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3月11日(金)3・11を忘れない

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 東日本大震災の甚大な被害やその後の人々の苦しみや悲しみについて、年々風化が進んでいると新聞で読みました。学校では、図書室に3・11東日本大震災関連のコーナーを設けました。また、金曜日のお昼の放送で、宮城県石巻市で津波に合い、お父さんを亡くした1年生の作文をもとにお話をしました。 


 さて、みなさんは、今日がどんな日かニュースや新聞で知っていると思います。
 11年前の今日、3月11日 2時46分に、宮城県沖を震源とする観測史上最大のマグニチュード9の大地震、東日本大震災が起こりました。宮城・岩手・福島では震度6を超える大きな大きな揺れでした。その後、10メートルを超える津波の発生で、約1万6000人もの尊い命が奪われました。皆さんもニュースでその時の映像を見て驚いたのではないでしょうか。高崎でも震度5の大きな揺れで、その時の事を思い出すと未だに震えます。
 福島では原発の事故でふるさとを追われた人がいます。いまだにふるさとにもどれず、苦しい生活をしています。
今日は、津波の被害に遭った、宮城県石巻市の1年生の作文を紹介します。
お父さん ぼくは元気だよ。
あのとき、すごく大きな地震と津波でこわかったよ。
お家が流されてかなしかったよ。
お気に入りのおもちゃも新しいランドセルもお父さんにつくってもらったプラモデルも
全部なくなってしまったよ。

泣きたいことがいっぱいあったけど、ぼく、がまんして泣かなかったよ。
えらいでしょ。ほめてくれるよね。お父さん。
お父さん。ぼく、一年生になったよ。お友だちもできたよ。
夏休みの宿題も、お手伝いも、ちゃんとしてるよ。
お父さんのために、お墓もきれいにおそうじしたよ。
よろこんでくれるよね。お父さん。
お父さん、ぼく、お父さんがいないのは すごくさびしいけど、がんばってるよ。
お父さんがよろこんでくれるように、がんばってるんだよ。
だから、お父さん、いつも ぼくのそばにいてね。ゆめのなかでほめてね。
ぼく いつまでも まってるね。
  (略)
  
 地震などの災害はいつ来るかわかりません。「備えあれば憂いなし」矢中小では、先生方が、毎月校舎内を点検してくれています。皆さんも大きな地震がきたら・・・と言う目で、家の中を点検してみてください。今日は、家族で地震が起こったらどうするか、家の家具は倒れないか、水や食料の備えはあるかなど、話し合ってほしいと思います。
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