吉井町立中央中学校 校歌
栗田美由紀 作詩 荻原括十郎 補作 松原 隆介 作曲
1 |
緑に映える 牛伏の |
2 |
鏑の流れ 清らかに |
3 |
姿も優し 朝日岳 |
上左写真:多胡碑(「ググっとぐんま写真館」から転載) 「ググっとぐんま公式サイト」へ |
校旗・校章
校歌・校章について
昭和59年2月20日制定
校歌の歌詞は中央中生徒全員が、校章は旧吉井中・多胡中1・2年生全員が真剣に取り組んでつくりあげたものです。
校歌の心
― 1 ―
学校の窓から望まれる牛伏山は、激しい冬の空っ風にも、夏の嵐にも負けないで、四季折々に美しく聳えている。
古い昔からこの土地に住む人々に、どんな困難にも負けず、高い理想をめざして人生を生き抜くことを教えてくれる。
この山ふところに集う私たちは、大きな希望をもって、存分に学びあい、鍛えあい、充実した人生の基礎を培おう。
― 2 ―
町を貫く鏑川はどんな日照り続きでも、野山が凍る冬でも涸れることはなく清らかな水をたたえて流れ続けている。
人々は弥生の昔からこの水を利用して、力を合わせ、生きる糧となる米を豊かに実らせ、その恵みを享(う)けてきた。
この流れが人々の役に立ち、人々が力をあわせて働き、それによって生きつづけてきた生き方に学び、助け合い、協力しあって豊かで幸せな学校生活を築こう。
― 3 ―
羊太夫の碑も、万葉の古歌も、長い年月を経て語り伝えられ、わたくしたちの郷土の誇りとして受け継がれている。
多胡の山なみも、鏑の流れも、昔と少しも変わらない。
この厳しくも、また慈恵に充ちた自然のふところに抱かれて、昔の人たちは香り高い文化を残してくれた。
わたくしたちもこの先人たちに学び、みずみずしい文化を、この学校に郷土に想像し、明日に向かって大きくはばたこう。
校歌を自分のものに
作曲者 松原 隆介
校歌は生徒の皆さんのひとりひとりが自分のものにして、心の中に刻み込んだときに、はじめて校歌となるのです。
「緑に映える牛伏の〜」や、「鏑の流れ清らかに〜」などは、それぞれの情景を思い浮かべて、一生懸命歌ってください。
必ずメロディを正確に覚え、歌詞を忘れないこと。校歌をしみじみ味わいながら歌えるのは卒業後何十年も経ったときのことかもしれません。
校歌がそのようなものになることを期待しています。