2025 12月の給食
1日![]() 今日の給食はごはん、牛乳、いわしのみぞれ煮、あったま汁、刻み昆布と大豆の煮物です。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 今日は「ねぎ」についてお話します。「ねぎ」はもともと冬場の野菜です。寒さで、風味や甘みが増します。「ねぎ」は昔から、関東では主に白い部分を食べる「白ねぎ」が栽培され、関西では緑の葉の先端部まで食べられるやわらかい「青ネギ」が栽培されていました。日本の東と西では「ねぎ」の食文化に違いがありました。群馬県にも「下仁田ねぎ」という有名な美味しいねぎがありますよ。ねぎの原産地の中国では「体を温め、疲労を回復する薬用の植物」とされており、風邪の予防に効果のある野菜です。「ねぎ」は「玉ねぎ」と同様に、においのもとである硫化(りゅうか)アリルを含んでおり、このにおいは体温を上昇させ、殺菌作用があります。風邪のときに「ねぎを首にまく」のもこの硫化アリルのためだそうです。ねぎにはすごいパワーがありますね。 今日は「あったま汁」に入っています。「あったま汁」には他にもしょうがや根菜類など体を温める食材がたくさん入っています。給食を完食して体温も免疫力もアップさせましょう! |
2日![]() 今日の給食はコッペパン、牛乳、イチゴジャム、ガーリックペッパーチキン、キャロットサラダ、イタリアンスープです。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 今日はキャロットサラダです。何がキャロットなのかというと、ドレッシングの中に「にんじん」が入っています。今日のドレッシングは、にんじんと玉ねぎを、米油、ぶどう酢、三温糖、食塩、コショウと合わせてミキサーにかけて作りました。 お味はいかがですか?「なぜ給食ににんじんが毎日出るのか?」と思うことはありませんか?にんじんは料理に入れると彩り(いろどり)が良くなり、食欲増進につながります。また、一年中出回っていて、価格も安定しているので給食で多く登場します。また、にんじんは100gあたり8200もカロテンを含んでいます。カロテンは体内でビタミンAに変化し、皮膚(ひふ)や粘膜(ねんまく)を健康に保ち、免疫(めんえき)機能(きのう)を強化する働きがあります。油と一緒にとると吸収率が高まるので、油炒めなどもおすすめですよ。 |
3日![]() 今日の給食はごはん、牛乳、ハヤシライス、アーモンドサラダ、柿です。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 今日のデザートは今が旬の果物の柿(かき)です。柿はりんごなどの果物に比べて皮をむいたり、葉をとったり、切るのに手間がかかりますが、今日は給食技士(きゅうしょくぎし)さんたちが、みんなに美味しく食べてもらえるように頑張って切ってくれました。 柿の原産地は日本および中国です。品種は100種類以上ありますが大きく分けると甘柿(あまがき)と渋柿(しぶがき)があります。渋柿はお酒などにつけて渋抜きをして食べたり、皮をむいて干した干し柿などにして食べます。 柿のダイダイ色はカロテンという栄養素によるもので、皮膚や体の粘膜を健康に保ち、風邪などに対する抵抗力も高めてくれます。 柿の葉っぱにもビタミンCなどの栄養素がたくさん含まれており、柿の葉茶や若葉を使った料理もあります。また抗菌作用を利用した柿の葉寿司なども有名ですね。 旬の味覚を楽しんでいただきましょう。 |
4日![]() 今日の給食はシュガー揚げパン、牛乳、ワンタンスープ、大根サラダです。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 給食でも大人気の揚げパンですが、元祖揚げパンと言えば、この砂糖をまぶしただけのシュガー揚げパンです。 今日は上白糖と塩を混ぜ合わせて、揚げたパンにまぶしてあります。 揚げパンは諸説ありますが、東京の大田区にある小学校で考案されたそうです。昭和27年頃、風邪で休んだ児童に栄養をつけてもらうため、パンを持っていかせようと思い、硬くなったパンをおいしく食べてもらうために、さらに保存がきくために、油で揚げて砂糖をまぶすことを考え付いたそうです。 思いやりから生まれた揚げパン。ワンタンスープ、大根ラダとともによく噛んで、味わって食べてください。 |
5日![]() 今日の給食は麦ご飯、牛乳、マーボー豆腐大根入り、春雨サラダ、わかめの中華スープです。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 今日の麻婆豆腐は、大根を入れたものです。大根は冬が旬の野菜で、今がいちばんおいしい時期です。旬の大根はビタミンCなどの栄養価が高く、甘みがあってとてもおいしいです。形、色、大きさ、味により品種もさまざまで、巨大なカブのような「桜島(さくらじま)大根」や煮崩れしにくい「三浦(みうら)大根」、辛みが強い「辛み大根」、首が緑色で甘みが強い「青首(あおくび)大根」などが有名です。最みの少ない「青首大根」が多く出回っています。 マーボー豆腐に大根!?と思うかもしれませんが、これが意外に合うのでぜひ味わってみてくださいね。食わず嫌いは人生の損(そん)です。何でも挑戦し、豊かな人生を送ってください♪ |
8日![]() 今日の給食は麦ご飯、牛乳、鶏肉の和風ソースかけ、五目豆、きのこと豆腐のすまし汁です。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 五目豆はどんな材料が入っているかわかりますか?全部で7種類の材料が入っています。 大豆、ごぼう、にんじん、さつま揚げ、こんぶ、こんにゃく、えだまめの7種類です。ごぼうも、にんじんも、さつま揚げも、給食技士さんたちが、形をそろえて四角に切ってくれました。 大豆は高崎産の大豆を、朝から水で戻し、じっくり煮てやわらかくします。 五目豆だけでも、みなさんにおいしく食べてもうらえるような工夫がたくさんつまっています。 毎日ひとつひとつの料理に給食室で思いをこめてつくっています。味わって残さず食べてもらうのが一番うれしいです♪ |
9日![]() 今日の給食はこめっこパン、牛乳、ブラウンシチュー、フェットチーネ、花野菜サラダです。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 今日はおしゃれなメニューです。フェットチーネはパスタの一種です。パスタの種類は、500種類以上あるそうです。古代ローマ時代が起源と言われ、その地方によって同じ種類でも呼び方が違う場合もあります。料理の特徴によって使い分けられていますので、食べる時に気にしてみると楽しいですよ。 フェットチーネは平たく薄い形が特徴です。群馬県おっきりこみにも似ていますね。クリームソースなどの濃厚なソースと相性がいいそうです。今日はブラウンシチューとからめてお召し上がりください。 そしてサラダには花が入っているのではなく、花野菜のブロッコリーやカリフラワーが入ったサラダです。どちらも植物の花の部分を食べるので、花野菜と言われています。キャベツの仲間で、ビタミンCをたくさん含んでいます。これからの寒い時期においしくなり、旬を迎える冬野菜です。今日はキャベツやハムと共にサラダにしました。 |
10日![]() 今日の給食は五目ごはん、牛乳、がんもの含め煮、ごま和え、かきたま汁です。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 さっそく、クイズです。 今日の煮ものの「がんもどき」はある食材から作られます。その食材とは何でしょう? 1魚 2じゃがいも 3大豆 答えは3の大豆です。大豆で豆腐を作り、水を切った豆腐をつぶして野菜、昆布、ぎんなん、ごまなどを混ぜ合わせて油で揚げたものです。お豆腐屋さんや、スーパーのお豆腐売り場でみたことがある人もいると思います。今日のがんもどきは、にんじんが入っています。「がんもどき」の「がん」は鳥の種類で、「もどき」は似ていると意味です。「がんもどき」が「がん」の肉に似ているほど美味しいため名付けられたそうです。 今日はしょうゆと砂糖とみりんで煮ました。 残さず食べてくださいね。 |
11日![]() 今日の給食はパーカーハウス、牛乳、さばの香草パン粉焼き、スイートポテトサラダ、大豆と白菜のコンソメスープです。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 今週は「高松いい歯運動」です。歯と口は、食べ物を食べたり飲んだりするほか、呼吸をしたり、話をしたりと、生きる上で重要な役割があり、心や体の健康にもつながっています。歯と口の健康を保つには、食後の歯みがきはもちろん、規則正しい食生活や、よく噛んで食べる習慣を身につけることが大切です。 好きな食べ物だったり、お腹がすいていたりすると、よく噛まないで急いで飲み込んでしまう傾向があります。好きな食べ物こそ、食感を楽しみながらよく噛んで、じっくり味わいたいものですね。 今日のスイートポテトサラダはさつまいも、にんじん、玉ねぎ、きゅうりを給食技士さん達が、かわいく四角にそろえて切ってくれました。寒い給食室で野菜を洗って、切るのは大変な作業です。感謝して残さずいただきましょう。 |
12日
|
15日![]() 今日の給食は麦ご飯、牛乳、冬野菜カレー、豆豆サラダです。給食を感謝していただき、楽しい給食時間を過ごしましょう。 カレーの日はいつもより、ごはんを少し多めにしています。みなさん、気がつきましたか?カレーは人気の給食ですが、おかわりし過ぎて「たらふく」にならないように注意してくださいね。 ちなみに「たらふく」って、どういう漢字を書くか知っていますか?「たらふく」は魚のタラに、お腹のハラで「鱈腹」と書きます。ちなみにタラは、さかなへんに雪です。そう、鱈は文字どおり、雪が降る季節においしくなる冬が旬の魚です。鍋料理などによく使われます。 鱈は口が大きく、どんなものでもよく食べるので、お腹が大きくふくれあがっているそうです。その姿から「たらふく」の当て字になったとされているそうです。しかし、「たらふく」の語源は鱈の腹からではなく、「足りる」など「十分になる」意味の言葉からきているそうです。 あら、カレーの話から脱線してしまいましたね。今日のカレーは大根やれんこんなど旬の野菜がたっぷり入っています。冬野菜を探しながら今年最後のカレーを楽しんで食べてもらえたら嬉しいです。♪ |
16日 |










