令和6年度、箕郷東小学校の児童の教育活動における活躍の様子をご覧ください。

全校朝礼「自分を大切に」

 
 おはようございます。

 インフルエンザが、だいぶはやっているようです。学級閉鎖で、今日から出てきているクラスもありますが、まだ学級閉鎖中のクラスもあります。そのクラスも明日から出てくる予定です。マスク、手洗い、うがい、換気、それからもう1つ、自分自身がインフルエンザのウィルスに打ち勝つことができるよう体力をつけておきましょう。
 お家の人たちも、みなさんが健康でいられるように、気をつけてくれています。多くの人たちのおかげで、健康でいられることに感謝しましょう。自分の体を守るためにはどうしたらよいか、先生からもいろいろ聞いていると思います。でもそれをするかしないかは、みなさん自身です。元気な体でがんばってほしいと思っています。

 今日は、校長先生が大好きなことについてお話します。
 この人を知っていますか。
知っている人もいるかもしれませんが、こんな詩をかいた詩人です。

   わたしと小鳥とすずと

 わたしが両手をひろげても、
 お空はちっともとべないが、
 とべる小鳥はわたしのように、
 地面(じべた)をはやくは走れない。

 わたしがからだをゆすっても、
 きれいな音はでないけど、
 あの鳴るすずはわたしのように
 たくさんのうたは知らないよ。

 すずと、小鳥と、それからわたし、
 みんなちがって、みんないい。

 金子みすゞさんの詩ですね。
 金子みすゞさんは、山口県長門市の仙崎というところで、明治36年に生まれました。童謡詩人として、とても期待されていましたが、26歳という若さでこの世を去りました。短い間でしたが、たくさんの詩をつくりました。本もたくさん出されています。
金子みすゞさんは、幼いときから、人にやさしく、思いやりがあり、笑顔をたやさなかったそうです。
その思いやるやさしさで、まわりのものを見つめ、心を動かしてその気持ちを詩にあらわしました。
そんな思いやりや、やさしさが読む人の心を、感動させるのだと思います。

 「みんなちがって、みんないい」というのは、ひとりひとりにいいところがあるんだということです。自分のよいところを大切にして生きてほしい。と、この詩はいっているのだと思います。
ある人の中に100あるとすれば、よいところが100ということはありません。ぎゃくに100わるいということもありません。だれにも必ずよいところがあります。そのよいところを自分の宝物としてがんばってほしいと思います。
 人は、わるいところを見つけるのは得意ですが、よいところを見つけるのは苦手です。友だちのよいところ、自分のよいところを見つけられると、自信がもてるだけでなく、自分を大切にしよう、友だちを大切にしようという気持ちになります。大切にしあうことで、学校も社会も安心してすごせる場所になります。そうすれば、いじめもおこらなくなります。自分を大切にできない人は、ほかの人も大切にできない人です。自分を大切にする、自分のよいところに自信をもつ、自分を愛することが、生きることの原点だと思います。

 6年生は、卒業がまじかですね。校長先生も詩を作ってみました。

   自分らしく

 今、旅立とうとしているあなたに
 贈る言葉はただひとつ
 それは、あなた自身を愛する人になってほしいこと
 どんな時でも、あなたは自分を大切に思う人として、生きていってほしい
 レッツゴー 自分らしく    レッツゴー 夢を目指して
 レッツゴー プラス思考で
 自分らしく生きていってほしい

 あなたならできる あなたなら大丈夫
 あなたなら きっと自分らしく進んでいくと 私はずっと信じてる
 レッツゴー 自分らしく    レッツゴー 夢を目指して
 レッツゴー プラス思考で
 自分らしく生きていってほしい
 グッドラック

 みなさんは、よいところをたくさんもっています。500人いれば、500以上のよいところがあります。ひとりひとりが、自分の目標をめざして努力し続けることが大切です。出発点は、みなさんのすばらしいところです。この種をまいて、すこしずつ大事に育てて、立派な花を咲かせてほしいと思います。そうすることで、生活している学校や社会に幸せの輪ができて、安心してみんなが生活できるのだと思います。

 残り2ヶ月、自分をだいじにして生きていってほしいと思います。
校長先生は、英語の先生だったので、英語で言いますが、この言葉を大切にして生きてきました。
それは、“Be honest with yourself”という言葉です。「あなたの心に、正直に生きる」という意味です。「うそを言わずに正直に生きる」、これをもとに校長先生は生きてきました。1つうそをつくと、20も、30もうそをつかなければならなくなります。

 自分のよいところを大切にして、いいと思うことをやり続けてください。自分に正直に生きて、がんばってほしいと思います。

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3学期始業式「チェンジ、チャレンジ」


 みなさん、おはようございます。
 本当に元気なみなさんの顔を見て、校長先生は、とてもうれしいです。今朝校門であった4年生か5年生の子が元気な声で「おめでとうございます」といってくれたのも、とてもうれしかったです。
体育館に、走らず静かに並んでこられるようになったクラスがほとんどです。とても立派だと思います。

 もう一度みんなで新年のあいさつをしましょう。
「あけましておめでとうございます」
今年がみなさんにとっていい年になるよう願っています。今年は午年なので、きっとうまくいくと思います。

 終業式の時に、校長先生がお話ししたことをおぼえていますか。
「お手伝いをすること」「お家の人とお話しすること」「あいさつをきちんとすること」の3つでしたが、どうでしたか。だいたいの人が、心にとめて実行してくれたように見受けられます。

 今日は、3学期のはじめの日です。それにあたって校長先生からみなさんに、してほしいことをお話します。
ここになんて書いてありますか。こっちには「チェンジ」、そしてこっちは「チャレンジ」ですね。この二つは、英語だととてもよく似ていますね。日本語で言うと「変身」と「挑戦」です。
 
 2学期の終わり頃、校長先生は廊下などで、たくさんの子といろいろな話をしました。
その中にも、みなさんのすばらしい「変身(チェンジ)」がありました。
 ある人は、「廊下であったお客様にあいさつできなかったのが、10月頃から自分からあいさつできるようになりました。」その子はきっと、自分からあいさつするのは照れくさいと思っていたけれども、大きな声であいさつするととっても気持ちがいいということがわかったんだね。
ある4年生の子は、「毎日漢字の練習や算数の計算練習をしようときめてやりはじめたけど、4,5日でいやになって、やめてしまった。夏休みが終わったときから、よい心が勝って、毎日勉強をやれるようになった。漢字のテストでも100点をとれるようになったり、計算でも間違わずにできるようになったりした。そうしたら、もっと、もっとできるようになりたいと思うようになった。」
また、ある5年生の子は、「1学期の頃は、適当にほうきを動かしているだけ、ぞうきんも何となくふいているだけだった。でもあるとき、ドアの下のみぞを見たらとてもきたなかった。しっかりほうきではいたりぞうきんでいっしょうけんめいふいたらピカピカになった。教室のすみのところもしっかりそうじしたら、とてもきれいになった。廊下や教室がきれいになったら、自分の心もきれいになったようで気持ちよかった。」と、話してくれました。
心を込めてそうじをしたりみがいたりすると、自分の周りがきれいになります。それだけではなく、みなさんの心も美しくなります。
このようなお話を聞いて、校長先生は、大変身(チェンジ)だなあと思って、とても感心しました。

 では、挑戦(チャレンジ)するというのは、どんなことでしょうか。
 それは、「あいさつをしよう」「漢字や計算の練習を毎日しよう」「そうじをきちんとしよう」という目標に向かって、がんばる、やり続けることだと思います。みなさんのすばらしい脳細胞がもっと活発にはたらくようにするのが、チャレンジすることです。チャレンジするとみなさんのは、立派に変身(チェンジ)することができます。
ぜひ、校長先生のこの話を心にとめて、今年はチャレンジしてチェンジしてほしいと思います。

 3学期は、本当に「あっ」という間に過ぎ去ってしまいます。
6年生は、卒業して中学生になります。「友だちに、いやなことはしない」で、残った小学校での生活が安心しておくれるよう、あたたかい思いやりもってすごしましょう。そうして、よい思い出をたくさんつくって、卒業できるようにしましょう。
また、1年生から5年生は、もう少しで学年が上がります。友だちと仲よくすごし、今のクラス、学年がよかったなあと思って次の学年になれるようにしてください。
チェンジするのには、チャレンジすることが大切です。それから、前から言っていることですが、友だちを大切にすることです。人の心をきずつけないことが、いじめをなくすことになります。

 最後にもう一つ、「今、何をする時間なのかを頭の中で、考えて行動してください」ということです。算数の時間に、後ろを向いたり、となりにすわっている子にちょっかいをだしたりするのは、算数の時にすることなのか、考えてみてください。

 3学期は、まとめの時です。
短い学期ですが、風邪を引いたりインフルエンザにかかったりしないで、しっかりとすごしてください。

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2学期終業式「がんばったね」

 おはようございます。
 きのうは、クリスマスイブで、クリスマスコンサートがありましたね。
ふたりの先生から、みなさんへのメッセージを預かっています。「箕郷東小学校のみなさんは、とてもよく聞いてくれました。また、いっしょうけんめい歌ってくれました。とてもよい学校でした。最高でした。と伝えてください。」とのことでした。
このようにみなさんは、やればできるのです。ふだん先生たちからは、ほめられることよりおこられてしまうことの方が多いと思います。でも、外からきた人たちは、みんなほめてくださいます。ですから、自信をもってください。

 今朝、終業式が始まるのを待っている姿勢は、最高でした。やればできるんです。
さて、今年の2学期は去年よりちょっと長かったんですが、みなさんは本当に「風の子」で、最後までがんばってくれました。あと1週間で今年も終わりになります。今年はどんな年だったでしょうか。どんなことをがんばったでしょうか。振り返ってみてください。

 校長先生もきのう、2学期どうだったのか考えてみました。
・運動会では、「つなげよう 勝利のバトン 最後まで!」というスローガンのもと、心を一つにしてがんばったこと。
・5,6年生は高崎市の記録会で、練習のとき以上にがんばれたこと。
・臨海学校、修学旅行、土曜日のオープンスクールもありました。どのクラスでも、先生のお話や説明、友だちの意見をよく聞きながら、自分の考えをしっかり発表していました。
・連合音楽祭では、大きなステージで、調和のとれた合唱をしてくれたこと。
・人権教室で、命の大切さ、友だちを大切にしようと教わったこと。覚えていますか。口先だけでなく、行動であらわしてくださいね。
・校内絵画展ではみなさんの絵がはられていました。見る人に何を伝えたいのか、みなさんの心があらわれているようで、感動しました。
・マラソン大会では、全員が自分の心に勝って、最後まで走ることができました。みんなできたんだよ。
・児童会では「友だちを 信じ合って いじめなし」というスローガンをつくりました。それぞれクラスでもスローガンを考えて玄関にはりだしましたね。スローガンに書かれたことを実行してくれて、校長先生はとてもうれしいです。それを一生涯もちつづけてください。すばらしい人生の礎になりますから。
箕郷東小の子どもは、やればできるんです。やる気になって行動すればできるんです。自信をもってくださいね。
 ちょっと残念だったのは、けがが多かったことです。自分の体を自分で守るようにしましょう。3学期、けがをする人が0になるようにしましょう。

 これからみなさんには、2学期がんばったことが、通知表というかたちでわたされます。
 校長先生は、全部の子の通知表をみせてもらいました。通知表には、全校の子ども500人、500通りのがんばりがあらわれていました。「Aさんは、算数のかけ算九九ができるようになった」「B君は、平行四辺形の面積をいろいろな方法で考えることができた」「Cさんは、音楽でじょうずに歌うことができた」などなど、みなさんががんばった成果です。

 あしたから、冬休みです。
 これまでできるようになったこと、がんばってきたことが、さらによくできるようにしましょう。
また、がんばりが必要なことは、冬休み中に復習しましょう。
それから、お正月ですね。
・お家の人もたいへん忙しくなります。お手伝いを絶対してください。
・家族の方といっしょにすごすことと思います。学校のこと、お友だちのこと、勉強でがんばったこと、たくさんお話ししてください。
・お客様、親戚の方もくると思います。「明けましておめでとうございます」というあいさつをみなさんからしっかりしてください。

 1月7日から、3学期が始まります。
 交通事故にあったり、風邪をひいたりしないで、元気な姿をみせてください。

 2学期みなさんは、本当によくがんばりました。がんばったみなさんに、校長先生は、大きな、大きな、大きな花丸をあげたいと思います。

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人権講話「なかよし月間」


 今日の朝礼は、人権のお話をするので集まってもらいました。
「人権」という言葉は、むずかしい言葉ですがわかりますか。「人権」というのは、みなさんが幸せに生きるために、だれもがもっている大切な権利です。
やさしい気持ちになれる時間になるといいなあと思います。それでは、校長先生お願いします。


校長先生の講話

 みなさん、おはようございます。
 すばらしい返事やあいさつができるようになりましたね。トイレのサンダルそろえもできるようになってきましたが、90点ぐらいですね、もう少しです。
それから、最近、ろうかを走ったり、かいだんをとばしたり、とびおりたりする人が目立ちます。
なぜしてはいけないのかを考えてほしいと思います。
走ってはいけないのは、けがをしないように。返事をするのは、「わたしは、ここにいます。」と相手に知らせるため。あいさつは、相手にあたたかい心を伝えるため。ですよね。

 ではこれから、人権についてのお話をします。1年生、2年生のみなさんには、ちょっとむずかしいかもしれません。
「人権」というのは、みなさんが、だれでも、ひとりひとりが、かけがえのない大切な人であるということです。「おぎゃー」と生まれたときから、幸せに生きることができる、心をきずつけられないで幸せに生きる権利をもっています。
 しかし、みんなが集まって集団になって遊ぶときになると、大切にしなければならない権利をうばってしまう人がでてきます。自分がやられていやなことは人にしないはずなのに、2人3人で組んでいやなことをしている人がいます。でも、こういう人のいやがることは、1人ではやれなくて、2人3人でやるんだよ。卑怯だよね。1人でやれないのは、やってはいけないっていうことが、心でわかっているからだと思います。2人3人でやると、友だちもやっているからと責任を二分の一、三分の一と、あまり感じなくてすむからだと思います。そのような子がいるのは、校長先生は、悲しいですし、絶対ゆるせません。

 前に、「いじめをしてはいけない」ということが法律でもきまったというお話をしましたね。この学校だけではなく日本中の人が「いじめをしてはいけない、いじめをゆるさない」ということです。
だれもが、「自分らしく生きたい」「今よりも、もっとよくなりたい」「安心して生活したい」と思っていても、その願いをうばってしまう人がいるのです。この500人の中にも何人かいます。何人かでもいてはいけません。0でなければいけません。
自分は、「人のいやがることをしなかったか」心に聞いてみてください。今だけではなくて、みなさんが80歳、いや死ぬまで、してはいけないことです。

 北海道、東京、福岡のお友だちの人権について書いた作文が掲示してありました。それをメモしておいたのでそれを紹介します。
北海道の3年生の作文(要約)です。
 人権についてお母さんからお話ししてもらいました。わたしのよいところは、明るくて元気なところです。一人一人が明るく元気にすごすには、人にやさしくすることが大切だと思いました。
東京の6年生の作文です。
 ぼくは、自分のいやなことをされたときに、やりかえしていました。それでは、いじめはなくならないと思います。いじめをされている人がいたら、声をかけてふせいであげたいと思います。
 福岡の6年生の作文です。
わたしは、命と思いやりの大切さがわかるようになりました。思いやりのあらわし方はみんな違っているけれど、それが個性だと思います。個性を大切にして、たった一つしかない命と他の人へのあたたかい心を大切にしたいと思います。

 このように日本全国の子どもたちが、人権について考えています。日本中で、人権についてこの作文に書いてあるように考えている人がいれば、みんな楽しく幸せに生きることができます。

 11月12日から12月6日まで、人権月間(なかよし月間)です。一人一人が大切にされるよう互いにあたたかい心で仲よく生活しましょう。
 みなさんのクラスには「いじめ根絶宣言」のポスターがはってありますね。このポスターは、箕郷東小学校だけの世界中にただひとつのポスターです。はってあるだけでなく、どんなことが書いてあるのか読んで、生活の中で実行していくことが大切です。
「いじめをしない」「いじめをさせない」「いじめをゆるさない」勇気をもってください。
あなたの命、世界に一つだけのかけがえのない命を、守っていきましょう。
そのためには、学校の中に「いじめをやめようよ!」という雰囲気をつくらなければなりません。
 もう一度言います。いじめというのは、悪口をいう、からかう、むしする、仲間はずれをする、ものをかくす、ける、なぐる、などです。
約束してください。

・わたしは、いじめや暴力をしません。
・わたしは、いじめや暴力をゆるしません。
・わたしは、友だちを大切にします。

 これらのことを心に貼りつけて、行動してください。人権をきずつけたり、人権をうばったりしてはいけません。そうすれば、楽しい学校生活を送ることができます。
みなさんは、「人権を大切にする」気持ちを大人になるまで持ち続けなければいけません。みなさんのように小さな時から人権の大切さを身につけていないと、大人になってから身につけようとしてもだめなんです。
今日大切な人権のみなさんにお話をしました。

「自分がされていやなことは、しない」「あたたかい心で、人に接する」ことを忘れないでください。これから、人権月間(仲よし月間)の間、授業や人権教室でお話があったり、ビデオをみたりすると思いますが、心全体で受けとめてください。


人権標語の発表

 昨年つくった「人権標語」を発表します。しっかり聞いてください。

・わたしから 心をひらいて つたえあおう(6年生)
・自分から はなしかけよう ふれあおう(2年生)
・ありがとう みんなでなかよく 手をつなごう(3年生)
・友だちと なかよくできると すてきなえがお(4年生)
・ありがとう 言った数だけ 気持ちいい!!(5年生)
・思いやる 笑顔のたすき つなげよう(6年生)

それぞれの標語に込めた気持ちを全校のみんなに訴えました。
 
 仲よし月間だけでなく、いつでも全校の子どもたちが、なかよく、元気に、明るく、安心してすごせる箕郷東小学校になるといいですね。
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朝礼「少年老い易く…」


 おはようございます。

 きょうは、とてもうれしいことがありました。校長先生が学校にきたときに、みなさんが「おはようございます。」と元気にあいさつをしてくれました。先生方が「あいさつをしましょう」とお話されていると思いますが、それをしっかり守って、大きな声であいさつができて立派だなと思いました。
あいさつのできる東小の子で、校長先生はとてもうれしいです。これが、うれしいことの1つめです。

 校長先生は、しばらく学校にいませんでした。みなさんのクラスにもいけませんでした。それは、三重県で全国から3200人の校長先生が集まる、会議がありました。その会議に、校長先生もでていました。いってみて、うれしかったことがあります。
その会議で、校長先生のとなりの席の先生は、北海道の札幌の校長先生でした。反対側のとなりの席は仙台の校長先生、前の席は大阪の校長先生、後ろの席が沖縄の校長先生でした。本当に日本中から集まってきているんだなあと思いました。
その校長先生たちとお話をしてみたら、東小と同じように「返事、あいさつ、くつそろえ(サンダルそろえ)」ということをしている学校が3つありました。1500人くらいの大きな学校から、46人のちいさな学校まで、いろいろな学校がありましたが、共通しているのは、「いじめがない」「あたたかい、思いやりのある」「人のいやがることをしない」子どもたちがいる学校だということです。
日本全国の子どもたちのいいところは、あたたかい、おもいやりの心をもった子どもがたくさんいるということです。これが、うれしかったことの2つめです。

 さて、これから校長先生の大好きな言葉を紹介します。
「少年老い易く学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず」という言葉です。
どういうことなのか、これからお話しします。

「少年老い易く…」ですが、
少年というのは、ちょうどみなさんぐらい、6〜12歳の人ですね。みなさんはこの先、70年ぐらいありますね。先がたくさんあるからといって、(担任の先生、音楽や理科の先生、いろいろな先生に勉強を教わっていますが)いい加減にやっていると、あっという間に30歳40歳になってしまいます。今の学年になって、もう半分過ぎましたが、あっという間だったでしょう。「あとでやればいいや」「適当にやればいいや」とあまりしないでいると、あとでたいへんです。いいかげんにやって、悪い心がでてきて、楽をして苦労をきらっていると、大人になってから、「あのとき、ああしとけばよかった」と後悔することになります。

「一寸の光陰…」というのは、
今だよ。今という時間、一時間一時間、一日一日を軽い気持ちで過ごしてはいけないということです。なまけ心をだして、軽い気持ちでいると、いろいろなことを身につけることができません。今の時刻は、21日8時35分ですが、この時刻は今しかありません。一生のうちで、二度とない時刻で、もどってはきません。だから大切にすごさなければならないんだよ。
みなさんの頭の中には、150億も脳細胞があります。でも、いっしょうけんめいやらないとそれがはたらかなくなってしまいます。計算をしたり、考えたり、体を動かして運動したりすると、150億の脳細胞が活発に動いて、いい頭になります。でも、ボーとしていると頭の中が、ワーワーワーとなってはたらかなくなってしまいます。校長先生が教室を回って見ていると、脳細胞をいっぱいつかって勉強している人と、勉強しないで適当に過ごしている人がいます。「楽をしたい」「おおごとをするのはいや」という人と、いっしょうけんめいやろうという人では、後々すごくちがってしまいます。

 でも、みなさんは、まだおそくはないんだよ。校長先生くらいになるともうおそいんだよ。授業で2、3分ボーとしていると、一日で10分、一週間で50分、一ヶ月で200分、一年で400時間もボーとしていることになります。それを20年30年やっていたら、ものすごい時間がむだになってしまうことになります。ですから、一時間一時間を大切にして、勉強をがんばってください。

 これから、みんなと約束した手品をします。
この前はうまくいかなかったので、練習してくるってみんなに約束しましたね。もう一度やります。
この前上手くできなかったので、校長先生は、50回くらい練習しました。でも、失敗しちゃったら許してくださいね。うまくできたら拍手してください。

(手品をする)大成功!

 校長先生だって失敗するんだよ。それでいっしょうけんめい練習しました。そして、今日は失敗しないですることができました。みなさんも、一度や二度の失敗であきらめてしまうのではなく、いろいろなことにいっしょうけんめい取り組んで、できるようになってくださいね。

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二学期がはじまりました。

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 みなさんおはようございます。
 
校歌を歌っているみなさんのようすを見ていると、みんな背筋を伸ばしてしっかり歌っていました。そのようすを見て、夏休み中楽しく過ごせたんだなあと思いました。

 夏休みの前に、約束した「みんな元気な姿で会いましょう」が守れてとてもうれしく思っています。夏休みの始まる時に3つお話ししましたが、覚えていますか。
・規則正しく生活しましょう
・地域、学校などの行事に参加しましょう
・計算、漢字、お手伝い、読書をすこしずつ毎日しましょう
でした。この約束をしっかり守ることができましたか。

夏休み中、7月は雨が降りプールができない日もありました。8月は猛暑でした。みなさんはプールにたくさん来ましたか。
七夕の集い・そうめん流しの日には、竹で箸を作ったり、そうめんを上手にすくって食べたりしましたね。いい思い出だと思います。

 27日の登校日に全部のクラスを回ってみました。よい夏休みを過ごして、一回りも二回りも大きくなったなあと思いました。
回ってみてわかったんだけれど、半分くらいの人は、夏休み前にお話しした3つの約束をまもることができたなと思いました。その人に大きな花丸をあげます。
あとの半分の人ははじめはやったけど「きょうはいいや」「あしたからやろう」と、途中で悪い心が勝ってしまって、できなかった人もいるということがわかりました。でも、その人だって、はじめの半分は、やったんだよ。できたんだよ。毎日少しずつやると、絶対できるようになるんだから、2学期はがんばろうね。

 校長先生が夏休みにしたことをお話しします。
 高崎市の姉妹都市のバトルクリークの先生が18日間、校長先生の家にホームステイをしていました。その先生は、英語でお話しして、日本語はほとんどしゃべれません。でも、言葉は通じなくても、心を通じ合わせることができました。心が通じ合うと、とても楽しくなるんだよ。パティー先生というのですが、いっしょに生活をしていて、たくさんのことを学ぶことができました。
1つめは、思いやりの心の大切さです。
パティー先生は、朝起きると毎日1番はじめに、校長先生の母親に「Good morning!(おはようございます)」「How are you?(ごきげんいかがですか)」と、声をかけてくれました。人の心をとても気づかっていました。
2つめは、予定を確認することです。
夕飯を食べるときに、「明日は、どこにいくんですか」「どんなことをするんですか」と、明日やることを必ず確認していました。ちゃんと忘れないように心の準備をしていました。
3つめですが、相手の人を大切にする言葉をよく口にするということです。
自分がいそいでいたり、早くやりたいときでも、「Please.(どうぞ)」と他の人にゆずっていました。いつも相手を大切にする心で生活していました。
4つめは、サンダルそろえです。
パティー先生は、デトロイトから14時間もかかって日本に来ました。校長先生の家にきたときサンダルを履いてきました。どうするのかなあと見ていたら、家にあがるときにきちんと履いてきたサンダルをそろえていました。礼儀正しい人なんだなとわかりました。
そして、最後に笑顔です。
校長先生の家にいる間、ずうっと笑顔ですごしていました。笑顔でいると周りが明るくなります。いっしょにいてとても気持ちよくなりました。
 みなさんの中にも将来、外国で活躍したり生活したりする人がいると思います。そのときに、パティー先生のように、あたたかい心、人を気づかう心、ゆずる心、そして笑顔で過ごせるといいですね。

 さて、2学期はいちばん長い学期です。気候も涼しくなって、勉強もやりやすいし、やることもたくさんあります。みなさんが楽しみにしている運動会もあります。
箕郷東小学校の子どもたちは、いい頭をお父さんやお母さんにもらっていますが、まだがんばりきれていないと思われる子がいます。夏休みに少しずつやりつづけたように、最後までしっかりやり続けるようにしましょう。

 6年生は、小学校のまとめです。まとめは、3学期からではなく今からはじまっています。
修学旅行の勉強もありますね。よく勉強して自分の目でしっかり見てきてください。
高学年の人は、思春期といって心が不安定になってきます。悩むこともあると思います。そんなときには、担任の先生や知っている先生、お父さんやお母さんに相談することも大切です。

 そして、今みなさんは「がんばりたい」と思っていると思います。今の気持ちをずうっと持ちつづけて、やり続けていってほしいです。

 最後にもう1つ、大切なお話をします。
 6月に国会で、「いじめ防止対策推進法」という法律がきめられ、9月から施行されます。
「いじめをしない」ということを日本中の人が守らなければいけなくなりました。守らないと、いろいろ責任をとらなければなりません。
いじめ防止対策推進法の4条に、「いじめは、絶対してはいけません」とかかれています。
法律をやぶってはいけません。法律はみんなが安心して過ごせるようにきめられています。
4月の「いじめ根絶宣言」のときにもお話ししました。いじめというのは、「悪口を言う」「けなしたり」「むしをしたり」「ものをかくす」「たたく」「ける」「人の心をきずつける」ことです。覚えていますか。9月から、「絶対いじめをしてはいけない」ということが法律できまりました。4月から校長先生だけでなく、いろいろな先生、児童会の人がいろいろな機会にお話ししてきた「友だちの心を傷つけない。自分がやられたらいやだということを、人にしない。」を守って、安心して、楽しい学校生活を送れるようにしましょう。

2学期も、1学期以上にがんばりましょう。

終業式「安心、安全な夏休みを」

明日から、楽しみにしていた夏休みが始まります。
終業式のあと、生徒指導主任、安全教育主任の先生からお話がありました。

生徒指導の先生からは、

 夏休みに安心して、安全に過ごせるように、お話します。
江戸時代には、5,7,5文字で表現する「川柳」という言葉遊びをしていました。
そこで、夏休みを安心して過ごすための東小川柳をつくりました。

 (み)んなで、なかよくすごす、夏休み
 (さ)いごまで、かならずします、宿題を
 (と)おくまで、子どもだけでは、いきません
 (ひ)とりでは、さみしい道を、とおらない
 (が)まんして、むだにお金を、つかわない
 (し)っかりと、家の手伝い、自分から
(しょう)店で、だまってものを、とりません

ぜひ、守ってたのしい夏休みにしてください。


安全教育の先生からは、

 安全について3つ、事故にあわないためのお話をします。

一つめは、水の事故です。
水の事故は、夏休みにおこってしまう事故です。夕立でたくさんの雨がいっぺんに降ると、川の水かさがふえ、流されてしまうことも考えられます。夕立がきそうなときには、川に近づかないようにしましょう。

二つめは、かみなりの事故です。
かみなりは、高いところに落ちます。高い木のそばや何もないところに立っていると、その人にかみなりが落ちてくるかもしれません。かみなりが、ごろごろなってきたら、建物の中に入るようにしましょう。

三つめは、交通事故です。
自転車でスピードをだして、人にぶつかってしまうと、相手にけがをさせてしまいます。みなさんが、事故にあわないだけでなく、事故を起こさないようにしてほしいと思います。

楽しく、夏休みをすごしてください。


と、お話がありました。しっかり守って、安全で楽しい夏休みをすごしましょう。
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終業式「あとで、後悔しない夏休みを」


おはようございます。

 みなさんの並ぶ様子を見ていました。一学期の中で、一番上手にできました。
 今年から、3学期制になって、今日が一学期の最後の日、終業式になります。今日は大切な区切りの日です。
4月から今日まで、あっという間にすぎましたが、みなさんはとってもよくがんばったと思います。

 4月には、1年生が入学しました。一年生も学校になれ、安心して登校して、楽しく学校生活を送っていますね。2年生から6年生までの子があたたかく向かえ、やさしく接してくれたからですね。感謝しています。
それから、学力調査もありましたね。よくがんばったと思います。
 5月には、群響の生演奏を聞きました。本物の音を実際に聞くことは、一生の中でも何回もないと思います。貴重な経験をすることができました。
また、校外学習もありました。仲間とふれあい、楽しい思い出がたくさんできたのではないでしょうか。
 6月は、5年生の田植えがありました。はだしで入った田んぼの感覚忘れられないですね。
6年生は、プールをぴかぴかに磨いて、きれいにしてくれました。とっても感謝しています。
また、体操演技会では、練習の成果を発揮して、立派な成績をのこしてくれました。
4年生のふたば養護との交流もありました。
避難訓練も、火災のとき、不審者が侵入したときの2回ありました。いざというときに、いかしてください。
 7月に入って、除草作業もありました。自分たちが生活しているところをきれいにするのは、心をきれいにすることです。いっしょうけんめいがんばりましたね。

 それから大切なことがありました。4月から、今まで「いじめは、絶対しない。」ということに取り組んできました。これに関係して、校長先生や他の先生方からたくさんお話がありました。また、児童会の「友達を信じ合って、いじめなし」のスローガン、クラスのいじめ防止のスローガンが、中央玄関にはってあります。人の心を傷つけてはいけません。1学期だけでなく、これからもずっとしてほしいことです。人の心を傷つけることは、絶対に許しません。
4ヶ月間、みなさんいじめをしないために本当によくがんばってくれました。よい心が勝てる子が、多くなりました。

 さて、この終業式のあと、通知表をもらいますね。校長先生は2週間かけて、みなさんひとりひとりの通知表を、2回読ませてもらいました。
「○○さんは、こういうことをがんばりました。」「○○さんは、進んで手をあげて、自分の意見を言うことができました。」「○○さんは、そうじの時に、よく見てすみずみまではいて、きれいにすることができました。」など、みなさんのよいところ、がんばったところが、たくさん書かれていました。楽しみにしていてください。

 児童集会で、児童会の人が見せてくれた劇のように、夏休みだからといってだらだらしていると、終わる頃に、後悔してしまいます。「ああしとけばよかった」と後悔しないように、3つお話しします。

一つめ、規則正しい生活をしましょう。
夏休みだからといって、おそくまで起きてゲームをしていたり、起きるのがおそくなったりすると、生活がみだれてきます。「早寝、早起き、朝ごはん」をこころがけ、午前中の涼しいうちに勉強をしてください。

二つめ、地域の行事にできるだけ参加しましょう。
地域の夏祭り、おもしろ理科教室や育成会の行事にたくさん参加して、地域の人たちとふれあってください。あいさつも上手にできますねと地域の人たちからお褒めの言葉をたくさんいただいています。しっかりあいさつをしてくださいね。

三つめは、漢字や計算の練習、読書そしてお手伝いを毎日しましょう。
たくさんするのではなく、毎日毎日することが大切です。毎日やらないと、もとに戻ってしまいます。毎日1ページなら1ページと練習を続けることが、力につながっていきます。
読書は心を耕し、あたたかい心を育てることができますから、たくさん読んでほしいと思います。
お手伝いは、家族の一員として自覚をもってやってください。玄関はきなら、玄関はきを毎日することで、自分が家のためになっていることを、感じとることができます。

 今日は、「あとで、ああすればよかった。」と後悔しない夏休みをおくれるよう、3つのお話しをしました。
44日間の長い夏休みになりますが、交通事故に合わないようにしましょう。絶対飛び出しはしないようにしてください。
楽しい有意義な夏休みを過ごして、9月2日にもっと成長した元気な姿を見せてくれたらうれしいです。

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朝礼「やらないで後悔するより、やって後悔しよう」

 6月になりました。新しい学年になって、もう3ヶ月たちました。
 みなさんは、昨年ノーベル賞を受賞した中山伸也さんを知っていますか。
卒業式でもお話ししたので、知っている人も多いと思います。

 ノーベル賞は、アルフレッド-ノーベルという人がつくった賞です。
ノーベルは、150年前、ヨーロッパのスウェーデンで活躍した科学者で、ダイナマイトを発明した人です。150年ぐらい前、ノーベルの発明したダイナマイトは、爆発させた力で大きなトンネルをほったり、鉱山で鉱石や石炭をほったりするのにつかわれました。でも、悲しいことがおこりました。人々を幸せにするために発明されたダイナマイトが、不幸なことに使われてしまったのです。戦争です。
人々を幸せにしようと発明したダイナマイトが、人々を不幸にしてしまいました。なやんだノーベルは、世のため人のために役立つ研究をした人に、ダイナマイトで得たお金を賞金としてあげることにきめました。ノーベル賞は、経済学、医学-生理学、化学、物理学などの分野で、人々が幸せになるために役だった人に与えられる賞です。
 日本では、これまで19人の人たちが受賞して、世界の人たちの幸せに役立っています。このことは、自慢していいことですが、みなさんも友だちのためだけでなく、世のため人のためになれるように、がんばってほしいと思います。

 ところで、山中伸也さんですが、研究をしていていやになってしまうこともあったそうです。そんなときには、「やるかやらないかを決める時、やらないで後悔するより、やって後悔しよう」と思ったそうです。この言葉に励まされて研究を続け、ノーベル賞を受賞しました。
 みなさんも家で勉強するとき、自分の心に聞いてください。漢字の練習をしたり、計算の練習をしたり、学校で習ったことをもう1度「やったほうがいいのか、やらなくてもいいのか」を。
自分の心に聞くと「毎日少しずつ、やり続ける方がいいよ」という人がほとんどだと思います。大きくなったときに、「あのときやっておけばよかったなあ」と思うときがきっとあります。
 毎日10分勉強すると、1週間で70分、1時間10分も勉強できることになります。あとで、大きな違いになります。
校長先生だって、今でもがんばっています。何歳になっても、できるようになろうとがんばることは、大切なことです。

 今日は、ノーベル賞のお話と「やるかやらないかを決める時、やらないで後悔するより、やって後悔しよう」「毎日少しずつ、やり続けることが大切です」というお話をしました。がんばりましょう。


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生徒指導 お話

 おはようございます。
 今日は、「いじめをなくそう」というお話です。
このポスターを見たことがありますか。学校の玄関にはってあります。
毎月、いじめのアンケートをしていますが、まだまだいじめられたという報告があります。
 いじめは、「絶対やめよう」「あっては、いけない」。今、群馬県全体で取り組んでいます。
どんなに小さないじめもあってはなりません。

 4月、校長先生から、いじめ根絶宣言のお話がありました。
いじめというのは、どんなことだったでしょうか。

・なかまはずれにする
・むしする
・かげでわる口をいう
・からかったりいやなことをいったりする
・わざとぶつかる
・たたいたりけったりする
・人のものをとったりかくしたりする など

 これらは、ぜんぶいじめです。こういうことをみなさんがしなければ、いじめは、なくなります。
 この学校ではありませんが、とても深刻ないじめもあります。いじめが原因で、学校にこられなくなる、命にかかわる、ようなこともあります。

 いじめには、「いじめる人」と「いじめられる人」がいます。が、それだけではなく、ほかにもわるいい人がいます。それは、いじめを見て「はやしたてる人」です。いじめている人を「やれ、やれ」とか「そうだ、そうだ」といって、応援する人です。それだけでなくそれを見て、自分もいじめられるかもしれないからといって「見て見ぬふりをする人」もいます。「いじめられる人」一人とその周りに「いじめる人」「はやしたてる人」「見て見ぬふりをする人」がたくさん。いやになってしまうよね。

 もし、いじめられたら、近くにいる大人、先生に相談してください。がまんしないで、かならず、相談してください。そして、いじめられている人がいたら、勇気を出して、いじめられている人の側に立って、先生や大人に相談してください。見て見ぬふりをしないでください。先生や大人は、いじめが大変なことにならないうちに、絶対に解決してくれますから。

 校長先生と朝礼の時に約束したことをちゃんと覚えていますか。

・相手の立場に立って考える。相手のことを考えて、心をきずつけてはいけないということ。
・友だちに対して優しい言葉をかけましょう。言いかたを考えながらやさしい言葉かけをしてください。

みなさんが協力して、いじめを箕郷東小からなくしましょう。
いじめのない学校をつくっていきましょう。

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「あいさつ」で、気持ちのいい学校を

 おはようございます。

 今日の朝礼の始まる前のようすを見ていました。
そうしたら、
・時間を守って整列することができました。
・校歌を、背骨を伸ばしてよい姿勢で歌っていました。
・指揮者の方をしっかり見て、大きな声で歌っていました。
さすがに、箕郷東小の子どもだな、やればできるんだなと思いました。

 何日か前とても、残念な電話が、学校にありました。
その電話というのは、ある子どもさんの家庭からで、「家の子どもは、お友だちにわる口をいわれて、悲しんでいる。」というものでした。
それを聞いて、校長先生はとっても悲しく思いました。
4月に、「いじめ根絶宣言」をしましたね。でも、守れないでいる人が、まだ何人かいるんです。
 教室に行って、校長先生がお話したクラスもありますね。
自分で「こういうことをしてしまいました。」と、校長先生のところに言いにきてくれた子もいました。自分のわるいところがわかって、それを直そうとすることは、とても立派なことだと思います。
でも、絶対に人の心を傷つけてはいけません。

 さて、校長先生は、2年前からみなさんと約束していますね。
「気持ちよく、あいさつをしましょう」です。
校長先生が毎日クラスをまわっていると、たくさんの子が「おはようございます」と元気にあいさつしてくれます。でも、廊下や外であうと1/3くらいの人が、だまって下を向いたりしています。

 「あいさつ」というのは、やりなさいといわれてするものではありませんが、今日は、「あいさつの合言葉」を教えたいと思います。
合言葉は、「おはよう。あさごはん」といいます。これがあいさつの大元だと思います。
「おはよう」は、朝のあいさつですよね。
「あさごはん」の、
「あ」は、「ありがとう」という感謝の心を伝える言葉
「さ」は、「さようなら」明日も元気にがんばろうねという別れるときの言葉
「ご」は、「ごめんなさい」という心のこもった謝りの言葉
「は」は、「〜くん」「〜さん」と呼ばれたときに「はい」という返事です。
先生に指名されたときに「はい、〜です。」と元気にいえるクラスと、まだあまりできないクラスがあります。「はい」という返事は、「(ここに、わたしは、)います!」という大切な意味があります。
最後の「ん」は、「おはよう」はお昼になると、「こんにちは」にかわりますよね。
 この、「おはよう。あさごはん」が、だれでもいえるようがんばりましょう。
あいさつが自然にできる学校は、とても気持ちのよい学校です。

 「あいさつのしかた」についても合言葉があります。あいさつは、「あいさつ」でやればいいんです。
「あいさつ」の、
「あ」は、相手の顔を見て、
「い」は、いつでも、
今日は気分がいいからやる、気分がよくないからやらないというのではなく、いつでもするんです。
「さ」は、自分から さきに、
相手があいさつしてくれるのを待っているのではなくて、自分からやるんです。
「つ」は、つづけてやる。
今日いわれたから、今日と明日だけでなく、大人になってもずーとやるんです。

 あいさつをきちんとすると、心と心が通い合って、とても気持ちよく、安心して学校にこられます。
今日は、あいさつの大切さをみなさんに、お話しました。
気持ちのよい学校、そして安心して学べる学校になるよう、よろしくお願いします。

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朝礼講話「いじめ根絶宣言」について


 先週の金曜日にこの学校を去られた先生方が、ご挨拶にきましたが、「東小の子どもたちは、心があたたかいですね。」といっていましたが、本当にそうだと校長先生も思っています。
また、ある先生が今度いった学校も「トイレのサンダルがそろっていて、いい学校だなあと思いました。」と言っていました。トイレのサンダルを見ると、その学校がどんな学校なのかわかるんですね。皆さんもサンダルそろえを、がんばってほしいと思います。
去られた先生方が、帰るときに「がんばってください。といっていました、と皆さんに伝えてください。」と言っていました。
 今年度は、2クラスふえて、並び方も変わりました。脳細胞によーく言い聞かせて覚えてくださいね、いい頭をもっているのですから。

 今日は、大事な、大事な、大事なお話をします。「大事な」と3回言いました。ということは、とっても大事なお話です。
箕郷東小学校は、楽しい学校ですね。楽しいというのは、気持ちよく、安心して勉強したり、遊んだりすることができることです。では、気持ちよく、安心して過ごすにはどうしたらよいのかというと、一番大事なことは、「いじめは、絶対しない。」ということです。

 「いじめ」は人間として、とってもひきょうなこと、すごーくはずかしいこと、絶対やってはいけないことです。
では、どんなことが「いじめ」になるのでしょうか。

 ・なかまはずれにすること
 ・むしをすること
 ・かげで、わるぐちをいうこと
 ・からかう、いやなことをいうこと
 ・おどすこと
 ・わざとぶつかること
 ・たたいたりけったりすること
 ・友だちのものをとったり、かくしたりすること など
 
 今言ったものは、全部「いじめ」です。

 もしかすると、やってしまったことがあるかもしれませんが、今日から、今から、絶対やらないでほしいと思います。いじめられたときの気持ちは、「うーんといやな気持ちになった」「悪いことをしたのかなって不安になった」「なきたくなった」「かなしくなった」「どうして自分がやられたのか、くやしかった」ということです。

 皆さんの命は世界でたった1つです。
お父さん、お母さんにとって一番大事なものは、皆さんひとりひとりです。学校は、そんな大事なひとりひとりが集まっています。大切な命を、守らなければなりません。だから、「自分の命を自分で大切にする」「自分の命だけでなく、ほかの人の命も大切にする」ことがとても重要なのです。
 いじめをされていると感じたり、いじめをしているのを見たり、したときには、「いじめをやめようよ」と声に出しましょう。一人、二人、三人とふえていくと大きな力になります。よい心がもてると悪い心に勝つことができます。いじめがなくなります。

 いじめをなくすために、2つ校長先生と約束してください。
・ひとつめは、「相手の立場に立って考える」ということです。
 自分だったらどうだろう?と考えてみること。今座っているけれども、後ろからつつか れたらどうだろう。やっている人は気持ちいいかもしれないけど、やられた人はいやな 気持ちがするよね。相手がいやだと思うことはしないということです。
・ふたつめは、「友だちに、やさしい言葉をかける」ことです。
 何かあったときに「どうしたの」「だいじょうぶ」って思いやりの言葉をかけること  が、友だちを大切にするということです。

 今日皆さんのもってきたプリントには、「いじめ根絶宣言」と書いてあります。難しい言葉ですが「いじめ根絶宣言」というのは、「いじめは絶対しませんという約束」です。
 ・いじめをしない  ・いじめをさせない  ・いじめをゆるさない 
という勇気をもってください。もし、いじめられたなと思ったら、担任の先生、お母さん、お父さんに、言ってください。皆さんを助けますから。先生たちは必ず、皆さんを守ってくれます。

 「わたしは、こうします」を校長先生の後について、一緒に読んでみましょう。
・わたしは、いじめや暴力をしません。
・わたしは、いじめをゆるしません。
・わたしは、友だちを大切にします。
「わたしは、こうします。」って宣言しました。約束しましたよ。

 皆さんの教室にも「いじめ根絶宣言」のポスターが貼られていますよね。このポスターをつかって、担任の先生が、この1年間お話しされることがあると思います。
友だちを大切にする、いじめをしない、ことが安心して学校生活をおくるうえで一番大切なことです。絶対守ってくれると、校長先生は皆さんを信じています。約束しましたよ。
約束を守って、楽しく仲よく、生活しましょう。

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平成25年度 始業式


 8日、子どもたちは、みんな一つずつ学年が上がり、ちょっとお兄さんお姉さんの顔で登校してきました。
新しいクラスの発表を「いっしょになれてよかったね。」「違うクラスになっちゃったけど、がんばってね。」といいながら、見ていました。
新しい担任の先生、新しいクラスの仲間と一緒に、仲のよいクラスをつくって、どのクラスも勉強や遊び、運動にがんばってほしいと思います。

【校長先生の始業式の言葉】

 進級おめでとうございます。
今度どんな先生に教えてもらえるのか、心配しているかもしれませんね。
でも、新しい学年になっても「がんばろう」という気持ちで、やってほしいと思います。
一生懸命やっているときには、わるい心が顔だすことはありませんが、油断していると、わるい心が勝ってしまうようなこともあります。

 1年生は2年生に、2年生は3年生に、3年生は4年生に、4年生は5年生に、5年生は最高学年の6年生になりました。進級おめでとうございます。25年度の出発にあたって、3つお話をします。

 一つめは、お友だちと仲よくしましょうということです。
あたたかい思いやりの心を大切にしてほしいと思います。
人にされていやなことは、人にしない。人に言われていやなことは、人に言わない。ということです。それができると、楽しい学校生活がおくれるのではないでしょうか。
新しくきた先生方からも「あいさつがよくできますね。」とほめられましたが、これも相手の心を大切にすることのひとつだと思います。また、トイレのサンダルそろえも次に使う人への思いやりの心の現われです。今年度もちゃんとできるようにしましょう。
 二つめは、「勉強をがんばってほしい」ということです。
勉強は、毎日がんばってつづけることが大切です。漢字の練習や計算の練習でも、毎日毎日やっていると力がついてきます。そうして、「できた。」「やった。」という気持ちを大切にしてほしいと思います。
それから、話している人の顔を見て、最後までだまって聞くことがとても大切になります。
 三つめは、「運動や遊びをたくさんしましょう」ということです。
運動や遊びをとおして体力つけることは、勉強と同じくらい大事なことです。学校での遊びには約束があります。約束を守らないとけがをしてしまうこともあります。みなさんは、廊下を走らないようになってけがをする人がぐっと減りました。約束を守って、運動や遊びをたくさんして体をきたえてください。そして、自分の命を守ってください。

 今日は、これから入学式があります。
新しく入る1年生は、学校のことが何もわかりません。みなさんのあたたかい心、思いやりの心で、助けてあげてください。

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