2025年 9月の給食

2日

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今日の給食は麦ご飯、牛乳、ハッシュドポーク、枝豆サラダ、ワインゼリーです。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 いよいよ2学期の給食が始まりました。みなさんはどんな夏休みを過ごすことができましたか?夏休み中は栄養バランスの整った食事ができたでしょうか? 初日の今日は、お楽しみデザートのワインゼリーをつけました。このワインゼリーは、山形県産の本物のワインを使ったゼリーです。ほのかに漂うワインの香りが上品なゼリーです。ワインは使用していますが、ゼリーにはアルコールは含まれていませんので安心して味わってくださいね。 まだまだ暑い日が続いています。熱中症にも注意が必要です。夏休み明けで生活習慣が乱れている人も多いかと思いますが、早寝早起き朝ごはんを心がけ、学校のある生活に早くなれるようにしたいですね。

3日

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今日の給食はコッペパン、イチゴジャム、牛乳、チーズ入りオムレツ、ABCスープ、コールスローサラダです。感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 みなさん、朝食は食べてきましたか?今日は、朝食がなぜ大切なのかお話したいと思います。脳は人間のからだの中で最も重要な働きをしています。24時間にわたって脳を快調(かいちょう)に機能させるには、食事から必要となる栄養素をとって供給しなければなりません。そのために最も大切なエネルギー源となるものは何でしょうか? 答えはブドウ糖です。脳はエネルギーを大量に消費する臓器で、一日に約300キロカロリーを消費すると言われています。脳のエネルギー補給のためにも、記憶力をよくするためにも、人間は1日3食、決まった時間に食事をする必要があります。朝食を抜いてしまうと、夕食から次の日の昼食まで何も食べないことになり、脳がエネルギー不足を起こしてしまいます。なぜなら、一回の食事で貯えることのできるブドウ糖は約12時間だからです。朝食をしっかりとって、自分の脳を最高の状態にして授業に挑みましょう!

4日

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今日の給食はご飯、牛乳、さばの味噌煮、切り干し大根の炒め煮、田舎汁です。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 切り干し大根は、大根を切って干した乾燥野菜です。縮めて「切り干し」とも呼ばれます。西日本では、「千切り大根」とも呼ばれ、京都では「軒(のき)しのぶ」とも言われます。また、縦に四つ割りにしたものは「割り(わり)干し大根」、大根をゆでてから干したものは「ゆで干し大根」、寒い風と氷点下になる気候を活かした「凍(し)み大根」や「寒干(かんぼ)し大根」もあります。 干すことで長期保存ができるだけでなく、甘みや栄養が増えます。カルシウム・鉄分・食物繊維などが、多く含まれていますよ。 昔の人の知恵と工夫のつまった、「切り干し大根」を今日は炒め煮にしました。美味しく食べてください♪

5日

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今日の給食は丸パン、牛乳、ハンバーグのトマトのオレガノソース、マカロニツナサラダ、大根と野菜のコンソメスープです。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 今日のトマトソースに入っているオレガノはイタリア料理によく使われる香辛料です。日本では「ハナハッカ」と呼ばれる、シソ科の植物です。肉やトマト料理、チーズと相性がよく、バジルとおなじくらいよく料理に使われます。 給食では「ハーブ焼きチキン」や「さばのハーブ焼き」などにバジルと一緒に合わせて使うことの多い香辛料です。 今日はハンバーグのトマトソースにオレガノを加えておしゃれなソースにしてみました。いつもとひと味違うソースでハンバーグを味わってみてください♪

8日

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今日の給食は、きなこ揚げパン、牛乳、いかくんサラダ、ワンタンスープです。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 今週は、高松いい歯運動です。 しっかりかむと、歯やあごが丈夫になり、むし歯や歯周病を防ぐことができます。かむことは天然の歯ブラシといいます。しっかりかむことで、唾液(だえき)が分泌(ぶんぴつ)されて、歯の汚れを洗い流すのです。 唾液は、他にも消化(しょうか)を助けたり、味を感じやすくしたり、菌が増えるのをおさえたり、歯の表面を修復(しゅうふく)したりなどなどたくさんの良い働きがあります。よく噛むほど、唾液がたくさん出ますよ。 今日の揚げパンもパンを油で揚げてあることで噛みごたえがアップしています。よく噛んで、唾液を味方につけて、口の中を健康に保ちましょう♪

9日

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今日の給食はご飯、牛乳、あじの香味ソースかけ、ごま和え、飛鳥汁(あすかじる)です。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 飛鳥汁とはみそ汁に牛乳が入った汁です。 牛乳が貴重な飛鳥時代に宮廷(きゅうてい)に献上(けんじょう)されていた牛乳を使って作られたのが始まりだそうです。 みそ汁に牛乳?と思う人もいるかもしれませんが、みそと牛乳は意外に合います。またバターを最後に加えてあるので、コクがでて味わい深い汁になっています。不足しがちなカルシウムも補えます。 まずは一口味わってみてくだい♪ まだまだ暑い中、体育祭の練習を頑張っているみなさんに朗報です。熱中症予防に牛乳は強い味方です。さらに牛乳には、カルシウム以外にたんぱく質、脂質、糖質など、成長期のみなさんに必要な栄養素も含まれています。牛乳アレルギーやお腹が痛くなってしまうことが無ければ、給食だけでなく、家でも牛乳を飲むようにしましょう。

10日

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今日の給食はツイストロール、牛乳、ジャージャー麺、レタスとワカメのスープです。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 ジャージャー麺はどこの国の料理だか知っていますか?ジャージャー麺は中国の北部の料理です。降水量の少ない中国北部では小麦やとうもろこしを作る畑作(はたさく)が盛んです。小麦粉で作られるラーメンやしゅうまいなどは、中国北部で多く食べられています。 現在のラーメンのような黄色い麺が作られたのは「かんすい」というアルカリ性の水溶液が発見されたからです。この「かんすい」が含まれた水で小麦粉をこねたところ、小麦粉のフラボノイド系色素が黄色に発色し、コシが強く、なめらかで、更に麺が縮れるという変化も現れました。 ジャージャー麺は、ゆでた中華麺に肉みそをかけて、いただきます。今日は、いろいろな野菜を入れて栄養バランス良く作りました。残さず食べましょう。

11日

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今日の給食は麦ご飯、牛乳、ハヤシライス、冷凍みかんです。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 冷凍みかんの始まりは、1955年(昭和30年)です。冬から春頃にしか販売されていなかったみかんを一年中販売できる商品にしようという考えから発案され、大洋漁業(現在は・マルハ)と鉄道弘済会(こうさいかい)の共同開発で、収穫したみかんをそのまま夏まで冷凍することにしました。1955年に静岡県の小田原駅の販売店、キヨスクで売られるようになったのが始まりだそうです。 みかんをそのまま凍らせると乾燥してパサパサになってしまうため、急冷後に水につける作業を繰り返し行うことで皮の外に氷の膜を作り、乾燥を防ぐ工夫をしています。この氷の膜によってみかんの水分が外に出てしまうのを防ぎ、パサパサしないおいしい冷凍みかんが食べられます。更に、低温で食べると甘みをあまり感じられないことから、冷凍みかんにするのは甘みの強いみかんを使うそうです。 さぁ、冷凍みかんとハヤシライスを舌で味わった後は、演奏会の素敵な曲を、耳と心で味わってきてください♪

12日

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今日の給食はコッペパン、牛乳、チリコンカン、シーザーサラダ です。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 チリコンカンは、19世紀半ばにメキシコから独立しアメリカ合衆国に併合されたテキサス州南部で発祥したと言われています。 ひき肉や玉葱を炒めて、豆やトマトソース、チリペッパーを加えて煮こむ、辛味がある料理です。 今日のチリコンカンは豚のひき肉の他に、ベーコンや大豆、レッドキドニー、玉ねぎ、にんじんなどが入っています。チリパウダーで辛みを加えました。 コッペパンにつけて食べると、とても美味しいですよ。

16日

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今日の給食は麦ご飯、元気パワー丼、牛乳、ごぼうサラダ、鶏汁です。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 3連休明けの今日は、名前のとおり食べると元気なパワーがわいてくる元気パワー丼です。 具材には、豚肉や厚揚げが入っています。豚肉ではたんぱく質やビタミンB1が補給できます。ビタミンB1は炭水化物をエネルギーに変えるのに必要なビタミンです。ごはんなどのエネルギーの源が、エネルギーとして体内で働くのに役立ち、元気やパワーが出ます。 厚揚げには、たんぱく質や鉄分が多く含まれています。鉄分は、血液中に含まれていて、貧血を防ぎます。貧血になると、めまいや立ちくらみなどの症状が出てきます。貧血を防いでいつも元気でいたいですね。好き嫌いなく、何でも食べて、健康で楽しく毎日を過ごしてください♪

17日

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今日の給食はせ割れコッペパン、牛乳、ソース焼きそば、中華辛みスープです。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 9月も中旬になりましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。水分補給はできていますか?水分補給は一度にたくさんするのでは無く、こまめにすることが大事です。 普段じっとしているだけでも、1時間に100mlは汗をかくそうです。ちなみに激しい運動、たとえばサッカーを1時間30分すると、2Lも汗をかくといわれています。水分は常に失われているので、こまめに水分補給をすることが必要です。 駅伝の練習や体育祭の練習を頑張っているみなさん、水分補給をこまめにして、早寝、早起き、朝ごはんもしっかりと行っていきましょう。

18日

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今日の給食は麦ご飯、牛乳、鶏肉と夏野菜の揚げ煮、ごま香るキャベツの浅漬け、みそ汁です。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 今日の「鶏肉と夏野菜の揚げ煮」はかぼちゃ、じゃがいも、ゴーヤ、パプリカなど夏野菜がたくさんとれる料理です。味は甘じょっぱくしました。実はこの甘さには秘密があります。砂糖の甘さだけでなく隠し味にあるものを使いました。そのあるものとは何でしょう?よく味わって次の3つから選んでください。 1,練乳  2,はちみつ  3,オレンジジュース 正解は2のはちみつです。 「はちみつ」は、「みつばち」が花から採取した蜜(みつ)を巣箱に貯めた天然の甘味料です。レンゲ、アカシア、ミカンなどはちみつにはたくさんの種類があり、「みつばち」が採取する花によって色も風味違います。はちみつは脳のエネルギーになるブドウ糖のほか、体の調子をととのえるビタミン類、体をつくり、様々な体の代謝に必要なアミノ酸も含みます。天然の甘みを楽しんで食べてみてください♪

19日

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今日の給食はツイストパン、牛乳、チンゲンサイの米粉スープ、アーモンドサラダ、梨です。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 今日は旬の梨が出ています。種類も豊富で「幸水(こうすい)」「豊水(ほうすい)」「新高(にいたか)」「二十世紀」などいろいろあります。かじった時のシャリっとした触感とみずみずしい甘みがおいしい梨。90%が水分で、果肉にはタンパク質を分解する消化酵素のプロテアーゼが含まれています。料理に梨を使えば肉を柔らかくする事ができ、食後のデザートに梨を食べる事で消化を助けます。また、梨には夏バテなど疲労回復に役立つアミノ酸の一つアスパラギン酸がたくさん含まれています。 夏の疲れが出やすい時期ですから、何でも食べてバランスの良い食事をして健康管理に努めましょう。 今日の梨も、給食技士さんたちみんなで協力して、80個以上の梨を一生懸命むきました。みんなの目の前には、梨ひとかけらですが、大変な苦労が隠れています。残さずいただきましょう♪

22日

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今日の給食はおはぎ、けんちんうどん、牛乳、かぼちゃのかき揚げ、ごまあえです。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 9月23日は秋分の日です。秋分の日前後それぞれ3日間を含めた1週間を秋のお彼岸(ひがん)といいます。お彼岸はご先祖様(ごせんぞさま)の供養(くよう)をします。秋のお彼岸には「おはぎ」を食べる風習があります。春のお彼岸に食べるのは「ぼたもち」といいます。秋は萩(はぎ)の花が咲く季節なので「おはぎ」、春は牡丹(ぼたん)の花が咲く季節なので「ぼたもち」といいます。同じあんころ餅ですが、食べる季節によって名前が違うのはおもしろいですね。 「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があります。暑かった夏も去り、涼しく過ごしやすい季節になります。食生活をしっかりして、学習に運動に頑張りましょう♪

24日

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今日の給食はわかめごはん、牛乳、鶏のごま味噌焼き、磯煮、小松菜のすまし汁です。感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。  最近、給食のごはんやパンの残りが多いように感じます。主食であるごはんやパンは、生命維持する基本的な食べ物として、昔から私たちが食べている大切な食べ物です。現代の食生活の傾向をみると、年々、主食を食べる量が減少してきているようです。おかずばかり食べて、主食を残す人が多いですが、改めて主食の大切さを考えてみましょう。 主食は糖質を多く含み、糖質は体や脳を動かすためのエネルギー源です。糖質をとらないと、脳も体もよく働きません。さらに、肉や野菜などの他の食品からとったたんぱく質や脂質などもうまく体でつかわれません。主食を残すと、主食からとれるはずの栄養が不足するので、栄養バランスが崩れ、当然エネルギーも不足してしまいます。体育祭の練習などで普段より活動量が増え、より多くのエネルギーが必要です。意識して主食をとりましょう。そして明日の朝はいつもより登校は早いですが、お昼を食べる時間はいつもより少し遅くなります。主食・主菜・副菜のそろった朝ごはんを必ずしっかりと食べてきてください!最高のコンディションで、最高の体育祭にしてください☆

26日

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今日の給食は麦ご飯、牛乳、秋なすのポークカレー、ハムとチーズのサラダです。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 昨日の体育祭はお疲れ様でした。たくさん体を動かした後のお弁当は格別だったのではないでしょうか。 さて、話は変わりますがスーパーでなすをよくみかけますね。秋ナスは、夏に取れるナスと違い、皮が薄く、種が少なく、身が引き締まっています。 ほとんどが、水分ですが、油と相性がよく、炒め料理や煮物にするととても美味しいです。ナスの鮮やかな紫色はポリフェノールの一種でアントシアニンという色素成分です。このアントシアニンは体が酸化するのを防ぐ作用があり、生活習慣病などの予防にも役立つことがわかってきました。 今日は給食でも人気のカレーの主役にしてみました。味わって食べてください。

29日

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今日の給食はゆめロール、牛乳、スパゲティミートソース、イタリアンスープです。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 今日のスパゲティーミートソースには、隠し味で中濃ソースが入っています。ソースと言えば、辛くてサラリとしたウスターソースを指すことが多いでしょう。ウスターソースはイギリスのウスター州で、ある主婦が野菜や果物の切れ端、香辛料などを「つぼ」に入れて貯蔵したところ、偶然できたのが始まりとされています。独特の風味と黒っぽい色は、野菜や果物を酢や塩などの調味料と香辛料などを熟成させることによって生まれます。 日本に来たのは幕末頃で洋食の普及と共に広まったようです。とんかつソースや中濃ソースは、戦後に生まれた日本独自のものです。どろりとしていてウスターソースより甘口で、より日本人好みになっています。たくさんの材料が使われているソース、カリッと揚がった揚げ物にかけるのもいいですが、その風味を活かして下味や隠し味に使ってみるのもおすすめです。

30日

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今日の給食はご飯、牛乳、さんまの蒲焼き、たくあん漬け、豚汁です。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 さんまは秋が一番脂(あぶら)がのって、おいしい時期です。この時期に捕獲して冷凍したものが一年中出回るそうです。最近、日本のさんま漁獲量(ぎょかくりょう)が減少していましたが、今年は予想以上の漁獲量で、脂ののった良いさんまが例年より安く食べることができます。そして、なんと!さんまなどの青魚の脂には、DHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれ、脳の働きを良くし、記憶力アップ効果が期待できるそうです。 さんまの蒲焼きは、皆さんに人気の料理です。「揚げたさんまに甘辛いタレをからめました。 さんまの蒲焼きは、ご飯のおかずによく合いますね。給食を美味しく食べて、健康で過ごしましょう。