令和6年度、箕郷東小学校の児童の教育活動における活躍の様子をご覧ください。

朝礼講話「きれいな環境で、美しい心」

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 背筋を伸ばしてください。
 おはようございます。
この間、ほんの1日だけ、春のようにあたたかい日がありましたが、また真冬にもどって寒い日になりそうです。
先週学級閉鎖だったクラスも終わって、全員が元気にそろいましたが、油断はできません。
手洗いやうがい、マスクなど、インフルエンザを防ぐようにしましょう。

 ついこの間、校長先生が小学校の頃通っていた小学校に用事で行くことがありました。
その学校の廊下に、ひとつの詩がはってありました。
お掃除のときのことを書いた詩です。きょうは、この詩に書かれていることをお話したいと思います。

 校長先生は、掃除の時間にクラスをまわって、みなさんのお掃除をしているようすを見させてもらっています。
取り組むようすはいろいろです。半分の人は雑巾をしっかりしぼって、すみからすみまで心をこめて一生懸命掃除していますが、半分の人はよくしぼらないで水をポタポタさせたり、床をふかずにぶらぶらさせていたりさぼっているようです。

 これが、校長先生がいったときに廊下にはってあった五年生の書いた詩です。
みなさんは、こんな心を自分ももっているな、こんな心をもっているかな、と考えながら聞いてください。
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     そうじ   5年

   リリーン  リリーン
   ベルが鳴った
   ぼくの何となくいやなそうじの時間
   重い心でトイレに行った
   くさい。よごれている。サンダルがみだれている
   冷たい水にぞうきんを入れて
   きれいにしぼったら
   手が冷たくてこおりそう
   でもがまんして
   タイルや便器を力強くみがいた
   キューキューと音がする
   まるで「ありがとう」と言って喜んでいるみたい
   ピカピカになった
   ぼくの心も美しくなったみたい
   明日からは喜んで
   そうじに行こう
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 校長先生も小学生のときの掃除は、「やだなあ、したくないなあ。」と思っていたのも事実です。でも掃除はしなければならないものですね。
この詩を書いた子どもは、トイレはくさいしバケツの水も冷たくて、やだなあと思うけれども床やタイルがキューキューと音がするくらい心をこめて掃除をした。
そうしたら、床やタイルが、掃除をしている子に「きれいにしてくれて、ありがとう」って感謝しているように聞こえたんだね。

 同じ掃除をするにも、心を込めてやるのと、やだなあとさぼっているのとでは、100点と10点くらいの差があると思います。
玄関、階段、廊下、教室、トイレ…と、みなさんがお世話になっている所を、心を込めて箒や雑巾で掃除する。
そうして、きれいな学校にすると、みなさんの心もきっときれいになると校長先生は思っています。
教室がゴミ箱のようになっていると、心がきたなくなってしまい、何をしてもいいんだという気持ちになってしまったり、勉強が落ち着いてできなくなってしまいます。
きれいになっている教室で生活していると、とってもとっても美しい心を持った人間になれます。
みなさんは、本当にいっしょうけんめい心を込めて、掃除をしているでしょうか。学校を大切にしようという心をもっているでしょうか。心に聞いてほしいと思います。

 学校だけでなく、家もきれいにかたづいているともっと心がきれいになると思います。
ですから、今日から、いっしょうけんめい心を込めてお掃除をして、みなさんの心を輝かせてほしいと思います。

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学校行事
3/26 修了式(11:45児童下校)
3/27 学年末休業日(4/8登校)
3/29 学年末休業最終日、企画委員会