新型インフルエンザワクチン接種について(群馬県教育委員会より)

群馬県教育委員会より、新型インフルエンザワクチン接種に関する留意点として、下記の通り情報提供がありましたのでお知らせいたします。

ワクチン接種の効果とリスク

  • ワクチン接種は新型インフルエンザ予防のための有効な一つの手段ですが、新型インフルエンザはほとんどの患者さんが軽症で回復されており、タミフルなどの治療薬も有効であるため、接種しない選択肢もあります。
  • ワクチン接種は重症化予防に一定の効果が期待できますが、接種をしたからといってかからないわけではありません。
  • 副反応として接種部位のはれや発熱などのほか、まれに重篤な症状を引き起こす可能性もあります。

優先接種について

  • 当面はワクチンの供給量に限りがありますので、医療従事者や妊娠中の方、基礎疾患をお持ちの方から優先的に接種しています。ただし、全体としては国で2010年3月までに約7,700万人分を確保しており、不測は生じない見通しです。
  • 接種はあくまで任意であり、優先接種対象者のうち接種を希望される方のみ接種になります。
対象者 接種開始時期
基礎疾患がある方(最優先) 11月上旬(入院患者から順次、接種開始)
基礎疾患がある方(その他) 12月上旬
幼児(1〜6歳) 12月上旬
小学1〜3年生 12月中旬
1歳児未満の保護者等 1月上旬
小学4〜6年生 1月中旬
中学生 1月中旬
高校生 輸入ワクチンで対応予定(接種時期は追ってお知らせがあります)
  • 小児等で基礎疾患ある場合は、11月上旬から接種を受けられる場合があります。対象となる基礎疾患にあたるかどうか、その中でも優先生が高いかどうかの判断は医師が行いますので、かかりつけ医にご相談ください。
  • 該当する基礎疾患の種類
    ・慢性呼吸器疾患
    ・慢性心疾患
    ・慢性腎疾患
    ・慢性肝疾患
    ・神経疾患、神経筋疾患
    ・血液疾患
    ・糖尿病
    ・疾患や治療に伴う免疫抑制状態
    ・小児科領域の慢性疾患

予約・接種について

  • お子さんの接種を希望される方は、かかりつけ医にご相談ください。
  • かかりつけ医がないなど、接種する医療機関が分からないときは、お住まいの市町村保健センターやお近くの県保健福祉事務所(保健所)にお問い合わせください(県ホームページに医療機関リストを公開しています。また、各市町村の広報紙などでもお知らせします)。
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トップページ上部の「新型インフルエンザ情報」をご覧ください。

  • 接種には事前予約が必要ですが、接種開始の目安からあまり早い時期に医療機関に接種予約をしようとしても受け付けてくれない場合があります。
  • 接種回数 13歳未満2回、中高校生当面2回(今後国が回数を決定)
  • 接種費用 1回目3,600円、2回目2,250円(2回目に違う医療機関で接種する場合は3,600円)
  • 接種には次の書類を提示する必要があります。
対象者 提示する書類
幼児(1〜6歳) 母子健康手帳または健康保険証
小学1〜3年生 母子健康手帳または健康保険証
1歳児未満の保護者等 母子健康手帳、健康保険証または住民票
小学4〜6年生 健康保険証、学生証または住民票
中学生 健康保険証、学生証または住民票
高校生 健康保険証、学生証または住民票
基礎疾患がある小児等 上記の他、優先接種対象者証明書(基礎疾患かかりつけ医が交付)
  • 16歳未満の方は、保護者の付き添いが必要です。