真に迫った避難訓練
凶器を持った不審者に対応できる訓練をしようと避難訓練が29日4校時、全校生徒と職員を対象に行われました。刃物を持った不審者が2年生の教室に侵入すると(写真 上)、学年を問わず生徒や教師は置かれた状況の中で、最善の判断をし真剣に行動していました。(写真 中)
より実践的で緊張感を持たせるために、不審者がどこの教室に侵入するかは生徒と職員には知らされていませんでした。実際に侵入された2年2組の生徒は「怖かった」と、口々に感想を述べていました。侵入されなかったクラスも状況を考え、適切に行動できました。 有意義な訓練が実施できたのは、事前指導のたまものです。3校時に全クラスとも机や椅子を使った防御の仕方や不審者を侵入させないためのバリケード(写真 下)の作り方などを学んでいたからです。また、避難後は体育館に全校生徒と職員が集まり、不審者の後ろからビデオ撮影した不審者侵入時の様子と対応の仕方を、映像を通して確認し学びあいました。 田口校長先生は「危険を予測する力や危険を回避する力が重要。危険な時は、イカノオスシの行動をとって」と、全校生徒に訴えかけていました。 |
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