12/25(月)【校長's Eye その38】相手意識

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 下校指導では、一つの方面を担当し、原則毎日2回子どもたちに付き添っています。
 最近になって、子どもたちが成長したなあと感じる場面があります。

 「手押し式信号の横断歩道で、車の往来を見ながら押しボタンを押せるようになった」

 どういうことかと言うと、押しボタンを押すタイミングによっては、車が急ブレーキに近いようなタイミングで停まらなければならない場合があります。
 ある程度の距離で赤信号になることが予測できれば、運転者も心の準備ができますが、そうでないと、時によってはとても危ないです。
 運転者も、直前で信号が黄→赤となれば、その心中はあまり穏やかではないでしょう。
 ましてや、できるだけ停止や発進が少ない方がいい大型のトラックやダンプカー、バスなどでは言うに及びません。
 ですから、そのあたりを配慮しながらボタンを押すことを、折に触れて子どもたちに話をしてきました。

 最近では、低学年の子どもたちでも、車が横断歩道を通り過ぎる瞬間の絶妙なタイミングで押せることが多くなりました。
 大したものです。
 3学期も安全に登下校ができるように願っています。

 ほんの些細なことですが、これだって相手を思いやる大事な意識ですよね。
 こういう気持ちが溢れる社会であってほしいと思います。(校長)
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