2023 1月の給食

11日(水)

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12日(木)

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13日(金)

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今日の給食は麦ごはん、牛乳、にしんの甘露煮、白玉雑煮、高崎みそなますです。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。  一昨日の11日は鏡開きです。鏡開きとは、正月に神様や仏様に供えた鏡餅を下げて食べます。神仏(しんぶつ)に感謝し、無病息災(むびょうそくさい)などを祈って、そなえられた餅をいただき、汁物、雑煮、かき餅などにしていただきます。おそなえした餅には、神様が宿っていると考えられているので包丁などの刃物で切らずに木槌(きづち)や手などで小さく割って料理に使います。給食では、白玉餅を使って、雑煮を作りました。お正月は日本の食文化に触れる良い機会ですね。今日は白玉雑煮を味わって、今年1年の健康を祈りましょう。

16日(月)

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今日の給食は元気パワー丼、牛乳、ごぼうサラダ、鶏汁です。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 元気パワー丼は名前のとおり食べると元気なパワーがわいてくるメニューです。 具材には、豚肉や厚揚げが入っています。豚肉ではたんぱく質やビタミンB1が補給できます。ビタミンB1は炭水化物をエネルギーに変えるのに必要なビタミンです。ごはんなどのエネルギーの源が、エネルギーとして体内で働くのに役立ち、元気やパワーが出ます。  厚揚げには、たんぱく質や鉄分が多く含まれています。鉄分は、血液中に含まれていて、貧血を防ぎます。貧血になると、めまいや立ちくらみなどの症状が出てきます。貧血を防いでいつも元気でいたいですね。好き嫌いなく、何でも食べて、健康で楽しく毎日を過ごしてください。

17日(火)

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今日の給食はパーカーハウス、牛乳、ポークビーンズ、マカロニツナサラダ、フルーツヨーグルトです。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。  今日のポークビーンズに入っている豆は何か分かりますか? ・・・・そうです、「大豆」です。 大豆の原産地は中国北部といわれ、なんと約4000年以上前から栽培されていたそうです。日本に伝えられた時期は定かではありませんが、『古事記(こじき)』にも大豆に関する記述があり、かなり昔からあったことがわかります。昔から特に大事にされていた穀物(こくもつ)を五穀(ごこく)と言いますが、大豆はその五穀の一つになるほど、重要な作物でした。現代でも、大豆は味噌や醤油などの調味料をはじめ、豆腐、納豆、油など多くの製品が作られていますよ。身近な大豆製品を探してみてくださいね。

18日(水)

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今日の給食は麦ごはん、牛乳、鶏肉のねぎ味噌焼き、もみ漬け、豚汁です。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 「みそ」は和食に欠かせない調味料ですね。「みそ」の起源には、2つの説があります。一つは、人びとが狩りや漁によってくらしていた今から1万年ほど前、どんぐりで作った「みそ」のような食品を食べていたという説です。もう一つは中国大陸から朝鮮半島を通って伝わってきたという説です。現在でも、アジアの国々では、「みそ」の仲間の発酵食品が食べられています。さてここで問題です。日本の歴史の中で毎日、大根などの実がたくさん入ったみそ汁を食べて健康に心がけていたといわれる人物がいます。それは誰でしょう? ?織田信長  ?豊臣秀吉  ?徳川家康 (少し待つ)正解は?の徳川家康です。平均寿命が37歳から38歳だった江戸時代に75歳まで長生きした将軍徳川家康は、毎日みそ汁を食べて健康に心がけていたと言われています。 みそは大豆を食べやすい形にした消化吸収がしやすい健康に良い食品です。さらに、みそ汁を飲むことでごはんだけでは不足しがちなたんぱく質やビタミンなどをおぎなうことができます。「ごはん」と「みそ汁」の組み合わせは日本人の食生活の知恵なのですね。

19日(木)

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今日の給食は丸パン、牛乳、みそラーメン、いかくんサラダ、オレンジです。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 みそラーメンは、北海道札幌市のラーメン屋さんでみそ味のスープのラーメンを売り出したのが始まりだそうです。このみそラーメンが評判となり、たちまち全国に広まりました。みそ味の即席麺(そくせきめん)も作られ、現在では、東南アジアからヨーロッパまで輸出されています。昨日も「みそ」についてお話ししましたが、日本の代表的な食品である「みそ」は世界中に広がっています。近年になって、「みそ」は生活習慣病やがん予防に効果のある健康食品として、海外からも注目されるようになりました。2005年と2020年を比べると、この15年間で「みそ」の輸出量は約2倍に増えています。 みその輸出先は3位が韓国、2位が中国、1位はアメリカです。外国では日本のみそ汁と同じようにスープにして飲んだり、パンや野菜に直接ぬったりして食べるそうです。 日本でも、みそ汁以外にも、あえ物にしたり、田楽(でんがく)や焼きまんじゅうのタレにしたり、おにぎりにぬったり、お菓子の材料になったりと様々な料理に使われていますね。

20日(金)

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今日の給食はわかめごはん、牛乳、鮭の塩焼き、切り干し大根と生揚げの煮物、のっぺい汁です。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 鮭には、良質なたんぱく質や脂質(ししつ)、ビタミンAやビタミンDなどの栄養成分が豊富に含まれています。 また、卵のいくらやすじこにはビタミンEが多いです。 鮭はくせが無いため、ムニエル、なべ物、シチュー、ちゃんちゃん焼きなどさまざまな料理に使われていますよ。肉料理を食べる機会は多いと思いますが、魚料理は意識して積極的に食べるようにしてくださいね♪

23日(月)

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今日の給食は麦ご飯、牛乳、鯖の味噌煮、いろいろきんぴら、せんべい汁です。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 学校給食週間1日目の今日は、青森県のせんべい汁です。本州最北端に位置し、津軽海峡をはさんで北海道と向かい合う青森県は、一年を通して比較的涼しく、日本海側は冬に雪が多く降ります。古くは、他の東北地方の県とともに陸奥国(むつのくに)と呼ばれていました。戦国時代には南部氏(なんぶし)が支配する南部地方と、津軽氏(つがるし)が支配する西部の津軽地方に分かれました。現在では、津軽平野を中心としたりんごの収穫量は日本一です。また、「にんにく」と「ごぼう」の生産もさかんで、特産品になっています。漁業では大間町(おおままち)沖でとれる「まぐろ」が有名で、「大間のまぐろ」として知られ、高値で取引されています。今日のせんべい汁は青森の八戸(はちのへ)地方の郷土料理です。その名のとおり「せんべい」の入った汁です。しかし、ただの「せんべい」では無く、小麦粉と塩で作った、せんべい汁専用の「南部せんべい」を割って汁に入れて煮ています。南部せんべいはせんべい汁にするだけで無く、ごまやピーナッツを生地に練り込んでお菓子として食べるものもあります。今日は寒い地方の郷土料理を味わって、温まりましょう。

24日(火)

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今日の給食はツイストパン、牛乳、チキン南蛮(なんばん)、フレンチサラダ、わかめと卵のスープです。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 学校給食週間2日目の今日は、宮崎県のチキン南蛮です。宮崎県は九州地方の南東部に位置し、太平洋に面しています。南部には火山があり、火山灰が積もってできたシラス台地が広がります。平野部は温暖な気候で、南国の植物が多く見られ、マンゴーやみかんなどの柑橘類(かんきつるい)の栽培もさかんです。高千穂(たかちほ)などの日本の神話にまつわる場所があり、日本建国(にほんけんこく)の神話や伝説が多く残る県です。 シラス台地では豚や、牛の飼育が行われ、特に牛は「宮崎牛」のブランドで知られています。にわとりの飼育もさかんで、宮崎地頭鶏(じとっこ)と呼ばれる地鶏が有名です。地元の人は鶏肉の炭火焼きを好んで食べるそうです。また、人気料理にチキン南蛮があります。鶏肉を油で揚げて甘い酢に漬け、タルタルソースをかけた料理です。宮崎県の延岡(のべおか)市が発祥(はっしょう)とされ、今では日本各地で食べられています。給食では、鶏肉を焼いて、手作りタルタルソースをかけて再現してみました。

25日(水)

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今日の給食はこぎつねごはん、牛乳、しゅうまい、ごま和え、道産子汁(どさんこじる)です。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 学校給食週間3日目の今日は、北海道の道産子汁です。北海道は古くから先住民族であるアイヌの人びとが住んでおり、蝦夷地(えぞち)と呼ばれていました。面積日本一の広大な土地に、知床(しれとこ)、釧路湿原(くしろしつげん)などの大自然が広がっています。畑作や酪農(らくのう)などの農業がさかんです。漁業も日本一で漁獲量(ぎょかくりょう)は全国の約4分の1をしめています。広大な畑でじゃがいもやたまねぎ、にんじんなどを収穫し、その量も日本一です。そして、新鮮で豊富な食べ物を活かした料理がたくさんあり、鮭の入った石狩鍋(いしかりなべ)や、ヒツジの肉を焼いて食べるジンギスカン、味噌味が有名な札幌ラーメン、最近ではさらさらしたカレーのスープカレーなどが人気です。今日の道産子汁の「どさんこ」とは、”北海道で生まれたもの”という意味です。じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、とうもろこしなどの北海道でたくさんとれる野菜の汁に、かおり付けでバターが使われています。今、北海道は雪景色です。広大な北海道をイメージしながら、道産子汁を楽しんでください。

26日(木)

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今日の給食はこめっこパン、牛乳、味噌煮込みうどん、磯煮、オレンジです。 給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 1月24日から30日まで全国学校給食週間です。全国学校給食週間は、学校給食の意義や役割について理解を深めて関心を高めるための一週間です。今週は学校給食週間を記念して、給食で各地のご当地メニューを再現しています。なかなか旅行が難しい今、給食で旅行気分を味わってもらえたら嬉しいです。4日目の今日は、愛知県名物の味噌煮込みうどんです。愛知県は「金のしゃちほこ」で有名な名古屋城があり、工業製品の出荷額が日本一で、豊田市(とよたし)で自動車工業が発達しています。岡崎市では、江戸時代初期から赤味噌づくりが行われ、岡崎市八帖町(はっちょうちょう)で作られ始めたことから八丁味噌の名で知られています。そのため愛知県では味噌を使った食文化があり、味噌煮込みうどんや味噌ダレをかけた味噌かつなどが有名です。今日の味噌煮込みうどんは八丁味噌と赤味噌半々でつくりました。味わって食べてください。

27日(金)

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今日の給食はソースカツ丼、牛乳、ごま香る浅漬け、呉(ご)汁です。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 学校給食週間最終日の今日は、我らの地元群馬県のソースカツ丼です。海に面していない内陸県である群馬県は、大部分が山で、草津温泉、伊香保温泉、水上温泉、四万(しま)温泉などの温泉が豊富な温泉王国です。気候は夏に暑く、雷が多いのが特徴です。さてここで問題です。冬に吹く、冷たく乾燥した強い風のことを何と言うでしょう?(少し待つ)正解は「からっ風」です。このからっ風の吹く、乾燥した気候のおかげで、小麦が良く育ち、おっきりこみやすいとんなどの小麦粉を使った料理が郷土料理として広まりました。群馬の気候や地形を活かし、キャベツや、こんにゃく芋、きのこ類なども多く収穫されます。今日のメニューのソースカツ丼は前橋や桐生で特に有名な料理です。全国的には、カツ丼といえばカツを卵でとじたものがよく知られていますが、群馬県では卵でとじずに、ソースで味付けをした「ソースカツ丼」が一般的です。カツ丼屋さんだけでなくお蕎麦屋さんのメニューにもあったりしますよ。今日は給食で地元の味を堪能してみてください。さて、今日でご当地メニューも終わりますが、給食で美味しい旅ができましたか?将来、今回出たご当地メニューをぜひ実際に各地へ行って食べてみてくださいね♪

30日(月)

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今日の給食は、麦ごはん、牛乳、キムチ丼、ナムル、スーミータンです。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。  私たちの食卓にもなじみ深い「キムチ」ですがどこの料理だか知って」いますか?「キムチ」は朝鮮半島発祥(ちょうせんはんとうはっしょう)の食品です。お隣の韓国では手作りされることが多く、それぞれの家庭の味があります。 「キムチ」は塩で下味した野菜に、とうがらし、にんにく、しょうが、魚介の干物、塩からなどを混ぜて作った薬味を加え、低温発酵(ていおんはっこう)させた発酵食品です。 白菜のキムチの他、だいこん、きゅうり、海藻を使ったキムチなどさまざまな種類があります。 そのまま漬け物で食べる以外にも、今日の給食のように炒めたり、キムチ鍋など鍋物にしたりなどいろいろな料理に変身します。お家でもいろいろなキムチ料理を楽しんでみてください。

31日(火)

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今日のパンは「ゆめロール」というパンです。いつものロールパンと何が違うかというと、群馬県産の「ゆめかおり」という品種の小麦から作った小麦粉を使用しています。  群馬で栽培される小麦の品種はこれまで「ダブル8号」でしたが、令和2年から「ゆめかおり」に切り替わりました。小麦の国産自給率は10%台と低く、国産でしかも群馬県産の小麦はとても貴重です。「ゆめかおり」で作ったパンは、ふっくら、もちもちとした食感、香りの良さが特徴だそうです。  袋を開けた瞬間の香りも楽しみながら、群馬の味をじっくりよく噛んで味わってください。