職員同士が伝え合う ミニ研修 を実施しています

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高崎市通級指導教室職員を対象にした、ミニ研修会が開かれました。講師は同職員が担いました。今回は、梅津八三先生の実践記録ビデオの一部を視聴しました。
(「人間開発」梅津八三 TBSビデオ,1964 ,講師役:峯岸)

以下研修メモ
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盲聾二重障害のしげこさんとただおさんに関する梅津氏の実践記録です。昭和30年代頃のかなり古い実践記録ではありますが、今の私たちの教育活動へ示唆を与えてくれるものが燦然ときらめいています。

ヒトが教育によって人になる。それぞれの子どもに応じた教育の道筋を丁寧に紡いでいく記録は色あせるどころか、教育技術や教育科学が格段に進歩した現代において、なおさら意義あるものと感じられます。

これら過去の教育実践を超える教育には出会うことが難しいのではないかと、見るたびに感じてしまいます。『有名になりたければ、教育の最先端といわれる技術を追いかけなさい。本物になりたければ、梅津八三に学びなさい。』(講師役の先生が紹介してくださった言葉です)

さらに、梅津先生が残した言葉も大変印象的です。
「重複障害をもつ子どもを前に手をこまねいて見ているしかない自分の不甲斐なさが学問の始まりでした」
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特別支援教育にも「不易と流行」があると感じます。
「過去の実践を紐解く」ことが大切なことを、講師役の同僚が教えてくれました。
今後も、同僚同士が伝え合うミニ研修もすすめていきたいと考えております。


4/17 ミニ研修
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