令和6年度、箕郷東小学校の児童の教育活動における活躍の様子をご覧ください。

「ふるさと」「夢」の話

第12回朝礼講話(22.03.01)
いよいよ3月ですね。今年最後の朝礼となりました。6年生はこの東小学校に通ってくるのもあと15日です。卒業式練習が始まりますね。私は、六年生の卒業証書の準備を始めました。
今日のお話は大きく2つあります。一つは「ふるさと」のこと、もう一つは「夢」のことです。
今日も写真を用意しました。でもいつものような花の写真ではありません。この写真の山はどこの山ですか?荘です。榛名山ですね。ではどこから撮影したものか分かりますか?そうです。北校舎の音楽室です。この前雪が降ったときに写しました。最後の1枚は、去年の秋頃学校のすぐそばで、夕日に染まる榛名山がきれいだったので写しました。皆さんは、この榛名山の麓の箕郷町で育ちました。そして、この榛名山がずっと見守ってくれている箕郷東小学校で6年を過ごします。小学校1年生からの6年間というのは、人間の一生の中でも特に大きく成長するときです。その6年間を過ごすこの箕郷東小学校、そして皆さんのことを温かく見守ってくれる人々がいるこの箕郷町は、皆さんにとってとても大事なふるさとなのです。これから皆さんは中学校へ行き、その後高校へ行ったりお勤めをしたりしてこの箕郷町、あるいは高崎市から、そして中には群馬県から出て活躍する人たちもきっと多いことでしょう。でも、そのように外へ出ていろいろな活躍ができるのも、この箕郷町や箕郷東小学校という「ふるさと」があるあから、安心してがんばれるのだと思います。
でも、この東小学校で過ごす6年間のうちに、友達にいじめられたり、何か大きなけがをしてしまったりしたら、二度と帰りたくないいやな「ふるさと」となってしまいますね。だからこそ、友達とお互いに優しくし合って仲良く過ごすことが、この東小学校を本当の意味での「心のふるさと」にすることができるのです。

さて、次に「夢」の話です。バンクーバーオリンピックが終わりました。日本の選手達をみんな応援していたことでしょう。浅田選手は金メダルを取れなくて残念でした。他にもたくさんの「残念」や「くやしい」がありましたね。夕べテレビを見ていたら、モーグルの上村愛子選手の言葉が出ていました。「オリンピックに出ること、出てメダルを取ることが夢でした。だから、メダルを取れなくてすごく悔しかったです。でも、この夢に向かってこれまで一生懸命がんばってきて、本番も悔いなく滑ることができて、今は満足しています。」このようなお話でした。これってすごく大事なことだと思います。人は、だれも自分なりの「夢」を抱き、その夢に向かって精いっぱい努力することが大事なんですね。メダルを取れるかどうか、順番が何番になるか、といったことももちろん気にはなりますし大事なことではありますが、それはただの結果にしか過ぎません。結果は目指したところに届かないかもしれないけれども、自分なりの「夢」をしっかりもって、その「夢」の実現のために一生懸命努力することに本当の価値があると思います。皆さんはまだ小学生です。でも、小学生としての「夢」をしっかりもって生きることが大事なのです。この箕郷東小学校の皆さんにはこのような小学生でいてほしいと思います。そして、間もなく卒業していく6年生。君たちはいよいよ中学校へ羽ばたいていくわけですが、なおさらのことこの「夢」のこと、真剣に考えていてほしいと思います。人間は「夢」がある限り力強く生きていけるものです。このことを胸に刻んで箕郷中学校へ進んでほしいと思います。そして、5年生以下の人たちは、4月からの新しい学年に進んでほしいと思います。
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学校行事
3/9 A表、3年生・珠算授業ボランティア
3/10 A表、ベルマーク回収
3/11 A表、ベルマーク回収、集金日
3/12 ふれあいタイム(後期の振り返り)
3/15 学年朝礼、集団下校