二学期の終業式から (抜粋)(1) 自分を振り返り、新しい年の目標を決めてほしい。 (2) 通知票の記載をしっかり受け止めて、自分なりに努力するために活かしてほしい。 椋鳩十は、「勉強は何のためにするのか」について、「誰もがとてもいいものを一人ひとり自分の中に持っている。その持っているものをそとにあらわすために勉強する。」と言っています。そのためには努力が必要。 (3) 年末年始の地域の行事などで、地域の一員としてしっかりと役割を果たして、楽しく安全に元気に過ごしてほしい。 <生徒指導面からのお話> (1) 家の手伝いを進んでしてほしい。 (2) 大きな声であいさつをしてほしい。 (3) 『3つの車』に気をつけて。 ○ 白い車→救急車、病院のお世話にならないように。 風邪を引かない。 規則正しい生活をしよう。 ○ 赤い車→消防車、消防署のお世話にならないように。 火を使う道具に気をつけてほしい。 火遊びは絶対にしない。 ○ 白と黒の車→パトカー、警察のお世話にならないように。 万引きは犯罪です。人の物は絶対にしない。 友達同士で人の多い場所には友達とは行かない。 家の人と一緒に行きましょう。 <安全面からのお話> (1) 交通安全 →自転車に乗るときの注意。 ヘルメットをつけたら、必ずあごひもをつける。 自転車は左側を通る。 歩行者と自転車とは通っていい場所が違う。 自転車で乗れる範囲 低学年→お家の人が見ている家の周り。 中学年→学校区内。 高学年→箕郷町の中だけ。 (2) 不審者に対して →人が多く集まるところには子どもだけでは行かない。 人混みは大変危険な場所。お家の人と一緒に行ってお家の人と一緒に行動しよう。 今年の漢字
みなさん体育館に来る時に、お話をしないで来ることが できたでしょうか。
今、先生達の方から、「並んで話をしないで移動する」という話があると思いますが、それをしっかり守ってもらいたいと思います。そのことを徹底して守れることで皆さんのいいところが、さらに良くなっていくと校長先生は期待しています。是非よろしくお願いします。 12月になりましたね。もうすぐ冬休みです。お正月もやってきます。楽しみですか。お正月には書き初めがあります。皆さんは1月になったら、各学年で書き初め大会をすると思いますし、多分12月中にも、練習をしますよね。今日は書き初めとか、文字についてお話をしたいなーと思っています。書き初めっていうのは 色々な始まりの説があると思うんですけれども、 今から約300年ほど前から広まった「天神講」、学問の神様の菅原道真という人の像の前で、「福」だとか「寿」だとか、そういうおめでたい字を書いて神棚に収めたっていうのが始まりという説があります。皆さんのところでは天神講ってしていますか。校長先生は倉渕に住んでいますが、天神講という子供のお祭りがあります。それは学問の神様をお祀りするお祭りなので、そこでは皆でやっぱり習字を書いて、その天神様のところへ納めます。それから、どんどん焼きってありますか。先生の子供の頃はそのどんどん焼きで 習字の練習した紙を焼くと、「字が上手になる」なんて言われて、校長先生もそれを持って行って焼いた覚えがあります。1・2年生は習字ではなくて鉛筆ですね。それから、3年生以上は筆なんですけれども、こんな事を頭に入れて書いてみてください。 2つ目は、文字についてです。皆さん、漢字はどこの国から伝わりましたか。さすが6年生。中国から伝わったんですよね。今から約1400年ぐらい前に中国から伝わりました。でも日本の漢字はそれ位ですけれども、中国ではもっと古くから漢字があったわけですよね。低学年の皆さんは難しいかもしれませんが、こんな字がありました。これは何というでしょうね。何と同じ字だと思いますか。実はこの字は篆書と言って2700年ぐらい前からあった字です。でも、この字で書いていくと、皆さん、どうでしょう。ノートをこんなふう書いていったらどうでしょう。1文字1文字、面倒くさいね。時間かかりますね。それなので、もう少し書きやすい字にしましょうということで、今度は皆さん読めると思いますよ。こんな字になりました。これは約2200年ぐらい前にできた隷書と言います。これも、例えばもっと早く書けないかなあというふうに考えて、例えばこんな字になります。みんな同じ字なんですよ。これはね、草書といいます。みんなが今、変とか言いましたよね。そうすると、もう少し形のいい字はないかなあということで、こういう字になります。これはいつもみんなが見ている楷書です。教科書の字とかに近いものですね。そして、 もう少し形とか、早くということで、形よくっということで、これが行書ということになります。みんな同じ字です。ちょっと黒板にしてみますね。こんなふうに今使っている漢字が変わってきた。それから日本で使われているのは、ひらがなとカタカナとかも使われていますね。これも高学年の人は分かると思うんですけれども、ひらがなはこれです。この字から「あ」が生まれました。この漢字を崩して「あ」が 生まれた。じゃあ、カタカナはどうかと言うと、これ校長先生の伊㔟川の伊なんですけれども、この一部を取って これになった。漢字とひらがなとカタカナの簡単な流れとか成り立ちとかお話ししました。 最後にね、ちょっと低学年の人は難しいかもしれませんが、今年一年を表す漢字というので 京都の清水寺の御住職が、よく大きな文字で一文字書いて、それがテレビとかで報道されたのを見たことがありますか。そこで箕郷東小学校の先生方に今年一年を表す漢字は何でしょうということで校長先生の方から聞かせてもらいました。一番先生方の中で多かったのがこれです。 「新」しいですね。新しい環境の中で仕事を始めましたとか、新たな気持ちで仕事をしていますとか、そういう内容が多かったです。次に多かったのがこれです。これはね、いろんな理由 があったんですが、皆さんがいろいろと良い発表を運動会だとか、音楽祭だとか色々良い発表してくれたから、ということで表現の「表」、表すという字。それから、これもありました。「楽」しい 。皆さんと一緒にお勉強するのがとっても楽しかったからと言うお話でした。それから、皆さんも学習、勉強していますが、先生方も日々お勉強しています。一生懸命学んだ一年だったからという理由があります。これ以外にもね、先生方のを全部書かせてもらいました。 ちょっとせっかくですので、全部読んで行きます。「人」、「友」、「驚」く、 挑戦の「挑」、 挑むっていうことですかね。「伝」える、「速」い、「力」、「心」、「選」ぶ、健康の「健」、健やかということ。「孫」、「難」しい、「最」も、変化の「変」、 「支」える、「暖」かい、「笑」う、「夢」、「豊」。こんな漢字を先生方が出して下さいました。じゃあ、最後に校長先生は、自分が感じた一年の漢字を書きたいと思います。(文字を書く)はい、何か拍手をいただいてありがとうございました。校長先生の字は「輝」くです。例えばみなさん、箕郷東小学校のスローガンは、『自分を磨いて輝け箕郷東元気っ子』ですよね。皆さんがとっても輝いているところをたくさん見せてもらいました。そして校長先生は学校だよりも、ひらがなで『かがやき』としています。来年も皆さんが、皆さんの良いところをたくさん増やして、 それを周りの人に伝えてってほしい、輝いていって欲しいと願って、この漢字にしました。高学年の皆さんは、担任の先生と自分の一年を振り返って、こんな漢字かなっていうのを考えてみるのもいいかと思います。以上で朝礼を終わりにします。 |
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