5月はグリーンアドベンチャー、東京校外学習、少年の主張があります

文化祭

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平成24年10月26日(金)片岡中学校の文化祭が行われました。本校の文化祭では「文化祭に関わる諸活動を通し、生徒会の一員としての意識を高め、自治活動の基礎を養う。」「他の人の発表、作品を鑑賞する態度を養う。」「全校生徒、集団で活動する意義を知り、協力して目標に向かうことの素晴らしさに気づく。」という3つのことをねらいとして行われています。そのため、夏休み前に文化祭実行委員さんが各クラスから選出され、生徒会役員さん(新・旧)と共に時間をかけて企画・準備を進めてきました。実行委員会の組織は委員長1人、副委員長2人、書記2人で、1年生8人、2年生8人、3年生16人の実行委員たちが「企画係」「装飾係」「プログラム係」に分かれて仕事を進めました。

今年度のテーマは「for」でした。for には「〜のために」という意味がありますが、誰かのために・・・自分のために・・・何かを学び、成長できる文化祭であってほしいという生徒会本部・文化祭実行委員の願いが込められたテーマでした。それをもとにしたスローガンが「思いやる 心をひとつに for all 」というものでした。このスローガンは生徒会が示した文化祭の方針をもとに、生徒全員が考えたものの中から決定したものです。日常生活の中で、ともすると自分のことだけしか見えなくなってしまい、周りの人への思いやりや温かな気持ちを忘れてしまいがちな今、もう一度片岡中学校全員で「心をひとつにして、温かなつながりを大切に出来る学校」作りを目指そうという気持ちが表れています。

文化祭実行委員長は「みんながただ楽しめる文化祭ということではなく、思い出に残る文化祭、今までで最も素晴らしい文化祭を作りたい」、今年度が3回目の実行委員だという副委員長は「今までは先輩たちに引っ張っていただいたので、今年は自分が引っ張っていけるように頑張りたい」、2回目の実行委員というもうひとりの副委員長も「全校で楽しく、盛り上がる、笑いあり、涙ありの今まで以上の素晴らしい、思い出に残る文化祭を作りたい」と語ってくれていました。実行委員さんたちの熱心な活動ぶりは例年同様に素晴らしく立派でした。

毎年恒例の生徒会企画・自主製作映画では42人の生徒、3人の先生が出演し、生徒会役員さんたちが脚本の作成、撮影、編集を行いました。中学校生活で大事にしたいことは何か・・・考えることができるひとときでした。限られた時間の中で、ここまでの映画が完成できたのは生徒会役員さんたちのひたむきな努力のお陰でしょう。ありがとうございました。

それでは文化祭のプログラムを紹介しましょう。

<午前の部>
・オープニングイベント、生徒会長の話、開会宣言、校歌斉唱
・合唱コンクール
・ステージ発表1(平和作文、英語弁論、少年の主張、国際交流派遣団、生徒会本部企画1)

<展示見学>
1年生(グリーンアドベンチャー活動報告)、2年生「やるベンチャー活動報告」、3年生(修学旅行活動報告)、JRC委員会(活動内容展示発表)、保健委員会(ミニ健康診断)、給食委員会(食育展示発表)、美術部(作品展示)、自然科学部(実験、ロボット展示)、ゆうあい学級(美術、家庭科作品展示)、理科(夏休み自由研究展示)、国語(書写作品展示)、生徒会( for カード展示)

展示見学と共に、ピアノの生演奏を聴かせていただきました。日常では得られない心トキメクひとときを過ごすことが出来ました。ありがとうございました。

<午後の部>
・ステージ発表2(吹奏楽部演奏、生徒会本部企画2 映画・自主製作映画「 change for 」
・合唱コンクール結果発表・講評
・エンディングイベント(実行委員長あいさつ、生徒会本部解任式、学校長の話、エンドロール、閉会のことば)

<合唱コンクールの結果>
1年生:最優秀賞1の1・優秀賞1の3・優良賞1の2、1の4
2年生:最優秀賞2の1・優秀賞2の3・優良賞2の2、2の4
3年生:最優秀賞3の3・優秀賞3の1、3の2

<3年生の感想を紹介します>
・僕が文化祭で1番記憶に残ったのはエンディングイベントです。このコーナーは「日頃の感謝の気持ちを伝えよう。」というもので、たくさんの人が友達、先輩、家族や先生に日ごろの感謝を伝えていました。中には涙を流しながら感謝を伝えている人もいて、本当にその人に感謝しているのだなと感動しました。このコーナーで、僕は人に感謝し、その思いを伝えることはとても大切だということを改めて実感しました。

・今年の文化祭のテーマは FOR!でした。生徒会本部企画では、自分の志を発表してみんなで応援したり、普段はなかなか口に出来ない感謝の気持ちを伝えたりと、心温まる企画ばかりでした。この文化祭を通して、片中生の思いやる心をみんなで分かち合えました。今年の文化祭は、ただ楽しいだけではなく、思いやりの大切さをひとりひとりが改めて感じられる内容だったので、本当に良かったと思いました。

・今回の文化祭で1番印象に残ったのは、やはり合唱コンクールでした。初めて指揮者という立場で参加したのでとても緊張していましたが、毎日みんなで練習してきたことを思い出し、堂々と取り組めました。最優秀賞は取れなくても、自分たちの合唱はできたと思います。文化祭全体では、企画も楽しく、とても充実していて良かったです。

・今年の文化祭は生徒会役員として参加しました。何ヶ月も前から準備していた文化祭はあまり楽しみにしていませんでした。「盛り上がらなかったらどうしよう。」などということばかりが頭の中にありました。実際、当日は予想以上に盛り上がり、とても嬉しかったです。全校のノリの良さには感動しました。忘れられない文化祭になったと思います。

・3年3組、めでたく最優秀賞を取りました。3組が合唱の練習に取り組み始めたのは夏休み前からです。しかし、先生方にほめていただけるようになったのは本番の3日前です。もし、3組が夏休み前といういち早い時期から練習することがなければ、こんなケンカにはつながらなかったと思います。途中、何度も伸び悩みました。あきらめずに、粘り強く頑張ってきたからこそ、ここまで来ることができました。3組のみんなには感謝の気持ちでいっぱいです。

・1番の思い出は合唱コンクールだ。僕たち3年3組は正直、合唱の練習を熱心に取り組むクラスではなかった。しかし、1,2組からは毎日のように大きくきれいな声が聞こえた。そんな日々を過ごす間に、もう残り1週間となってしまった。僕たちはやっと真剣に取り組み始めた。日々の練習で日に日に上達していき、最後までみんなで集中して歌いきることができた。その時、初めてクラスがひとつにまとまったと思った瞬間だった。中学校生活最後の文化祭は、楽しいだけではなく得ることも多かった。クラスの団結や楽しい思い出などだ。合唱練習が終わった今、僕は受験に向けて頑張っていきたい。


文化祭・合唱コンクールを通して、各クラスが心を合わせ一生懸命に協力する様子がたくさん見られました。特に合唱コンクールでは、ピアノ伴奏者と指揮者、パートリーダーたちの言葉に耳を傾けながら熱心な取り組みが感じられました。ステージ上での姿は、1年生から3年生までどのクラスもとても素晴らしく立派でした。保護者の皆様にもたくさん来校いただきまして、ありがとうございました。文化祭後に、子どもさんを通してあたたかいお便り、感想を担任の先生に届けてくださったお家のかたもいらっしゃいました。心より御礼を申し上げます。

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