朝礼講話「人権月間」
今日の朝礼は、人権集会です。
みなさんが学校で生活する上で、とても大事なお話です。 「人権」と言う言葉は、難しいですが、みなさんはどんなことか知っていますか。 人権というのは、人間がもともともっている権利で、 生まれたときから、大切にされなければならない、 だれにも、おかすことのできない権利です。 ここにいる498人、ひとりひとりがもっている権利です。 人は、オギャーと生まれたときから、一生涯、大切にされなければならないということです。80歳、90歳になってもずうっともっているんだよ。 だれでも「安心して暮らしたい」「自分らしく生きたい」「もっとよくなりたい」という願いをもっています。 大切にしたり、されたり、しなければならないというのが人権ですが、その権利を友だちがうばってしまうことや、とられてしまうことが、この学校でもおこっています。 11月1日から、30日まで、なかよし月間(人権月間)です。お互いに尊重して楽しい学校生活をしようとする期間です。学級でも人権ビデオや人権の学習があると思います。それを基にして、自分がどうしなければならないかを、心にしっかり入れてください。 自分だけでなく、友だちにも大切にしなければならない権利をもっています。だから、自分だけよければ、と言う気持ちで生きてはいけないんだよ。 目をつぶってごらん。 4月に、校長先生はみなさんに、いじめをしてはいけない、人の心をきずつけてはいけない、というお話をしました。 友だちに、いやなことをされたり、いわれたりした人、黙って手をあげてごらん。 友だちに、いやなことをしてしまったり、いっちゃったりした人、黙って手をあげてごらん。 今、自分の心に聞いて、正直に手をあげてくれた人、えらいと思います。 でも、人の嫌がることをしている人、されている人はいやだと思っているんだよ。 相手に迷惑をかけるだけでなく、人権を侵害しているんだよ。 校長先生は、目が大きいでしょ。それで、子どもの頃に「デメ、デメ」といわれ、とてもいやでたまりませんでした。校長先生がいやだと思っていることが、わからない人は、何度もこの悪口をいっていました。安心して生きるという権利を校長先生から、奪っていたんだね。 みなさんは、自分を大切にされる権利を持っているけれど、友だちも同じように大切にされる権利をもっていることを忘れないでください。忘れてしまうと、カーッとなって、けんかになっちゃうんだね。自分が、されたりいわれたりするといやなことを、友だちにしないようにすると、学校の生活が楽しくて、安心なものになるんだよ。 今日、校長先生が持ってきた紙を見てください。何とかいてありますか? そうです。「いじめ根絶宣言」だね。いじめは絶対にしませんとみんなに訴えて約束することです。 その下に書いてあるのは、「いじめはしない させない ゆるさない」。こういう気持ちを持ってくださいということです。 「いじめ」というのは、わるぐち、からかい、むし、なかまはずれ、ものかくし、たたく、けるなどで、こんなことをすると相手の心をきずつけてしまいます。こういうことも、友だちの人権を奪うことになります。絶対にしてはいけません。 「私はこうします!!」を校長先生といっしょに、読みましょう。 わたしは、いじめや ぼうりょくを しません。 わたしは、いじめや ぼうりょくを ゆるしません。 わたしは、ともだちを たいせつに します。 人権というのは、ひとりひとりが大切にされなければならないということですが、それは、友だちを大切にしなければならないということでもあります。この人権月間で、人権のことをたくさん考えてください。そして、友だち同士仲よくして、安心して学校に来られる学校、楽しい学校にしていきましょう。 2年生旅行「ぐんま昆虫の森」
10月31日、2年生は旅行で「ぐんま昆虫の森」に行きました。
心配された天候も、子どもたちの元気さ、明るさに味方したようです。 グループでの活動も、協力してでき、楽しい一日を過ごすことができました。 昆虫の森では、「バッタの原っぱ」で、虫を捕まえて観察したり、館内で昆虫の展示物を見たり、クラフト作りをしたりしました。 また、亜熱帯の環境を再現した温室では、飛び交うチョウチョに歓声を上げていました。 お昼は、お家の方が、心を込めてつくってくれたお弁当や大好きなお菓子をおいしそうにほおばっていました。 午後の「かやぶき民家」では、昔の家を興味深そうに見学したり、昔の遊びに熱中したりしました。 |
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