昨日は思わぬ台風18号の影響で学校がお休みとなってしまいました。本当に珍しくこの台風の目が群馬県を通過したんですね。台風の目を見た人はいますか? 何はともあれ、この台風のためにけがをした人や被害にあったお宅がこの学校関係の人の中にはいなかったので、よかったと思います。ただ、他の県ではけがをされたりお家がつぶれたりと大きな被害にあった方もいますので、その方々は本当に気の毒でしたね。
さて、今日は終業式です。4月に始まった平成21年度の前期が今日で終わります。4月からの半年間、箕郷東小学校の皆さんは、この半年間でも本当にいろいろな経験をして、大きく成長してくれました。
○1年生…4月に入学したときには、学校の中のこと何も知りませんでした。でも学校探検をして、それこそ学校の隅々まで分かるにようなり、今ではきっと校長先生よりも詳しいかもしれませんね。先日朝顔の種を1年1組の滝野楓さんからもらいました。自分たちが巻いて育てた朝顔の種が、芽を出し、大きく成長してきれいな花を咲かせ、そして立派な種をつけました。この種は、来年の1年生に受け継がれるんですね。
○2年生…初めて、2階の教室での勉強が始まりました。まだ、ちょっと甘えん坊だけど、去年よりも、いろんな面でちょっとずつお兄さん、お姉さんになって1年生のお手本になってくれました。国語の勉強ではたくさんの漢字をしっかり覚えたり、算数ではかけ算九九がどんどん言えるようになったりして、自信がいっぱい見えるようになりました。
○3年生…中学年として、去年までの低学年ではなくなり、ますます自信を持って毎日の生活を作れました。生活科を卒業して、社会や理科、そして総合的な学習の時間の勉強が始まって、学校だけの世界から、箕郷町全体に世界を広げ幅広い学習に取り組むようになりました。運動会の走る距離も、低学年の時に比べグンと長くなりましたが、みんなすばらしい走りを見せてくれましたね。
○4年生…教室がいよいよ3階に移りました。去年までは教室の窓からは桜の枝しか見えなかったのに、今度は桜の木のてっぺんが見えるようになり、その上には広い空が見られるようになりました。クラブ活動が始まり、委員会活動にも参加するようになり、高学年の人たちの活動をとてもよくフォローしてくれました。また、水泳記録会や陸上記録会の練習にも進んで参加して、一生懸命自分を鍛え、高めようとする人たちもたくさん出てきました。
○5年生…高学年という立場になりました。クラブでも委員会でも常に6年生を支え、箕郷東小学校の児童活動を支え、作り上げる立場になりました。いろいろな責任を求められるようになりましたが、その期待によく応えてくれました。5年生としてのがんばりをもっとも出してくれたのは、なんと言っても臨海学校でしたね。南小学校や北小学校などの6年生と一緒の臨海学校でしたが、全く見劣りのしない3日間を過ごせました。
○6年生…昨年の5年生の時に比べて大きく成長しました。学校のすべての活動でいつも先頭に立って5年生以下の人たちを引っ張ってくれました。特に今年から始まった『ふれあいタイム』では、グループの活動を企画したり活動を中心に進めてがんばりました。またそのグループを中心に運動会の応援団を作りましたが、どの団も団長を中心に力強い応援合戦を見せてくれました。
このようにどの学年もこの半年間、とてもよく充実した前期を過ごすことができました。たくさんあったいいことの中で、校長先生が一番うれしかったことは、何人かの人はお医者にかかるようなけがをしたり病気をしたりしたけれども、誰も命を落とすことなく元気に登校できたこと。このことが本当にうれしかった。
明日から短いけれども秋休みです。この5日間、けがや病気に気をつけて元気に過ごし、また15日に元気にここで会いましょう。そして、この5日間で後期に向けての自分なりのめあてをしっかり考えられるといいと思います。がんばってください。