令和6年度、箕郷東小学校の児童の教育活動における活躍の様子をご覧ください。

「勤労感謝の日」にまつわる話

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第10回朝礼講話(22.11.22)
 今月は三回目の朝礼ですね。前回は、「私の妹」という本の読み聞かせを行いました。今、この学校は、読書祭りの真っ最中ですね。本を読んでいますか?ぜひ休み時間や図書館へ行ってください。山野先生と図書員の人たちが、皆さんが楽しく本を読めるようにいろいろな工夫をしてくれています。
 さて、明日は何の日ですか?そうですね。「勤労感謝の日」です。そもそも「勤労感謝の日」ってどういう日だが分かりますか?
 「勤労」というのは、「働くこと」です。日本中の人々が、毎日いっしょうけんめい働いてがんばっていることを、お互いにお祝いしましょう。という日なのです。5月5日は「子供の日」ですね。明日の「勤労感謝の日」はちょっと見方を変えると「大人の日」といってもいいかもしれません。
 今の日本は、中学校までは、全員が学校で勉強をしなくてはいけません。ある意味で、小学生や中学生は、学校へ行って勉強することが「仕事」といえるかもしれませんね。とは言っても、絶対に学校へ行かなければならないのは中学校までです。その後は、仕事をして働くことができるようになります。ただ、多くの人がもっと勉強をするために、高等学校へ行き、さらに専門学校や大学へ行く人もいますね。それでも、その先は、「仕事」をもって働くことになります。皆さんのお父さん・お母さん、おじいちゃん・おばあちゃん、もちろん学校の先生方も、皆さんの周りの人たちは、みんな働いていますね。中には、「うちのお母さんは仕事に行かないで、家にいるよ」という人もいるかもしれませんね。でも、そのようなお母さんは、家の中の大事な仕事をたくさんしてくださっています。「主婦」という立派な仕事なんですよ。
 さて、大人になると、いろいろな仕事について働きます。そして、お金をもらって、家族を支えているんですね。みんなの食事や衣服や、学校で使うものも、みんなそうやってお家の人ががんばって働いてもらったお金で買えるんですね。ところが、それだけではないんです。
 学校で皆さんは机やいすを使っていますね。あれはだれが買ったものかわかりますか?実は、皆さんがふだん学校で使っている机やいす、そして学校の建物も体育館も、さらには毎日使っている教科書も、全部、皆さんのお父さんやお母さんがお金を出してくれているのです。でも、直接お金を出してくれているのではありません。「税金」という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。お父さんやお母さんは、働いてお金をもらうと、その中から「税金」といお金を国や群馬県や高崎市に払うことになっています。そして、そこに集まったお金で、道路ができたり学校ができたりするんです。つまり、大人になって一生懸命働くことは、自分の家族だけでなく、日本全体や群馬県や高崎市の人々のためになるお金を稼いでいることにもなります。
 今まで、このようなことは考えたことなかったと思いますが、今日と明日は、このようなことも考えながら、家に帰ったら、お父さんやお母さんに、お仕事についていろいろ聞いてみるといいですね。どんなことが大変なのか、どんなことがうれしいのか、どうしてその仕事を選んだのか、そんなことを聞きながら、肩をもんで上げたら、きっとお父さんやお母さんは大喜びして、日頃の疲れが吹き飛んでしまうと思います。
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