高崎市立新町第一小学校
20日(沖縄料理献立)
今日の給食は、じゅうしい、牛乳、イナムドゥチ、ちんすこうです。
6月23日は、沖縄慰霊(いれい)の日です。沖縄慰霊の日とは、沖縄での戦争で犠牲になった霊を慰(なぐさ)め、世界の平和を願う日です。そこで、今日と来週の月曜日に沖縄の料理の給食を作ります。
今日は、沖縄の言葉が使われた料理なので、紹介します。主菜のじゅうしいは、沖縄の言葉で「まぜごはん」を意味しています。ぶた肉、ひじきなどの食材を使ってまぜごはんを作りました。
汁物は、沖縄の郷土料理「イナムドゥチ」です。沖縄の言葉で、イナは「イノシシ」、ムドゥチは「もどき」の意味を持ちます。昔、イノシシの肉を使った汁物だったが、ぶた肉を使って作られるようになったことから、イノシシもどきを意味する「イナムドゥチ」という名前が付いたそうです。この汁のポイントは、沖縄県独特の「カステラかまぼこ」を使っているところ。給食では、カステラかまぼこは手に入らないため、紅白のかまぼこを使って作りました。
そして、沖縄のおみやげでおなじみの「ちんすこう」。ちんすこうは、昔は貴重なお菓子だったので、王様しか食べることができなかったそうです。ちんすこうとクッキーの違いは、小麦粉にバターではなく、ラードを加えて作ることです。
今日の給食が、沖縄の歴史や平和について考えるきっかけとなれたらうれしいです。
【給食】 2025-06-20 13:29 up!
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