朝礼講話「心の勉強を」
小学生の頃、校長先生は宿題忘れのチャンピオンでした。
教室には、宿題をしてきた子の表が掲示されていました。 他の子は、みんな○がついているのに、校長先生の欄は、いつも×ばかりでした。 そのころ、校長先生は、学校の授業もよくわからず、よそ見や、手悪さばかりしていて、勉強が苦手でした。 5年生になった時、担任の先生から「ノート」を1冊わたされ、心の勉強が始まりました。 心の勉強というのは、「家に帰ってから、自分は勉強が必要なんだろうか、した方がいいのだろうか?」と自分の心に問うことから始まります。 「どんなことを勉強すればいいのか、どれくらいやればいいのか」は、自分が決めるのです。 そして、自分が決めた勉強をしていきました。 心の勉強ノートを先生に提出すると、シールがもらえました。 校長先生は、そのシールが増えていくのが楽しくなり、毎日心の勉強ノートに勉強していきました。 たくさんやったり、よい勉強をしたりすると、シールが2枚、3枚と多くなります。最高は、シール3枚でした。 「心の勉強ノート」にシールが増えてくるにつれ、授業も少しずつわかるようになり、勉強が楽しくなってきたのを覚えています。 勉強は、少しずつやってみると、わかるようになり、楽しくなるのです。 校長先生は、6年生になっても、中学生になっても、高校生、大学生になっても、そして今でも「心の勉強」を続けています。 心の勉強は、みなさんにもできます。今日授業でやったことや明日授業でどんなことをするのかという復習や予習、学校の授業で、もっと調べてみたいと思ったことを本やインターネットで調べたりすることです。また、計算や漢字の練習もしたりすることです。 だれでもやれば必ずできるようになります。ぜひ、心の勉強をしてみてください。きっと勉強が楽しくなると思います。 町たんけんにいったよ。二年生
6月12日、26日に、生活科の学習で校区内を探検しました。
今まで気づかなかったことや新しい発見を、たくさんすることができました。 |
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