寺尾中学校学校教育目標 「自立・貢献」 〜自ら考え課題を解決し、心豊かで社会に貢献できる生徒〜

18日(木)2年生を対象にオリンピック教室が開催されました。講師には北京大会、ロンドン大会のオリンピックに選手として参加し、ロンドンオリンピックでは団体で銀メダルを獲得した今は現役を退いていますが、千田健太選手を先生としてお招きしての実技と座学の2本立てで行ってもらいました。実技では、体育館でフェンシングの型などを基本に、足腰の使い方、運び方などゲーム形式を取り入れながら進めていただきました。頭にカラーのマーカーコーンを載せ、落とさないように走る競技もあり、体幹をぶらさない動きに四苦八苦していたようですが、実技を体験している生徒の表情は実に穏やかでした。座学は教室で進められました。オリンピアンが実際に大会やそこに行き着くまでの練習等を経て得た「エクセレンス」「フレンドシップ」「リスペクト」の3つの言葉を軸に、「努力から得られる喜び」や相手への敬意、感謝などのオリンピック選手だからこそ得られる様々な過程からの価値を、生徒に考えさせながら授業を組み立ててくれました。生徒たちも各班で気づき、考え、その考えをボードにまとめ、部活動やクラブ活動、日々の生活などの場面に落とし込んで、発表してくれました。普段の授業では得られない貴重な体験と座学、教科書の枠を飛び越えた、まさに生きる力を感じ取ってくれた2時間の「オリンピック教室」だったと思います。2年1組、2組とも2時間ずつの授業は、代えがたい貴重な機会だったと確信しています。このオリンピック教室は、校長室の棚の上に飾られている「修了書」の月日を見ると平成30年からスタートし、今年の令和7年の8回目を数えます。継続的にあまたの諸先輩たちもこの教室を受け、中学時代を過ごし、社会や人生に活かせる資質や能力を身につけたと思うと、継続の力の偉大さと、生涯にわたり何か目標を持って取り組む大切さを実感してきたのかなと思いをはせます。貴重な時間が過ごせたことに感謝したいと思います。
 今学期の大きな行事も終わり、いよいよ25日(木)の終業式を残すのみとなりました。週明けは4日だけです。最後まで気を抜かず、2学期をしっかり締めくくり、冬休みを迎えてほしいと思います。
校長 橋爪 幸雄

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