみがき きょうも平和の 鐘がなる
すくすく伸びよう かしこく伸びよう  あかるく伸びよう 
よろこびに よろこびに かがやきは かがやきは  ほほえみは ほほえみは 
胸もおどるよ 空に映えるよ 花を開くよ
われらの寺尾 寺尾小学校 われらの寺尾 寺尾小学校 われらの寺尾 寺尾小学校
     

作詞者 伊藤しず恵さんの言葉より

 鮮やかな緑の中に陽光がたわむれ、県道の騒音をよそに静かな田園に今日もチャイムが流れる。清らかな童心を反映するかのように澄んだ音色は細く長く、果ては遠い山々に吸いこまれていく。寺小も創立3年。児童等の教育に心を砕いてくださる先生方のご苦労に心から感謝申します。母親もまた我が子のためには無限の愛と夢を持つのです。明るく賢く逞しく、そして正しい心の持ち主であるようにと。こうした母の願いから生まれたのがこのたびの寺小の校歌なのです。おおらかな子どもらしい子どもに育って欲しいと。幸い恵み豊かなふるさとに生活でき、呼べばこだまが幸せをはね返すような寺尾の地。朝日夕日に映える雄大な赤城榛名の山々。このような地域性を背景に伸びゆく児童等の姿をおりこんでみたのです。豊かに伸びよ、寺小のよい子たち、と願いをこめて。そして、少しでもこの歌がよい子たちの心の糧となってくれるならうれしいと思います。つたない作ですが胸をはって声高らかに歌っていただける日を心待ちに楽しみにしております。末筆で大変失礼ですが、ご高配いただいた田島武夫先生にお礼を申したいと思います。

校章<昭和48年制定>

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校章のいわれ

製作者 後閑 信敏さんのことばより

 青い空と緑の丘、ひろがる麦畑、まだまだ自然の恵みがいっぱいの寺尾小の環境。この美しい学校に学ぶ子どもたち。イメージにうかぶのは可愛いい小鳥にも似た元気な明るい姿です。  寺尾小の校章をデザインするにあたって、ごく自然に小鳥の形が出来上がってきました。つばさとからだはてらの文字を形どっています。くちばしと目で小をつくりました。旗や大きなマークにした時、はえるように昔の帽章の図案というスタイルを破ってみました。元気いっぱい広い大空に飛び立つ小鳥のように、子どもたちがすこやかに伸びる願いをこめて、永く愛用していただければ幸いです。