9月12日(火)給食では、毎日牛乳をつけています。牛乳などの乳製品や骨まで食べることのできる小魚にはカルシウムが多く含まれています。ミックスじゃこサラダには、チーズやじゃこが入っており、サラダからもカルシウムが摂取できるようになっています。太陽の日に浴びると体内でビタミンDが作られます。カルシウムはビタミンDとの相性がとても良く、カルシウムの吸収率を高めてくれます。これからも積極的にカルシウムを摂取し、外で遊んで骨を強くしてほしいです。 9月11日(月)今回の果物には、巨峰をつけました。巨峰は、8月下旬から9月ごろが旬の果物で、長野県や山梨県でたくさん作られています。巨峰にはポリフェノールという成分が含まれています。ポリフェノールとは、果物の色素や、苦味や渋み成分のことを指します。外敵や紫外線などから身を守るために合成された化合物のことで、強い抗酸化作用があります。この、病気の元の活性酸素を除去する働きがあるので、癌・心臓病予防や循環器系の病気、老化防止にも効果があります。糖分も多いので、食べ過ぎには注意が必要ですが、旬でおいしい時期に食べてみてください。 9月8日(金)鯖は、背中の部分が青く光っている魚です。鯖や鰺などの背中の青い魚は「青背魚(あおせざかな)」と呼ばれ、青背魚には頭の働きを良くするDHAや、血液をサラサラにしてくれるIPAが豊富に含まれています。鯖は比較的臭いが強いですが、味噌煮は鯖の臭みが気にならずに食べやすいメニューです。また、和え物は食材を和える前に油揚げを焼いたり白ごまを炒ったりしています。油揚げを焼くことでカリカリになり、胡麻を炒ることで香りが立ちます。食感や香りを楽しめるようになっています。 9月7日(木)2学期が始まって1週間が経ちました。気温の高い日や蒸し暑い日が続いていますが、そんな日に冷たい麺やフルーツは食べやすかったのではないしょうか。9月は食中毒が起こりやすい時期といわれており、菌が増えやすい環境になります。毎日給食の前にはしっかりと手洗いをして、食中毒を防いでいってもらいたいです。特に今日のようなパンの日や、昨日のように果物の皮を手でむいて食べる日などには、意識して手洗いをしてほしいと思います。 9月6日(水)薩摩汁は鹿児島県を代表する郷土料理です。“さつま”とはさつま鶏という鶏肉を使うことに由来している、と江戸時代から伝えられています。本来は、鶏の骨付きぶつ切り肉をみそ味の濃厚な汁で味わうのが特徴です。給食では、皆さんにより多くの食材を摂ってもらえるように食べやすい大きさに切っています。よく噛んで残さず食べましょう。 また、昨日の給食は残食が少なく、皆さんとてもよく食べてくれました。その調子でこれからも食べていってもらいたいです。 9月5日(火)揚げパンはひとつひとつパンを揚げ、丁寧に味をつけています。味を変えてみたり、パンの種類を変えてみたりとさまざまなバリエーションで提供しています。また、ツナサラダはツナやコーンが入ることで野菜が嫌いな人でもおいしく食べられるようになっています。給食で人気の揚げパンでだったことあり、今日の残食はとても少なかったです。これからも好き嫌いをせず、たくさん食べてほしいです。 9月4日(月)今が旬の夏野菜の茄子は体を冷やし、梨は水分を多く含んでいるので、夏バテに効果があります。梨は今回、“幸水”という梨をつけました。幸水は他の種類の梨の中でも酸味か少なく、甘いのが特徴です。給食では、その時期の旬でおいしく栄養価が高い食材をを多く使います。同じ梨でも、次の献立では違う種の梨を出す予定です。味の違いや、その時期の食材のおいしさを味わってもらいたいです。 9月1日(金)今日から2学期が始まりました。 夏休みでの生活リズムが乱れていたり、まだまだ暑い日が続いていたりと食欲が出ない場合でも、カレーは食欲をそそります。野菜と手作りドレッシングを和えてさっぱりとしたトマトサラダとの相性は抜群です。給食をたくさん食べて、2学期も頑張りましょう。 7月5日(水)今日は豚肉と大豆たっぷりのポークビーンズです。ポークは豚肉のこと、ビーンズは豆のことを意味しています。どちらも赤の仲間の食べ物で、体をつくる元になる働きをしてくれます。ポークビーンズはアメリカの家庭料理として食べられている料理です。豚肉の代わりにベーコンを、大豆の代わりに白いんげん豆を使うことが多いそうです。さっぱりとしたトマト味で、夏にも食べやすいメニューです。水煮のやわらかくなっている大豆を使えば、手軽につくることができるので、ご家庭でもぜひ作ってみてください。 7月4日(火)昨日は暑さのせいか、ごはんの残りが多かったです。今日も蒸し暑い日になりましたが、午後の活動のエネルギー補給のために、ごはんもしっかりと食べてほしいと思います。今日はごま塩ごはんです。ごまには食物センイやカルシウム、鉄分など、たくさんの栄養が含まれています。日本では昔から和食にごまを使った料理が多く、たくさん食べられてきましたが、現代の食生活では不足しがちな食べ物のひとつになっています。ごまをおいしく、少しでもたくさん食べられるように、給食では色々な料理に入れています。 7月3日(月)今日から7月の給食が始まりました。7月の給食目標は「夏野菜を食べよう」です。夏野菜は太陽の光をたくさん浴びて育っているので、甘さがあり、ビタミンなどの栄養もたっぷりです。また、夏野菜には水分をたくさん含んでいるものが多いので、暑い時に体を冷やしてくれる効果があります。今日は早速、夏野菜のミニトマトをつけました。主菜の「鶏肉と夏野菜の揚げ煮」は城下町ランチのメニューで、ゴーヤ、かぼちゃ、なす、ピーマンの4種類の夏野菜を使っています。 6月30日(金)今日の主菜は、人気メニューの鶏肉のアーモンドがらめです。から揚げのように粉をつけて揚げた鶏肉に、しょうゆ、みりん、砂糖で作ったたれとアーモンドをまぶしています。細かくきざまれたアーモンドは歯ごたえがあり、普通のから揚げとは一味違った食感になります。今月はカムカムウィークに始まり、よく噛んで食べてほしい食材や良く噛むとどんないいことがあるかをお話してきました。これからも、噛むことを忘れずに意識して続けていってほしいと思います。 6月29日(木)ソース焼きそば チンゲンサイの卵スープ 今日は梅ジャムとブルーベリージャムのセレクト給食にしました。どちらも地元の梅とブルーベリーを使って、砂糖以外のよぶんな添加物を使わずに作られた新鮮なジャムです。群馬県は梅の生産量が和歌山県の次に多く全国第2位で、ブルーベリーの生産量も長野県に次いで第2位です。その群馬県内でも特に生産量の多い高崎市の榛名町の梅と、箕郷町のブルーベリーを使っています。どちらも今くらいの時期が旬なので、ぜひ味わってほしいと思い、セレクト給食にしました。 6月28日(水)今日は和食の献立です。和食の時には昔から置き方が決まっていて、ごはんを手前の左側に、汁物を手前の右側に、おかずの乗ったお皿を中央の奥に置きます。ごはんを左側に置くのはおわんを持ちやすいためという理由と、日本では昔から大切なものを左側に置くという習慣があったことから決まっていたそうです。日本の食文化のひとつとして、意識して守っていきたいですね。給食では盛り付け表やサンプルケースで、正しい置き方を示しています。 6月27日(火)今日のチリコンカンには豚ひき肉を使っていますが、豚肉には暑さに負けない体をつくるのを助けてくれる、ビタミンB1という栄養素がたくさん含まれています。ビタミンB1は、体を動かすときに必要な糖質をエネルギーに変える働きを助けてくれるので、暑いときでも元気に体を動かすことができます。豚肉パワーで暑さに負けずにがんばりましょう。でも、ひとつの効果にこだわってその食べ物だけを食べてしまうと、バランスが偏ってしまいます。色々な食品を組み合わせて食べることで、栄養素の効果はよりアップします。お肉だけでなく、野菜やそのほかの食品も残さず食べることが大切です。 6月26日(月)今日はマーボー豆腐です。トウバンジャンを入れて、ピリっとした辛さがあるので、今日のような暑い日にも食欲をわかせてくれるメニューです。今日は普通の麻婆豆腐ですが、これから夏野菜のナスがたくさんとれるようになるので、来月はマーボーナスを出す予定です。ナスが苦手という人もいると思いますが、麻婆豆腐の味付けで食べやすく作るので、ぜひナス嫌いを克服してほしいと思います。 6月23日(金)毎日蒸し暑い日が続いていますね。暑い時には汗をたくさんかくので、体の中の「ミネラル」も汗と一緒に体の外へ出てしまいます。ミネラルが奪われてしまうと、体の調子が悪くなり、熱中症が起こってしまいます。今日のひじきサラダは、汗をかいて体の外へ出てしまうミネラルを補うことができるメニューです。ひじきには、カルシウムやカリウムなどのミネラルがたくさん含まれています。ドレッシングにはしょうゆを使っているので、汗と一緒に奪われてしまう塩分も補うことができます。ひじきを食べてミネラル補給しましょう。 6月21日(水)今日はそぼろきんぴら丼です。ひき肉のそぼろと野菜をきんぴらのように味付けした具を、ごはんにかけて食べます。ごぼうのシャキシャキとした歯ごたえがあるので、よくかんで食べてほしいメニューです。毎日の給食の残りを見ていると、ごぼうなどの噛み応えのある野菜が入った具沢山の汁物は残りがとても目立ちます。よく噛むことに慣れていないと食べにくく残してしまうのではないかと思うので、給食を通してよく噛むことに慣れていってほしいと思います。 6月19日(月)果物(オレンジ) 今月6月は「食育月間」といって、食に関することに興味をもったり、食べ物について知ったりしてもらう1ヶ月です。「食育」というと難しいことのように聞こえますが、毎日の食事を見直すだけでも立派な食育です。カムカムメニューを今月たくさん入れたのも、食育のひとつです。毎日の食事で、しっかり噛んで食べられたか、好き嫌いせずに食べられたか、マナーはよかったか、など、考えながら過ごしてみてください。 そして、毎月19日は「食育の日」です。群馬県では食育の日を「家族でいただきますの日」として、家族みんながそろって食事をしましょう、と勧めています。家族と一緒に食事をすることで、食べることの楽しさが感じられたり、自分の食べ方やマナーを見直したりするいい機会になります。今日は19日なので、ぜひ家族みんなで食事をしてみてください。 6月16日(金)今日は「ひみこのはがいーぜ」の「い」と「ぜ」の紹介です。「い」は「胃の働きを助ける」です。よく噛むと、だ液が食べ物を消化し、胃の働きを助けることができます。「ぜ」は「全力投球」です。全力で勉強や運動をするためには、丈夫な歯と噛む力が必要です。スポーツ選手は試合などの大事な場面で歯を食いしばれないと力が出せないので、歯を大事にしている選手が多いそうです。「ひみこのはがいーぜ」すべて覚えられましたか?よく噛むことで、肥満防止、味覚の発達、言葉の発音はっきり、脳の発達、歯の病気予防、ガンの予防、胃の働きを助ける、全力投球、の8つの良いことがあります。これからも、よく噛むことを意識して食べてほしいと思います。 |