ちょっといい話〜修学旅行のできごと〜

 6年生と修学旅行に行ってきました。
 今年から、キャリア教育の一環として2日目に「キッザニア東京」での体験学習を取り入れるなど、内容の一部を変更して実施しました。
 1日目の夕方、鎌倉班別学習を終えて、東京の宿泊地に向かう途中・・・心配していた行楽帰りの渋滞と事故渋滞が重なり・・・バスが全く動きません。予定の時間を30分過ぎ、1時間過ぎ・・、最終的に2時間程度の遅れとなってしまいました。
 正直、添乗員さんも、教員も少し不安を抱えていました。その時です。本当は、「腹はへった。自由時間が減る。まだ、つかないの?」と不満を言いたくなるはずの6年生が、
「先生、楽しいよ。カラオケやって楽しんでいこうよ。」と盛り上げてくれたのです。私は1組の1号車に乗っていましたが、2号車、3号車でも文句を言う児童はいなかった、自分たちで盛り上がっていた・・という報告を聞きました。
 6年生児童の心が育っているなぁ・・と感動しました。文句や不満を言ってもどうにもならない場面で、「今・ここ・自分」にできることを考える、そして「自ら楽しむ」そんな姿勢が育っていることをうれしく思いました。
 湘南の夕日を見ながら・・・・下級生も、6年生のように育ってほしいと願いました。
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