6月14日の給食チーズは牛乳から水分をのぞいてかためたものでカルシウム豊富な食品です。チーズは、紀元前2000年頃、アラビアの砂漠を旅する商人が、羊の胃袋で作った袋に、ヤギの乳を入れていました。羊の乳を飲もうとしたら、白い塊になっていました。これがチーズです。チーズは、牛乳を10倍に濃くして固めたものです。特に骨をつくるカルシウムや筋肉をつくるタンパク質、脂肪、ビタミンがあり、すこしの量でも、たいへん栄養価があり、保存性にすぐれています。そして、みなさんのような成長期の子どもたちにはとてもよい食品です。今日はブレインサラダに入っています。 これで給食一口メモを終わります。 6月12日の給食ピーマンは、本来辛味のあるとうがらし、辛とうがらしの一種ですが、辛味のない大型のとうがらしがピーマンと呼ばれています。昔のピーマンは、今のものよりも大きめで皮も厚く青臭い独特な香りが強く少し食べづらいものでした。現在は品種改良により中型の薄い皮で香りが少ないタイプが主流となりました。ピーマンは栄養豊富な野菜です。とくにビタミンCを多く含み、実にレモンの2倍、トマトの5倍もあります。さらに熱を加えても栄養価が損なわれることが少ないので、どのような調理法でも栄養バランス良く食べられる野菜といえます。今日のキーマカレーにはいっています。 これで給食一口メモを終わります。 6月8日の給食6月4日から10日は「歯と口の健康週間」です。健康に過ごすためには、いろいろな食べ物をよく噛んで食べることが、とても大切です。よく噛むことによって、唾液がたくさん出ます。そうすると、食べ物の味がよくわかったり、虫歯予防になったり、消化・吸収を助けたりします。また、しっかりかむと顔の筋肉がよく動いて、顔の表面温度が上昇します。特に口の周りや耳の部分の血流がよくなって、温度が高くなるようです。ほかにも、食べ過ぎを防ぎ、肥満予防にもつながります。良く噛むためには、食べ物を口に入れたら、箸をおいてかむことに集中する、噛みごたえのあるものを食べる、食事中に食べ物を水分で流し込まないようにすることを心がけましょう。 これで給食一口メモを終わります。 6月7日の給食日本で昔からよく食べられている魚の一つにアジがあります。一般的に「マアジ」のことをさしますが、「ムロアジ」「シマアジ」「メアジ」など、種類の多い魚です。アジ類は、体の側面中央にある「セイゴ」と呼ばれるトゲ状の硬いウロコが特徴で、包丁で取り除いてから調理します。「アジ」の名は「味」が良いことからついたという説もあり、新鮮なものは刺身やたたきにするとおいしく、煮付け、塩焼き、唐揚げ、フライなど、料理のバリエーションが豊富です。今日のアジはにんにくとしょうゆ、みりんなどで味をつけて焼きました。 これで給食一口メモを終わります。 6月5日の給食先週にひき続き、じょうぶな骨や歯をつくるために、どんなことをするとよいのでしょうか? 4、食べ物はよくかんで食べることです。「かむ」ということによって、歯ぐきを丈夫にします。 5、なるべくむし歯になりやすい食べ物を食べ過ぎないことです。それはどんなものでしょうか? 歯にくっつく甘いもの、ガムやキャラメル、チョコレートやビスケットなどです。また、さとうのたくさん入っているもの、ジュースやケーキなどみんな、みなさんの大好きなものばかりですが、食べた後歯みがきをきちんとみがかないと、むし歯になってしまいますね。 さあ、食べた後はきちんとみがくことを合い言葉にしてみませんか? これで給食一口メモを終わります。 6月2日の給食じょうぶな骨や歯をつくるために、かみごたえのあるメニューや、カルシウムたっぷりのメニューにしています。だれでもむし歯になりたくはありませんよね。それではむし歯にならないようにするためにはどうしたらよいのでしょうか? それは、 1,食べた後、よく歯をみがいて、歯と歯の間に食べ物のカスを残しておかないこと。 2,すききらいをせずになんでも食べること。特に色の濃い野菜、にんじんやピーマンを食べてください。 3,カルシウムのたくさん含まれている食べ物を食べるようにすることです。 カルシウムというのは、みなさんの骨や歯をつくるもので、牛乳やチーズ、しらす干しなどの小魚、こまつなやほうれんそうなど緑色の野菜にも、たくさん含まれています。さあ、きょうはむし歯にならないようにするには、どうしたらよいか、おはなししました。給食のあとはきちんと歯みがきをしましょうね。 これで給食一口メモを終わります。 5月29日の給食「あつあげ」は、とうふを厚めに切って油であげたもので、揚げ豆腐の一種です。あぶらあげとはちがって内部がとうふの状態を保つように揚げるので、なまあげとも呼ばれます。表面のみを油で揚げるので、とうふの食感をのこしたまま香ばしさも加わるため、煮物にしたときの味のしみこみもいいのです。また、ベトナムにも日本の厚揚げとにている揚げ物があります。今日は「あつあげ」をみそしるに入れました。味はいかがでしょうか。 これで給食一口メモを終わります。 5月26日の給食「カラフルごぼうどん」は、あか・きいろ・みどりの色とりどりのピーマンと、ごぼう、ぶたにく、こおりどうふなどをつかったどんぶりものです。ごぼうは、大昔の日本にはなかったそうです。地中海沿岸から西アジアやシベリア・中国などで広く雑草としてはえていますが、不思議なことに食べているのは、日本人だけのようです。中国から薬草として伝えられ、ふるくから宮中料理に使われていたものが、江戸時代には、一般庶民でも食べられるようになり、大切な野菜のひとつになりました。ごぼうには、特有の香りがあって、その香りを生かした料理をします。にんじんとよくあうので「きんぴら」にしたり「かきあげ」にしたりします。今日は、カラフルなピーマンとあわせて、「カラフルごぼうどん」です。 これで給食一口メモを終わります。 5月22日の給食手を洗わずに食事や調理などをすると、手についている菌やウイルスが、口から体内に入り、食中毒などの原因になることがあります。予防のためには、食事や調理の前はもちろん、外から帰ったとき、トイレの後などに、石けんやハンドソープを使い、ていねいに手を洗うことが重要です。きれいに手を洗うためには、まず石けんをよく泡立てて、手のひら、手の甲をよくこすります。指先や爪の間を洗い、指と指を組んで指の間を洗います。指の間や指先、爪は洗い残しが多いので、しっかりと洗います。次に、親指を握りねじるようにして洗ってから、手首を握って回すように洗います。最後に、水で泡をよく洗い流したら、清潔なタオルやハンカチで手を拭きましょう。 これで給食一口メモを終わります。 5月18日の給食ドイツのハンブルグでつくりはじめられたハンバーグですが、日本では、野菜やパン粉などをいれてつくりようになり、日本人の口にあうように、アレンジされました。今では、日本独自の料理になっています。食べやすいし、栄養もあり、消化も良いので、子どもからお年寄りまで人気があります。今日は、丸パンが半分にスライスしてあります。ハンバーグをはさんで食べてもおいしいですよ。チキンあえとミネストローネと一緒にどうぞめしあがれ。 これで給食一口メモを終わります。 5月16日の給食今日のスープに、高崎でとれる「チンゲンサイ」が入っています。チンゲンサイは、今日本で人気のある中国野菜です。日本にある「しゃくし菜」と同じ仲間で、葉の形が「しゃく」によく似ていて、葉は緑色の長めの丸い形をしていて、軸のところは、うすい緑色をしていますが、ゆでるときれいな緑色に変わります。やわらかくあまりくせの無い野菜ですので、炒めたり、茹でて和え物や漬物にしたり、煮込み料理などいろいろな料理に使われます。カロテンや繊維・カルシウム・鉄の多い便利な野菜です。チンゲンサイは、高崎で一年中作られていて、とれる量もたくさんあります。栄養がたっぷりのチンゲンサイをたくさん食べてくださいね。 これで給食一口メモを終わります。 5月12日の給食みなさんは献立表を毎日みていますか? 献立表には「しょくひんのはたらき」がかいてありますね。その日に使った食品を、きいろ・あか・みどりの3つのグループにわけています。食べ物は、ふくまれる栄養によって、からだの中に入ったあとの役割がちがいます。きいろはおもにねつや、ちからになる食品。あかは、おもにちやにく、ほねになる食品。みどりはおもにからだのちょうしをととのえる食品です。この3つのグループの食品をバランス良く食べることが健康につながります。今日の給食も楽しくいただきましょう。 これで給食一口メモを終わります。 5月11日の給食「トマトが赤くなると、医者が青くなる」ということわざがあるほど、トマトは栄養豊富です。リコピンという赤い栄養素が、体の細胞を新しくしてくれたり、生活習慣病を予防したりする働きがあります。「小さな太陽」とも呼ばれ、ビタミンAやビタミンCをたくさん含んでいるので、生のまま食べるほかに、ジュースやケチャップに加工されて、飲み物や調味料として利用されています。今日のサラダに入っています。 これで給食一口メモを終わります。 5月10日の給食「シルバー」って、聞き慣れない名前ですね。「シルバー」は魚の名前です。スズキ目・イボダイ科の青魚です。「ワレフー」という魚の仲間です。体の長さは約50センチ、太平洋の南半球の深海でとれる魚です。すくなくとも1990年代から、日本でも食べられています。そのころは「ぶり」の代用品でした。日本では「銀ヒラス」「目鯛」などの流通名があり、「沖ぶり」や「沖ヒラス」と呼ばれていたこともあります。青魚ですが、たんぱく質が豊富にふくまれています。今日は味をつけて給食室で焼きました。どうぞめしあがれ。 これで給食一口メモを終わります。 5月2日の給食朝食を食べないでいることは、前日の夕食からよく日の昼まで何も食べていないというわけです。そうすると、一種の飢餓状態が起こり、昼に食べたものが、普通のとき以上に消化吸収されてしまいます。それが肥満にもつながります。また朝食をぬくと、体温や血糖値があまりあがらず、無気力で集中力に欠け、勉強や運動ができなくなってしまいます。それで、一日のスタートは朝ごはんをきちんと食べることが大切なのです。今日の給食も給食技士さんたちがいっしょうけんめいつくってくれました。たのしく給食をいただきましょう。 これで給食一口メモを終わります。 5月1日の給食食べるまえの手洗いが大切な理由を、話したいと思います。 手は、いろいろなものを触るため、目に見えない汚れや菌、ウイルスなどがついていることがあります。そしてその汚れを別の場所にはこんでしまうことです。 もし、給食当番が手を洗わないで、給食を配ったらどうでしょうか? 手に付いた目に見えない汚れや菌やウイルスが、広まってしまいますね。また、給食当番でなくても、自分の体の中に食べ物を通してはいってしまいますね。そのようなことがないようにきちんと手は洗いましょう。石けんをつかって、指と指のあいだや親指、手首など、洗い残しやすいところに注意して、ていねいに洗うようにしましょう。きれいなハンカチで、手をしっかりふくことも大切です。そして今日は、5月5日の「こどもの日」にちなんで「ちらしずし」にしました。みなさんのすこやかな成長を願って、献立を考えました。 これで給食一口メモを終わります。 4月28日の給食豚肉には、つかれた体を助けてくれるビタミンB1がふくまれています。ごはんなどに含まれる糖質をエネルギーにかえるはたらきがあり、疲労回復に効果的です。豚肉には、筋肉や内臓、骨をつくるのに必要な良質のたんぱく質が豊富に含まれています。成長期にじょうぶな体をつくるのにかかせません。また、脂質やビタミン類、ミネラルなど、さまざまな栄養成分が含まれています。良質なたんぱく質をはじめ、さまざまな栄養がふくまれている豚肉。それに野菜をあわせると、豚肉に不足しているビタミンCや食物せんいをおぎなうことができます。 これで給食一口メモを終わります。 4月26日の給食たけのこは春の味覚を代表する食べ物ですね。たけのこは、とても成長が早く、4月から5月と、とても短い期間しか旬の味をたのしめません。たけのこの種類は多く、70種類ぐらいあります。いつもわたしたちがたべている種類は「もうそうちく」という種類のたけのこです。たけのこには、体の調子をととのえてくれる食物せんいや、ビタミンBがたくさん含まれています。今日はそのたけのこをごはんにまぜて、「たけのこごはん」にしました。 味わって食べてくださいね。 これで給食一口メモを終わります。 4月25日の給食「きつねうどん」には、あぶらあげが入っています。お稲荷さんのきつねにちなんで「あぶらあげ」を「きつね」と呼ぶといわれています。油あげは、とうふをうすく切って油であげたものです。とうふはダイズからできています。とうふのほかに、大豆からできているものは、みそ・しょうゆ・なっとう・あつあげ・がんもどき・きなこなどがあります。きつねうどんの味はいかがでしょうか? これで給食一口メモを おわります。 4月21日の給食みその起源は、古代中国の大豆塩蔵食品の「醤(しょう・ひしお)」だと言われています。醤になる前の成熟途中のものがとても美味しかったので、これが独立して「みそ」という食品に発展したのです。このことから、未だ醤ならざるもの、すなわち「未醤(みしょう)」と名付けられ、みしょう→みしょ→みそ と変化したと推定されます。 味噌は元々、寺院や貴族階級に珍重されるほど贅沢品、貴重な食品で、味噌汁として調理されることは少なく、おかずや薬として利用されていました。今では日本人の食生活には欠かせない必需品ですが、これは鎌倉時代に「一汁一菜」という武士の食事習慣が確立し、味噌汁という形でたべる方法がはやってからのことなのです。室町時代には裕福な庶民の間での自家醸造も始まり、江戸時代に入ると工業的に生産されるようになりました。そんな味噌を使ってみそ汁をつくりました。なかに入っているのは「だいこん」「にんじん」「もやし」「あぶらあげ」です。 これで給食一口メモを終わります。 |
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