刈り取った直後の籾の水分は20~25パーセントとかなり多いそうです。刈り取った稲は「はさがけ」をして、籾の水分量を減らす必要があるのだそうです。「はさがけ」の利点としては、刈り取った稲を高水分の水田から空気中に持ち上げ、日光と風によって乾燥することで乾燥効率を上げるという意味もあります。写真奥の以前から「はさがけ」してある籾の水分は15パーセントくらいだそうです。そのほかの「はさがけ」のよさは、穂の形が残ったままで乾燥するので、後熟が進むのだそうです。後熟(こうじゅく):とは、刈り取ったあとでも、お米の実りが進むこただそうです。子供たちは、一生懸命、昨年度のわらで、稲を束ねていました。