4年生研究授業 「一つの花」![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ○題材は「一つの花」です。本時の学習場面は、お父さんがいよいよ汽車に乗って出征するために、家族3人が駅にやって来たときの場面です。この場面では、いよいよお父さんが汽車に乗る直前、ゆみ子が「一つだけちょうだい」と言って泣き出してしまいます。そのとき、お父さんはゆみ子に一輪のコスモスを手渡します。するとゆみ子はにっこりと笑い、お父さんはその様子を見ながら汽車に乗って行ってしまう、という場面です。本時は、このときのお父さんに焦点を当て、ゆみ子の将来を案じつつ、そのコスモスにゆみ子の幸せを託す父親の願いを中心に読み取ることがねらいです。 ○校内研修の「思考の言語化」と「学び合い」に関しては、まず「お父さんは、なぜゆみ子にコスモスをあげたのか」という問題点について個別に記述させました。そしてその結果を発表させながら、ゆみ子に一輪のコスモスをあげ出征していくお父さんの気持ちを考えさせました。その学び合いの場面では次のような発問構成で授業を展開しました。 ◆「喜ばせたい」という考えを持った人は他にもたくさんいたね。でも、先生には「喜ばせたい」と考えたお父さんが、なぜ「一輪のコスモス」をあげたのか、まだよく分からないんだけど、もう少しみんなで、このことを話し合ってみて下さい。 ◇泣いているゆみ子の顔を見たくないから、なんとかして喜ばせたかった。 ◇コスモスはきれいな花だから、ゆみ子は喜んでくれると思った。 ※この後子供たちから意見が広がらないようであれば ◆「もう会えないかもしれない」と書いた人は多かったね。「家族の思い出になれば」という意見を出してくれた人もます。なぜ、お父さんはこのような気持ちになっているんですか? ◇お父さんは戦争に行って、死んでしまうかもしれないから。 ◆そうだね。お父さんは、もう帰れないかもしれないんだね。そのお父さんが、最後にゆみ子にしてあげたのが、コスモスをあげたことだよ。だとすると、もう少し他の気持ちが込められているように思うんだけど。そこで、皆さんに注目してほしいのがお父さんの言葉です。 ◆このお父さんの「ゆみ。さあ、一つだけあげよう。一つだけのお花、大事にするんだよう・・・・・・」を写しながら、最後の・・・・・・・・にはお父さんのどんな気持ちが詰まっているのか考えてみて下さい。 ◇自分の代わりにコスモスを大事にしてほしい ◇食べ物なんかでなくても、コスモスみたいにきれいな花を喜んでくれる子になってほしい ◇コスモスがきれいに咲いているみたいに、ゆみ子には幸せになってほしい ◆いろいろお父さんの気持ちを考えられたね。最後に、○○さんは「一つだけの花も大事にしてくれるだろう」ってはじめに発表してくれたけど、皆さんはこのことをどう思いますか?もしそうなら、お父さんは安心して戦争に行けることになると思うけど。 ◇そう思う。 ◆どういうことからそう思うの? ◇お父さんは、足場をばたつかせて喜ぶゆみ子を見て、「にっこりわらうと」ってあるから。 新年には新しい【魂】をふきこんで・・・
10月15日に始まった後期の勉強も、ほぼ半分が終わって、明日から冬休みに入ります。これまでの2ヶ月とちょっとの間、皆さんは楽しく学校生活を送れましたか?
この2ヶ月ちょっとの間には、これまでにない新型インフルエンザの嵐が吹きまくりました。栗原先生にお聞きしたところ、箕郷東小学校の子供たちのおよそ半分弱の人が新型インフルエンザにかかったそうです。このインフルエンザのために、多くの学級が閉鎖になったり、行事を中止したりということ大変なことが起こりました。でも、今はこうして元気に冬休みを迎えることができてよかったと思います。マラソン大会は中止になってしまって、みんなががんばって走る姿をお家に人に見せられませんでした。とても残念だし、きっとお家の人も残念だったと思います。でもその他のがんばりをいろいろお家の人は知ってくれていると思います。それはうれしいことですね。 さて、明日から冬休みに入ります。そして新しい年がやってきます。日本人は、この新年をとても大切にしてきました。世界中で一番といってもいいかもしれません。それは、新しい年とともに、人間の中に新しい【魂】が生まれてくると信じていたからです。皆さんお正月に「お年玉」をもらうでしょう。今は「お年玉」といえばお金のことになってしまっていますが、この「玉」とはもともと【魂】のことだと考えられています。【年玉】というのは、新しい年とともに、人間やいろいろなもの(家で使っている道具や、畑の作物など)の中に宿る新しい魂のことだといわれています。お正月になると、だれも「おめでとうございます」って挨拶をします。何がそんなにおめでたいとのかというと、だれもが新しい魂とともに生まれ変われることがめでたいんですね。 お正月にはおいしいごちそうをたくさん食べたりお年玉をもらったり、楽しいことばかりですが、それはそれで楽しんで、その上で、自分の中にどのように新しい魂(自分)を吹き込んでいこうとするか、来年の【めあて】をしっかり持ってほしいと思います。6年生は、4月から中学生になります。5年生はその6年生に変わってこの箕郷東小学校のリーダーとしてがんばらなければなりません。4年生以下の人たちもみんな学年が一つあがるわけですね。それでは、その今の学年の残りの3ヶ月間をどのように過ごしたらいいのでしょうか。どういうめあてを持って学校生活を送ったらよいのでしょうか。そのことをしっかりと考えながらお正月を過ごしてほしいと思います。そして、1月8日には全員が新年の新しいめあてをしっかりと持ってまたこの体育館に集まってくれることを願っています。16日間の冬休み、事故に気を付けて過ごして下さい。 2年生研究授業「きつねのおきゃくさま」![]() ![]() 題材は「きつねのおきゃくさま」です。きつねはどうしておおかみの前にとびだしていったのか、模造紙に書いた前時までの学習を振り返ったり、叙述にもどらせる発問を工夫して自分の考えを書いたり、それをもとに話し合ったりすることによってきつねの気持ちを深く読み取ることができるであろう、という改善の視点から授業が行われました。 放課後行われた検討会では、職員間で活発な意見交換が行われました。ここで話し合ったことをこれからの授業に生かしていきたいと考えています。詳しくは「校長室だより」の第8号をご覧ください。 5年生:縄ないと正月飾り作り![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 縄ないをするのは初めてという子どもがほとんどでしたが、講師の皆さんの手ほどきで次第にできるようになってきました。中には5メートルほどの縄をなった子もいました。 それらを円く結い、松やぽんかんを飾って正月飾りにしました。自分の作品に皆満足していました。 講師の長寿会の皆様、ご出席いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。 音楽集会![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() まず、5年生が「ごんぎつね」を歌いました。この曲は11月に行われるはずだった高崎市連合音楽祭で発表する予定でしたが、インフルエンザの流行により中止になってしまいました。そのため発表する機会が得られず、やっと今日披露することができました。 聞いていた子どもたちから「ごんがかわいそう」「泣いちゃったよ」という声が聞こえてきました。5年生の歌に込めた思いが、みんなの心に届いた証拠だと思います。 つづいて、音楽委員会が「あわてんぼうのサンタクロース」を演奏し、全校で歌いました。音楽委員がサンタクロースとトナカイに扮し、ほのぼのとした雰囲気の中、歌声が響きました。 インフルエンザを予防しよう~保健集会![]() ![]() インフルエンザは本校でも猛威をふるい、多くのクラスが閉鎖に追いやられてしまうほどでした。現在はおさまっていますが、また流行する可能性があります。 保健委員会はインフルエンザを予防する方法として5つの方法をあげ、寸劇を交えて分かりやすく発表してくれました。 ★早寝・早起き・朝ごはん ★外で元気に遊ぶ。 ★好ききらいをしない。 ★手洗い・うがいをする。 ★マスクをする。 インフルエンザを予防して、楽しい学校生活が送れるよう頑張っていきましょう。 保健委員会の皆さん、ありがとうございました。
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