令和6年度、箕郷東小学校の児童の教育活動における活躍の様子をご覧ください。

1年の初めに

第12回朝礼講話(H22.1.11)
新年あけましておめでとうございます。2011年という新しい年が始まりました。長かった冬休みですが、クリスマスやお正月があって十分楽しいお休みだったのではないでしょうか。さあ、いよいよ今日から後期の後半です。今年度は後およそ50日で終わってしまいます。残された日数で、次の学年につながる準備ができるといいですね。

一昨日の1月9日(日曜日)、高崎市は一斉に成人式を行いました。旧箕郷町では、本校の前の文化会館で成人式を行いました。校長先生は来賓として参列したのですが、会場にはたくさんの新成人の人たちが来ていました。皆さんの中には、お兄さんやお姉さんが成人式を迎えた人もいるでしょうね。その成人式の会場に集まった新成人の人たちは、女性はきれいな着物姿の人が多かったですし、男性はスーツ姿でびしっと決まった人たちがたくさんいました。でも、その服装以上に、みなさんとても立派な堂々とした態度で式に出席していました。校長先生は、この式の様子を見ながら、皆さんのことを考えていました。『6年生はあと8年ほどするおと、ここにやってくるんだな』『1年生がここに来るまでには、まだ14年もかかるんだな』『それまでの年数はまだずっと先のような気がしているけど、それまでにいろいろなことを勉強して大人になる時間が今なんだな』そのようなことを考えていたのです。実際に、今皆さんがこの小学校で学んでいること、各教科の勉強はもちろんですが、友達と元気に遊んだり学校行事をみんなで協力して作り上げたりすること、それらのすべてが立派な大人なっていくための基になることなんです。そのことをみんなわかって、毎日の勉強をがんばってほしいと思います。

さて、今年はうさぎ年です。去年「寅年」の話をしたときに、この干支は動物の名前が付いているけれども、実際には、植物の一生を12に分けて表しているんだという話をしました。つまり、今年の「卯年」は4番目ですから、まだ植物がやっと芽を出してこれから成長しようかな、という頃のことなんですね。ちょうど小学生の皆さんの時代のことなのかもしれません。植物はこの時期、地面の中で一生懸命値を増やして茎や葉を茂らせるための栄養分を一生懸命吸い上げて、自分自身の力を高めようとしている時期なんですね。まさに皆さんもそれと同じ時期にさしかかっています。とても大切な時期なのですね。
このことと、「うさぎ年」ということを関わらせて、今年一年皆さんに期待することを考えてみました。二つあります。
まずは、しっかりと人の話を聞けるようになってほしいと言うことです。うさぎの耳を思い出してください。とても大きな耳ですね。うさぎの聴覚はとても優れているのだそうです。実は、人間の5感(味覚、触覚、嗅覚、視覚、聴覚)の中で一番不確かなものは「聴覚」だと思います。なかなか人の話をしっかりと聞くことができないことはよくあります。でも、うさぎ年の今年、しっかりと耳を使って先生の話、友達の話、お家の人の話をよく聞けるようにしてほしいと思います。
二つ目は、大きく伸びる年にしてほしい、ということです。うさぎはぴょんぴょうんはねるイメージがあります。うさぎが大きく跳びはねるように、皆さんも自分なりにいろいろなことに挑戦をして、大きな飛躍の年にしてほしいと思うのです。

3月までの残り少ない期間、一人一人の人が学級の一員として、またこの箕郷東小学校の一員として、しっかりとしためあてを持ってがんばっていきましょう。
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