卒業 そして今

昨日、卒業式がありました。生徒たちが輝く、そしてとてもかっこいい表情、感動ある卒業式でした。今日が次の日、1年生、2年生は昼休み、いつものと変わらず校庭で遊んだり、図書室へいったり、教室で遊んだり、くつろいだりしています。ふと3年生、卒業生のあるクラスへ行きました。黒板を見て、「ここで数学を毎日勉強していた生徒がいたなあ、私が勝手に名前をつけていた「なぜなぜクラブ」があって、日々なぜを考え楽しんでいたなあ」と思いにふけっていました。数学は本当に楽しいです。難しすぎる問題は楽しくありませんが、できそうでできない問題や美しい問題、簡単に補助線を引いてとけてしまう問題、発見がある問題、答えがたくさん見つかる問題等、考えることが楽しくなります。数学というとみな論理的な人、計算が得意な人と見られます。そんなことはありません。タイプとしてそういう人もいますが、そうでない人もいます。発想やアイデアを大切にする人です。かつて、校庭にある「木の高さを測るためにはどうしたらよいか」と中学3年生に質問しました。中学3年生です。数学が好きな生徒も嫌いな生徒も苦手な生徒もみなで真剣に考えました。発想がでるのはテストで点数をたくさんとる生徒とは限りません。授業で一番面白いのが「生徒の考え」です。そこに気付いた時、授業が少し変わった気がします。生徒は「木を切る」「影で」「鏡を使って」「ドラえもんに頼んでタケコプターをかりる、そこでメジャーをつかう」「木に登る」「クレーン車で測る」等、想定しない意見がたくさん出てきました。また、数学で大切なのは、「試行錯誤」です。様々なアイデアを使って、いろいろとやってみる、考えてみることです。簡潔な早くできるやり方は、それから見つかるかもしれません。そんないろいろ考え続けてきた「なぜなぜクラブ」また、いつか、高南中に集合しましょう。
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