2月22日(月)今日の肉丼には高野豆腐が入っています。高野豆腐は、昔は冬の寒い時期に豆腐を外に並べ、凍らせて作っていましたが、今では工場で急速冷凍させて作ることができるようになりました。高野豆腐は水分をよく吸うので、料理に入れると調味料を含み、味がしみておいしく仕上がります。カルシウムや食物センイが多いのも特徴です。 2月19日(金)今日のサラダは、コールスローサラダです。コールスローサラダの歴史はとっても長く、古代ローマの時代から食べられていたのではないかと考えられています。「コールスロー」という名前はオランダ語の「キャベツサラダ」を意味する言葉からきているといわれています。細かく切ったキャベツににんじんや果物などが入っているものが多く、マヨネーズを使ったドレッシングで和えたものも多くあります。今日の給食では、マヨネーズの入っていないドレッシングでさっぱりと仕上げました。 2月18日(木)果物(清見オレンジ) 今日の果物は「清見オレンジ」です。清見オレンジは、日本生まれのみかんと、外国生まれのオレンジをかけあわせてできた品種です。オレンジの甘さと香りに、みかんのやわらかい食感と程よい酸味が合わさった味です。冬の時期は、スーパーなどでも色々な柑橘類が出回っています。給食でも12月ごろから、みかんやポンカン、八朔、いよかんなど、色々な種類の柑橘類を出しています。来月の給食でも旬の果物を出していく予定です。 2月17日(水)野菜のごまマヨネーズ和え 今日の蒸しパンはにんじん蒸しパンです。「国分にんじん」という、高崎市の旧群馬町、国府地域で作られているにんじんを、ミキサーでペースト状にし、生地にまぜて作りました。国分にんじんは、長さが普通のにんじんの3~4倍はある細長いにんじんで、昔はよく作られていたそうですが、今では国府地域の限られた場所でしか手に入らない、とても貴重なにんじんです。にんじんの臭みはほとんどなく、ほのかな甘みがある蒸しパンに仕上がったので、にんじんが苦手な人にも食べやすいと思います。 2月16日(火)今日のサラダは、大豆とじゃこのサラダです。大豆を使った料理と言うと煮物などのイメージが強いですが、今日は水煮にしてやわらかくした大豆をサラダに入れました。大豆とじゃこの歯ごたえがあり、よく噛んで食べてほしいメニューです。カレーはあまり噛まずに食べてしまう人が多いと思いますが、大豆とじゃこのサラダを組み合わせることで、よく噛んで食べる食事にしています。大豆とじゃこはどちらもカルシウムを多く含む食品なので、栄養面でも歯の健康によいメニューです。 2月15日(月)果物(いよかん) 今日の果物はいよかんです。いよかんは、山口県で偶然発見された種類ですが、今では愛媛県での生産が8割を占めているそうです。外側の皮はむきやすいですが、白い薄皮は少しかたいので、薄皮をむいて食べます。みずみずしい食感と甘さが特徴の、今が旬の果物です。 2月12日(金)今日は城下町ランチの新メニュー、梅としらすのパスタです。梅は、高崎の榛名地域でとれた梅を梅干にしてきざんだものを使っています。梅のさっぱりとした風味が感じられます。他にも、小魚、のり、ごまなどの食材をたっぷり使っているので、日頃の食事で不足しがちな食品をとることができ、香りのよい和風のスパゲッティです。 2月10日(水)ミックスじゃこサラダ 今日はこめっこぱんを揚げパンにしました。揚げたパンに、きな粉と砂糖を混ぜ合わせた粉をまぶしました。きな粉は大豆からできている食べ物です。大豆を炒って皮をむき、細かくくだいて粉にしたものがきな粉です。見た目が黄色いので、「黄粉」という名前がついています。粉にすることで消化がよくなり、大豆の栄養をすばやくとることができるので、スポーツ選手は牛乳などにきな粉をとかして、運動の合間に飲んだりすることもあるそうです。大豆の料理は苦手という人も、きな粉なら食べやすく、手軽に大豆の栄養をとることができますね。 2月9日(火)今日の鮭のごまみそ焼きは、すったごまと、みそ、さとう、みりんを混ぜ合わせて、鮭に下味をつけて焼いています。ごまをすることで香りがよくなり、焼いたときの香ばしさも増して、おいしさを引き立ててくれます。 切干大根のピリから和えは、ドレッシングにトウバンジャンを入れて、ピリッとした辛さを加えました。切干大根は食物センイやビタミンが豊富で、シャキシャキした食感があり、よく噛んで食べることで歯とあごの健康にもよい食べ物です。 2月8日(月)今日の給食も、大豆製品を使った献立です。かきたま汁には豆腐が入っています。豆腐を作るには、まず大豆を水につけてやわらかくし、ミキサーで滑らかになるまですりつぶします。すりつぶした液を火にかけて温めたあと、布でこします。こした液に「にがり」を入れて、熟成させ、水分を切ると、豆腐のできあがりです。この豆腐を油で揚げたものが、油揚げです。こぎつねごはんには、味がよくしみた油揚げがたっぷり入っています。 2月5日(金)今日は大豆を使ったポークビーンズです。 大豆は昔から日本でも食べられていて、約2000年前の弥生時代に中国から伝わってきたと言われています。その頃は、大豆は特別な食べ物として、一般的にはあまり食べられていなかったそうです。多くの人が食べるようになったのは、鎌倉時代頃からと言われています。そのため、日本では大豆や大豆製品を使った和食がたくさんありますが、今日のような洋風のメニューにも大豆はよく合います。洋風の料理は脂肪が多くなりがちですが、大豆は脂肪分やコレステロールが少ないので、体に優しい食べ物です。 2月4日(木)果物(いちご) 今月の給食目標は、「大豆について知ろう」です。豆まきをする節分に関連して、大豆のはたらきを知ってもらうために、今月は大豆や大豆製品を使った献立をたくさん取り入れました。大豆には良質のたんぱく質をはじめ、食物センイやカルシウムなど、体によい栄養がバランスよく含まれています。 今日の厚揚げも、大豆から作られている食べ物です。厚揚げは、大豆製品である豆腐を油で揚げて作りますが、中が生のままなので「生揚げ」とも呼ばれています。 果物は、群馬県でとれた「やよいひめ」という種類のいちごです。 2月3日(水)2月3日は節分です。節分は季節の分かれ目の意味で、元々は春だけでなく、夏・秋・冬のそれぞれに節分の日がありました。しかし、昔は冬から春になる時期が1年の境で、今の大晦日と同じように考えられていたため、立春の前日が節分として今でも残っています。 節分の日には鬼が苦手ないわしを柊の枝にさして戸口に飾ったり、豆まきをして鬼を追い払う風習は有名ですね。今日の給食では、いわしを揚げて薬味ソースをかけたメニューと、福豆をつけました。 2月2日(火)今日は大豆入りミートスパゲッティです。煮てやわらかくした大豆をみじん切りにし、ミートソースに入れています。みじん切りにするとひき肉と混ざり、お肉のように見えますね。大豆の甘さが出てまろやかな味になる上に、食物センイやカルシウムなどお肉にはない栄養もとることができます。 2月1日(月)今日の果物はポンカンです。見た目はみかんに似ていますが、みかんよりも丸い形をしています。ポンカンはもともとインドが原産の果物で、明治時代に鹿児島に伝わってきたのだそうです。みかんよりも果汁は少なめですが、甘みがつまっていて、今が旬のおいしい果物です。 12月25日(金)果物(オレンジ) 今日で2学期の給食は最後、明日から冬休みです。冬休み中は、おせち料理を食べたり、外食をしたりと、いつもと違った特別な食事をする機会も多いと思います。食べ過ぎに気をつけ、3食バランスよく規則正しい食事をすることを心がけてほしいと思います。また、カゼやインフルエンザ、ノロウイルスなどが流行する時期でもあります。手洗い・うがいをしっかりとして、元気で過ごしましょう。 12月24日(木) クリスマス献立ケーキセレクト(ストロベリー・チョコ) 今日はクリスマスイヴです。世界では、国によって色々なクリスマス料理やお菓子を作り、お祝いしています。アメリカでは七面鳥を焼いて食べます。日本では七面鳥はあまり手に入らないため、その代わりに鶏肉を焼いたり、揚げたりした料理がよく食べられています。フランスでは、「ラパンのグリル」という料理を食べます。ラパンとは、うさぎのことです。日本ではあまりなじみがないですね。クリスマスのお菓子は、ドイツの「シュトーレン」というパンのようなお菓子や、フランスの「ブッシュドノエル」という切り株の形をしたロールケーキなどが有名です。給食でもクリスマス気分を味わってもらえるように、今日はクリスマスケーキのセレクトにしました。ストロベリーとチョコのケーキのセレクトで、全校ではチョコが人気でした。 12月22日(火) 城下町ランチ今日は城下町ランチのメニュー、ねぎとホタテのクリーム煮です。高崎産のねぎをたっぷり使っています。味付けに、ねぎとの相性もよいみそを少し入れているので、まろやかな味に仕上がっています。 そして今日は冬至です。冬至は、太陽の位置が1年で一番低く、昼間の時間が1年で一番短い日です。冬至にはかぼちゃを食べて、ゆずを入れたお風呂に入ると、風邪をひかずに元気ですごせると言われています。かぼちゃは夏が旬の野菜ですが、長い間保存しておくことができるので、冬の栄養源として昔から冬至の日に食べられてきました。かぼちゃに含まれるビタミンAは、風邪予防に効果があります。給食では、かぼちゃを使った洋風のサラダにしてみました。 12月21日(月)きょうはそぼろきんぴら丼です。きんぴら風の具をごはんにかけて食べます。 ごぼうは約80%が水分で、ビタミンなどはあまり含まれていませんが、そのかわりに食物センイがとてもたくさん含まれています。食物センイはおなかの中にある余分なものをからめとって、体の外へ出してくれるので、便秘の予防に効果があります。それだけでなく、ガンのもとになる体に悪いものも、一緒に体の外へ出してくれるといわれています。シャキシャキした歯ごたえは、歯とあごの健康にも効果があります。 12月18日(金)ミネストローネ 今日はパンにフライやサラダをはさんで食べるメニューです。今日のような手で直接パンなどの食べ物を持って食べるメニューのときには、食事の前の手洗いがとても大切です。冬場にはカゼやインフルエンザ、ノロウイルスなど、色々な病気が流行します。手に菌やウイルスがついたまま食事をすると、食べ物を通して体の中に入ってしまい、感染してしまいます。特にノロウイルスは、ほんの少しのウイルスが入っただけでも感染してしまうこわい病気なので、予防のためには手洗いがとても重要です。給食室でも、給食ができるまでの間に何度も手洗いをしています。また、出来上がった料理を配食するときにはビニール手袋をして、直接触らないようにしています。食べる前にはしっかりと手洗いをして、きれいな状態で食事をしましょう。 |