令和6年度、箕郷東小学校の児童の教育活動における活躍の様子をご覧ください。

4年生研究授業 「一つの花」

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11月19日(木)の2校時に、4年3組で国語の研究授業を行いました。

○題材は「一つの花」です。本時の学習場面は、お父さんがいよいよ汽車に乗って出征するために、家族3人が駅にやって来たときの場面です。この場面では、いよいよお父さんが汽車に乗る直前、ゆみ子が「一つだけちょうだい」と言って泣き出してしまいます。そのとき、お父さんはゆみ子に一輪のコスモスを手渡します。するとゆみ子はにっこりと笑い、お父さんはその様子を見ながら汽車に乗って行ってしまう、という場面です。本時は、このときのお父さんに焦点を当て、ゆみ子の将来を案じつつ、そのコスモスにゆみ子の幸せを託す父親の願いを中心に読み取ることがねらいです。
○校内研修の「思考の言語化」と「学び合い」に関しては、まず「お父さんは、なぜゆみ子にコスモスをあげたのか」という問題点について個別に記述させました。そしてその結果を発表させながら、ゆみ子に一輪のコスモスをあげ出征していくお父さんの気持ちを考えさせました。その学び合いの場面では次のような発問構成で授業を展開しました。

◆「喜ばせたい」という考えを持った人は他にもたくさんいたね。でも、先生には「喜ばせたい」と考えたお父さんが、なぜ「一輪のコスモス」をあげたのか、まだよく分からないんだけど、もう少しみんなで、このことを話し合ってみて下さい。
◇泣いているゆみ子の顔を見たくないから、なんとかして喜ばせたかった。
◇コスモスはきれいな花だから、ゆみ子は喜んでくれると思った。
  ※この後子供たちから意見が広がらないようであれば
◆「もう会えないかもしれない」と書いた人は多かったね。「家族の思い出になれば」という意見を出してくれた人もます。なぜ、お父さんはこのような気持ちになっているんですか?
◇お父さんは戦争に行って、死んでしまうかもしれないから。
◆そうだね。お父さんは、もう帰れないかもしれないんだね。そのお父さんが、最後にゆみ子にしてあげたのが、コスモスをあげたことだよ。だとすると、もう少し他の気持ちが込められているように思うんだけど。そこで、皆さんに注目してほしいのがお父さんの言葉です。
◆このお父さんの「ゆみ。さあ、一つだけあげよう。一つだけのお花、大事にするんだよう・・・・・・」を写しながら、最後の・・・・・・・・にはお父さんのどんな気持ちが詰まっているのか考えてみて下さい。
◇自分の代わりにコスモスを大事にしてほしい
◇食べ物なんかでなくても、コスモスみたいにきれいな花を喜んでくれる子になってほしい
◇コスモスがきれいに咲いているみたいに、ゆみ子には幸せになってほしい
◆いろいろお父さんの気持ちを考えられたね。最後に、○○さんは「一つだけの花も大事にしてくれるだろう」ってはじめに発表してくれたけど、皆さんはこのことをどう思いますか?もしそうなら、お父さんは安心して戦争に行けることになると思うけど。
◇そう思う。
◆どういうことからそう思うの?
◇お父さんは、足場をばたつかせて喜ぶゆみ子を見て、「にっこりわらうと」ってあるから。

新年には新しい【魂】をふきこんで・・・

10月15日に始まった後期の勉強も、ほぼ半分が終わって、明日から冬休みに入ります。これまでの2ヶ月とちょっとの間、皆さんは楽しく学校生活を送れましたか?
この2ヶ月ちょっとの間には、これまでにない新型インフルエンザの嵐が吹きまくりました。栗原先生にお聞きしたところ、箕郷東小学校の子供たちのおよそ半分弱の人が新型インフルエンザにかかったそうです。このインフルエンザのために、多くの学級が閉鎖になったり、行事を中止したりということ大変なことが起こりました。でも、今はこうして元気に冬休みを迎えることができてよかったと思います。マラソン大会は中止になってしまって、みんなががんばって走る姿をお家に人に見せられませんでした。とても残念だし、きっとお家の人も残念だったと思います。でもその他のがんばりをいろいろお家の人は知ってくれていると思います。それはうれしいことですね。
さて、明日から冬休みに入ります。そして新しい年がやってきます。日本人は、この新年をとても大切にしてきました。世界中で一番といってもいいかもしれません。それは、新しい年とともに、人間の中に新しい【魂】が生まれてくると信じていたからです。皆さんお正月に「お年玉」をもらうでしょう。今は「お年玉」といえばお金のことになってしまっていますが、この「玉」とはもともと【魂】のことだと考えられています。【年玉】というのは、新しい年とともに、人間やいろいろなもの(家で使っている道具や、畑の作物など)の中に宿る新しい魂のことだといわれています。お正月になると、だれも「おめでとうございます」って挨拶をします。何がそんなにおめでたいとのかというと、だれもが新しい魂とともに生まれ変われることがめでたいんですね。
お正月にはおいしいごちそうをたくさん食べたりお年玉をもらったり、楽しいことばかりですが、それはそれで楽しんで、その上で、自分の中にどのように新しい魂(自分)を吹き込んでいこうとするか、来年の【めあて】をしっかり持ってほしいと思います。6年生は、4月から中学生になります。5年生はその6年生に変わってこの箕郷東小学校のリーダーとしてがんばらなければなりません。4年生以下の人たちもみんな学年が一つあがるわけですね。それでは、その今の学年の残りの3ヶ月間をどのように過ごしたらいいのでしょうか。どういうめあてを持って学校生活を送ったらよいのでしょうか。そのことをしっかりと考えながらお正月を過ごしてほしいと思います。そして、1月8日には全員が新年の新しいめあてをしっかりと持ってまたこの体育館に集まってくれることを願っています。16日間の冬休み、事故に気を付けて過ごして下さい。

2年生研究授業「きつねのおきゃくさま」

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 12月11日(金)の3校時に、2年3組で国語の研究授業を行いました。

 題材は「きつねのおきゃくさま」です。きつねはどうしておおかみの前にとびだしていったのか、模造紙に書いた前時までの学習を振り返ったり、叙述にもどらせる発問を工夫して自分の考えを書いたり、それをもとに話し合ったりすることによってきつねの気持ちを深く読み取ることができるであろう、という改善の視点から授業が行われました。

 放課後行われた検討会では、職員間で活発な意見交換が行われました。ここで話し合ったことをこれからの授業に生かしていきたいと考えています。詳しくは「校長室だより」の第8号をご覧ください。

5年生:縄ないと正月飾り作り

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 16日(水)の午前中、5年生は校区内の長寿会の皆さんを講師にお招きして、わらをなって正月飾りをつくる学年PTA行事を行いました。

 縄ないをするのは初めてという子どもがほとんどでしたが、講師の皆さんの手ほどきで次第にできるようになってきました。中には5メートルほどの縄をなった子もいました。
それらを円く結い、松やぽんかんを飾って正月飾りにしました。自分の作品に皆満足していました。

 講師の長寿会の皆様、ご出席いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

音楽集会

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 14日(月)の朝行事は、音楽集会でした。

 まず、5年生が「ごんぎつね」を歌いました。この曲は11月に行われるはずだった高崎市連合音楽祭で発表する予定でしたが、インフルエンザの流行により中止になってしまいました。そのため発表する機会が得られず、やっと今日披露することができました。
 聞いていた子どもたちから「ごんがかわいそう」「泣いちゃったよ」という声が聞こえてきました。5年生の歌に込めた思いが、みんなの心に届いた証拠だと思います。

 つづいて、音楽委員会が「あわてんぼうのサンタクロース」を演奏し、全校で歌いました。音楽委員がサンタクロースとトナカイに扮し、ほのぼのとした雰囲気の中、歌声が響きました。

インフルエンザを予防しよう〜保健集会

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 4日(金)の朝行事は、保健委員会の発表でした。

 インフルエンザは本校でも猛威をふるい、多くのクラスが閉鎖に追いやられてしまうほどでした。現在はおさまっていますが、また流行する可能性があります。

 保健委員会はインフルエンザを予防する方法として5つの方法をあげ、寸劇を交えて分かりやすく発表してくれました。

★早寝・早起き・朝ごはん
★外で元気に遊ぶ。
★好ききらいをしない。
★手洗い・うがいをする。
★マスクをする。

 インフルエンザを予防して、楽しい学校生活が送れるよう頑張っていきましょう。
 保健委員会の皆さん、ありがとうございました。

重要 インフルエンザによる学級閉鎖のお知らせ

 初冬の候、保護者の皆様にはご健勝のことと拝察いたします。

 さて、本日3日(木)、6年2組ではインフルエンザによる欠席者が急増しました。
 このことから、下記の通り再び学級閉鎖を行いますので、ご理解の上ご協力をお願いいたします。

 学級閉鎖の期間はスポーツ少年団への参加や塾への出席をできる限りひかえるとともに、混雑場所への外出についても極力避けるようお願いいたします。また、ご家庭での健康に関する十分なご指導をお願いいたします。

1 学級閉鎖の期間

★12月4日(金)〜12月8日(火)

2 全家庭での留意事項
★手洗い・うがいを徹底しましょう。
★潜伏期間が2〜10日間と言われています。現在元気でも感染、発症の恐れがあります。睡眠と栄養を十分取るようにしましょう。
★頭痛や寒気、発熱や倦怠感など、体調不良の場合は、早めに医師の診断を受けてください。
★インフルエンザと診断され、治って登校する際は医療機関からの「治癒証明書」が必要となります。用紙を学校よりお渡ししますのでご連絡をお願いいたします。

話し方とあいさつの仕方〜「いい子」「賢い子」になれる秘訣

先週は、人権教育のことについて朝礼でお話をするわけでしたが、インフルエンザで欠席している人が多かったので、寒い体育館に大勢で集まるのを避けるために放送でお話しましたね。今日もまだインフルエンザは落ち着いていませんが、今日は表彰がたくさんあるので、いつものように体育館で朝礼をすることになりました。

クラスや学年でインフルエンザのためにお休みしているお友達がたくさんいます。今日来ている人は元気ですか?今はやっているインフルエンザは「新型」といわれていますが、本当にその名前の通り、これまでになかったインフルエンザなんですね。先生方もどのように今度のインフルエンザ取り組んでいったらよいか、皆さんで相談しています。皆さんには、皆さんでやらなければならないことがありますね。手洗いやうがいをしっかりするとか、休み時間には教室の空気を入れ換えるとか、みなさんが気をつけてやらなければならないことはたくさんあります。がんばりましょう。

さて、今年の朝礼は花の写真を見てもらいながらお話をしてきましたが、今日は花の写真はありません。今日は、この箕郷東小学校の子供たちが「いい子」「賢い子」になれる秘訣を話そうと思っています。

皆さんは、よその人から「この学校の子供たちはいい子ですねえ」っていわれたらうれしいですか?きっとみんなうれしいですよね。うれしくってちょっと照れてしまうかもしれませんね。実は校長先生もそういってもらえることがすごくうれしいです。実は、そんなうれしいことが最近あったので皆さんに紹介します。

一つは、先週のことです。校長先生のところにあるお客さんがいらっしゃいました。その人は、校長室に入っていきなり「岡野先生、この学校の子供はすごいですね。」とあいさつもそこそこに言い出したのです。その理由を聞いてみました。その人はうさぎ小屋の北側の駐車場が空いていたので、そこに車を止めたのだそうです。そして、さあ玄関へ行こうと思ったのですが、初めて来たのでどこに玄関があるのかわかりませんでした。校長先生も初めて来たときには迷いました。その人は、迷いながら体育館の通路の方に歩いてきたのだそうです。ちょうど昼休みだったのですが、その人がキョロキョロしながら困った顔で歩いて行くと、そこを通りかかった女の子、どうも4年生か5年生のようですが、「こんにちは」と元気にあいさつをしてくれました。そこで、その人はその子に「玄関はどこですか」と聞いたのだそうです。すると、その子は「お客さんの玄関は、こっちではありません。ちょっと遠くなるんですが、あっち(うさぎ小屋の方を指さして)を回って、後者の南側に行ってください。」と丁寧な言葉で教えてくれたのだそうです。その人は、その女の子の話し方や言葉遣いにすごく感心して、感激したのだそうです。その子のおかげで、その人の頭・心の中にはもうすっかり「箕郷東小学校の子供たちはすばらしい!」という気持ちでいっぱいになっています。

もう一つは、最近校長先生自身が感心したことです。それはある2年生のことです。職員室や校長室に入ったり出たりするとき、みなさんは「失礼します」「失礼しました」ってあいさつをしますね。ここのところ、職員室で皆さんのその様子を注意してみているのですが、その子はとてもすばらしかったんです。それは職員室から出るときの様子です。どうしたかというと、ちょっとまねしてみますね。・・・そうです、きちんと回れ右をしてよい姿勢で「失礼しました」ってかわいらしくあいさつをして出て行きました。これを聞いて「何だ、そんなこと」って思うかもしれません。でもこのようにあいさつをして出て行ける人は高学年の人でもそう多くはありません。お尻を向けて「失礼しました」って言って行ってしまう人が結構いるんです。

このように、言葉遣いやあいさつの仕方は皆さんはあまり気にしていないかもしれませんが、実は、とても大事なんです。校長先生は、この二人のことを聞いて、「ふーん」なんて軽くは思いませんでした。「お、すごいな。こんなにきちんとお客さんにて異な言葉遣いができる。職員室であいさつができる。きっととてもいい子なんだろうな。そして、きっとおうちの人がそのようにしつけをしてくれているんだな」て感じました。このように、皆さんを見ている先生方はもちろんですが、このようなちょっとした話し方やあいさつの仕方で、「この子はしっかりしたいい子だな」とか「あれ、この子は満足にあいさつもできないの?」って見てしまうんです。今日から、話し方やあいさつの仕方、ちょっとだけでいいから、気にしてみてください。

心の重み〜人権講話

「人権教育」という言葉は、漢字ばかりで低学年の人にはとても難しく感じるかもしれませんね。でも、今毎日、人権の歌がお昼の時間にかかっていたり、その歌を教室で歌っていたりしていて、耳の中には「ジンケン」という言葉がしっかりと残って、頭の中に刻み込まれたのではないでしょうか。

じゃあ「ジンケン」て何だろう?と思う人も多いことでしょう。簡単に言うと、友だちの心を傷つけない、友だちと仲よくする、ということだと思います。これを聞いて、「なんだそんなことか」って思った人は多いことでしょう。そうなんです。こんなことなら毎日普通にしていますよね。実は、だからこそ大事なことなのです。でも、実際にはすごく難しいことなんですよ。では、何がそんなに難しいのか。今校長先生は「友だち」といいました。皆さんは、これを聞いて、普段仲よくしている、特定の友だちを思い浮かべたことでしょう。でも、校長先生が言った友だちは、そのような限られた人のことではありません。もちろんその人たちも入りますが、クラスのみんな、学校のみんな、高崎や群馬県や日本はもちろん、世界中の人のことなんです。そして、その自分以外のすべての人の「心」を大切にすることなんです。

今日は、まず、この「こころのえほん」という本を読みたいと思います。ちょっと長いけど、しっかり聞いてください。

(「Yahoo!Japan」や「Google」などのポータルサイトで「こころのえほん」でご検索ください)

いかがでしたか。心は、空気みたいでだれにも見えないけれども、だれもがみんなもっているんですね。そして、人はその心と心を通わせてつながっているんですね。だから、その他の人の心をとても大切にしなければならないんです。「心」は「命」と同じ重みがあると思うんです。

インフルエンザによる学級閉鎖のお知らせ

 初冬の候、保護者の皆様にはご健勝のことと拝察いたします。

 さて、本日1日(火)、5年1組ではインフルエンザによる欠席者が急増しました。
 このことから、下記の通り再び学級閉鎖を行いますので、ご理解の上ご協力をお願いいたします。

 学級閉鎖の期間はスポーツ少年団への参加や塾への出席をできる限りひかえるとともに、混雑場所への外出についても極力避けるようお願いいたします。また、ご家庭での健康に関する十分なご指導をお願いいたします。

1 学級閉鎖の期間

★12月2日(水)〜12月6日(日)

2 全家庭での留意事項
★手洗い・うがいを徹底しましょう。
★潜伏期間が2〜10日間と言われています。現在元気でも感染、発症の恐れがあります。睡眠と栄養を十分取るようにしましょう。
★頭痛や寒気、発熱や倦怠感など、体調不良の場合は、早めに医師の診断を受けてください。
★インフルエンザと診断され、治って登校する際は医療機関からの「治癒証明書」が必要となります。用紙を学校よりお渡ししますのでご連絡をお願いいたします。
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