第5回朝礼 『命』について考えたこと夏休みが終わりました。全員が元気にここにまた集まれたことはとてもうれしいことです。 この夏休みをちょっと振り返ってみましょう。そうすると、そこここに、皆さんのがんばった姿が見えてきます。 ・夏休みが始まってすぐでしたが、5年生は臨海学校に行ってとても貴重な体験をしてきました。 ・8月に行われた市の水泳大会に向けて強化練習に励んでくれた、4年生以上の人たちがたくさんいました。 ・今も続いていますが、運動会に向けて鼓笛倶楽部に人たちはほとんど毎日、暑い音楽室や校庭で練習を続けてきました。 ・多くの人たちが、プールに何回も通ってきて、中には10回以上も来た人が結構いるのではないでしょうか。 ・少年野球やサッカーやミニバス、バレーボールなどのスポーツ少年団に一生懸命に取り組んだことも聞いています。 さて、校長先生は、いつものことではあるのだけれども、今年は特に「命」について考えることが多かった夏休みです。そのきっかけの一つは戦争のことです「太平洋戦争」という大きな戦争が昔行われたことは知っているでしょう。その戦争が終わって今年は65年目になります。この戦争の最後の時に広島と長崎に原始爆弾が落とされたことも知っているでしょう。それからも65年になるんですね。8月の上旬からお盆頃にかけて、戦争のことや原子爆弾のことを取り上げたてれび番組が多かったから、この中には家族の人といっしょに見た人もいるかもしれませんね。校長先生はいくつもの特集番組を見て、何十万、何百万という人の命を奪ってしまう戦争の怖さを考えながら、その戦争や原子爆弾によって命を奪われた人たちのことを考えました。 次に、今年はこれまでにない猛暑だったこともあって、水の事故と熱中症によって命を落とした人のニュースが多かったと思います。このうち、特に水の事故では子供たちに亡くなった人が多かったように思います。ちょっとし油断があってそのような事故に遭ってしまったのかもしれません。亡くなった人たち、子供たちのことは本当にかわいそうだなと思います。それと同時に、その子供たちのお父さんやお母さんや家族の人たちの気持ちも考えないではいられません。簡単な言葉では言い表せないくらい深い悲しみを味わっているのではないかと思います。 人間は、人によって持っているものがみんなちがいます。顔の形も体の大きさも、いろいろなことに対する能力も同じということは絶対にありません。でも、ただ一つ全員に共通していることがあります。それは、だれも「一つの命」を持っているということです。どんな人も「命」が一つしかもらえないことは同じなんですね。だから、人間は、自分の命も、他の人の命も何が何でも大事にしなくてはいけないんだと思います。これからも、いろいろな機会に「命」について考えていきたいですね。 5・6年生の保護者の皆様、プール当番ありがとうございました。
いつもたいへんお世話になっております。
タイトルにもございますが、5・6年生の保護者の皆様、夏季休業中のプール当番にご協力いただき、誠にありがとうございました。おかげさまで、子どもたちも楽しくプールに入ることができました。 多忙な上に猛暑の中、たいへんだったこととお察しいたします。 重ね重ねになりますが、誠にありがとうございました。 鼓笛練習がんばっています鼓笛クラブは、夏休み中も学校に来て練習を重ねています。 今年度は入場行進も演奏することになりました。いい演奏ができるように、それぞれが一生懸命がんばっています。 本番が楽しみです。 二葉養護学校との交流会今年は、5年生の交流会は6月16日に実施され、グループに分かれて二葉養護学校の子供たちと一緒に遊びました。 また、4年生の交流会は7月1日に実施され、ホールでお互いに合唱を披露したり、グループごとの交流を楽しんだりしました。 不審者対応の避難訓練5年生総合学習 田植えをしよう慣れない作業でしたが、協力しながら植えることができました。 全校遠足1年生…ふれあい公園 2年生…箕輪城とふれあい公園 3年生…三ツ寺公園 4年生…芝桜公園 5年生…浜川運動公園 6年生…かみつけの郷周辺のオリエンテーリング 6年プール清掃第2回 朝礼 「国民読書年の今年、みんなでたくさん本を読もう
新緑に染まって榛名山が本当にきれいなになってきました。
今日の朝礼から、1年生が加わりました。1年生にとっては初めての朝礼ですね。これからの1年間、この朝礼の中でいろいろなお話をしていきたいと思います。楽しみにしていて下さい。 さて、今日は読書のお話をします。実は、今年がある特別な年だということを知っていますか?図書委員会の人は知っているかも知れませんね。今年は「国民読書年」といって、日本中の人たちみんなで読書を楽しみましょう、という取組をする年になっています。 本は、とてもすごい力を持っています。それは、読む人をすごく楽しい気持にしてくれたり、落ち込んでいるときには勇気づけてくれたり、実際には存在しないような世界に連れて行ってくれたりもします。いろいろな物語を読んでいると、自分がその物語の主人公になったような気分で、とても楽しいですね。テレビや映画も楽しいのですが、読書はその人だけの世界をつくることができるのです。 ところで、本を読むことは、実は学校教育目の4っつのことを実現するための大きな手助けとなります。一つ目の「人にやさしく」ということで考えてみると、本を読んでいる子はだれよりも優しい子になれます。それは、本を読んでいるととても想像力が豊かになって、相手の気持ちを想像しながらその子のことを思いやれるようになるからです。物語の中で人はどのようなことに喜び、どのようなことに苦しむのかを知って、実際の自分たちの生活の中に当てはめることができるようになるんですね。 二つ目の「がまんづよく」についても、本を読んでいる子どもは、我慢強くがんばれるようになります。物語の主人公や「イチロー」のようなスポーツで活躍している人たち、あるいは病気やけが等で苦しんでいる人たち、そのような人たちは決して苦しさに負けないで、一生懸命生きようとしています。そのような本を読むことで、苦しさの中でもがんばって生きることの大切さを知ったり、実際にどのような生き方・考え方をするべきなのかを知ることができます。そうすることで、自分もがんばろうという気持ちが生まれてくるのです。 三つ目の「しっかりとかんがえ」ということで考えてみると、実は、校長先生が持っているいろいろな知識の半分以上はもしかしたら本からもらったものかも知れません。おそらく多くの人が、本からたくさんの知識や知恵をもらっているのです。皆さんが、これから生きていく上で必要な知識、生活を楽しく豊かにてしてくれる知恵がたくさん詰まっています。四つ目の「じょうぶなからだ」の健康や運動のことについても、本はたくさんのことを教えてくれます。 さて、この学校の図書館は、山野先生と図書委員会の人たちが楽しく使いやすい図書館になるようにいろいろな工夫をしてくれています。是非図書館に行っていろいろな本を手に取ってみて下さい。また、毎週木曜日には「おはなしたまてばこ」の人たちが読み聞かせに来て下さいます。この「おはなしたまてばこ」の会の活動は、30年近い歴史があるのだそうですが、毎年熱心に、この学校子供たちが本好きになって、読書を楽しんでくれるようにという思いで、取り組んでくれています。この読み聞かせもきっかけとなって、この学校の子供たちが、国民読書年の今年、たくさん本を読んでくれたらうれしいと思います。 3年生 総合的な学習の時間「学校周辺を調べよう」第1回 朝礼 「楽しい学校」の秘密が校歌の中に!新しい学年になって3週間目ですね。毎日、新しいクラスの友達や担任の先生と、毎日元気に楽しく学校生活を送っている様子が見られて、とてもうれしく思っています。 朝学校に来て、玄関に入ったときにみんながしてくれる『おはようございます』のあいさつの声が、前よりも大きくなってきたので、校長先生の「だれよりも大きな声であいさつをする」というめあてのために負けないで声を出すことが大きくなってきました。 それから、いつも校長室や保健室前の廊下、玄関の掃除の様子を見ることが多いのですが、昨年度の4年生も良くやってくれましたが、今年の4年生もていねいに掃いたり拭いたりしてくれます。そしてお互いの協力が良くできています。みんな新しい気持ちでがんばってくれている様子を見るのは本当にうれしいですね。 さて、今日は始業式で話した校長先生のめあても関わることです。『群馬県で一番楽しい学校にする』というめあてですね。実は、校歌の歌詞をよく見ていたら、そのめあてを実現するためのヒントがたくさんあることに気づいたんです。そのいくつかの言葉を取り出してみましょう。 『希望』や『夢』があったら人間は、どんなに苦しくても生きていくことができます。どんなに辛くて大変でもがんばることができるんですね。皆さんの中には野球やサッカーや柔道やバトミントンなどのスポーツ少年団に入っている人がたくさんいます。その練習は毎週土曜や日曜の休みの日であったり、平日の夜であったりして大変なことが多いでしょう。しかもどんなに暑くても寒くても結構厳しい練習に耐えてがんばっていますね。どうしてその厳しい練習に耐えてがんばれるんでしょう?それは皆さんの中に、「この練習をがんばり通せば、試合に勝てるぞ!」という『希望』があるからですね。あるいは「今度の大会で優勝するぞ!」という目標があるからですね。さらに中には「将来プロ野球の選手になりたい」という将来に向けての『夢』を持っているからかもしれませんね。このようなことは、スポーツだけではありません。ピアノやダンスにがんばっている人にも言えることですし、何よりも毎日の学校の勉強にだって言えることです。そして、このように夢や希望をたくさん持てる人は、気持ちがとても明るくなって学校へ来て毎日がんばることが、楽しくなってきます。「みどりの風に 心もかるく」というのは、きっとそんなようすを表しているのだと思います。 次に「みんな仲よく」「みんな元気に」「みんな笑顔で」がとても大事ですね。校長先生がこの学校の好きなことで、他の学校の校長先生に自慢したいことの一つに、「いろいろな学年の子たちが入り交じって遊べる」ということがあります。時にはボールのうばいっこうをして違う学年の子同士でけんかになることもあるけれども、普段は高学年の子鬼ごっこに下の学年の子がまぜてもらっていたり、縄跳びを一緒にしていたりするようすをよく見かけます。とくに、昨年から始まった「ふれあい活動」のせいかもしれませんが、多くなりましたね。そんなときのみんなの顔は本当に笑顔が輝いています。これこそ「みんななかよく みんな笑顔で」を良く表していて、「楽しい学校」の一番のいい例だなと思います。 そして、校歌の中で、校長先生が一番好きな言葉が「呼べば遠くに こだばがひびく」です。学校の中に「おはよう」や「ありがとう」や「がんばろうね」といった言葉がこだましあえば、それこそ「楽しい学校」そのものになるような気がします。 今度から、いつも友達とがんばって勉強したり運動をしたり、お掃除をしたり給食を食べたりしているようすを思い浮かべながら、校歌を歌うといいかもしれませんね。 |
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