5年生 討論会 「兄姉と弟妹 どっちが得?」

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 最近の子どもたちは、「自分の考えや思いを相手に伝えるのが苦手」と言われています。これは、5年1組の子どもたちにも当てはまるものです。そこで、今週の火曜日に、この「自分の考え・思い」を相手に伝える力を養う授業を実施してみました。
 その授業とは、昨年の5年生もやっていた「ディベート(討論)」です。ディベートとは、私がある議題を出します。それから、賛成派と反対派にわかれて討論するというものです。ここで出す議題は、「これ」といった答えがあるものではなく、自分の考えや友達の考えを聞きながら、自分はどっち派でどんな考えがあるのかを発言していくという活動です。
 
 たくさんの意見が飛び交う白熱した討論会になりました。そして、「この討論会、ディベートの目的は、とにかく相手に自分の考えや思いを伝えることです。だから、人数が多いからとか少ないからとかで、勝敗を決めるものじゃないからね。」と子どもたちに話しました。
 最後に、「ちょっと聞きたいだけど、今日のディベートで発言した人は手を挙げてみて。」と子どもたちに聞いてみると、23人の子が手を挙げました。ということは、残念ながら7人の人がまったく発言できなかったということになります。確かに、ディベートですから、人に質問されたり、反論されたりしてしまったりと、発言が苦手な子にとっては正直大変なことであると思います。でも自分の考えや思いをしっかり持つことは、とても大事なことです。これからもこのような自分の考えや思いを相手に伝える力を表現できる機会をどんどんつくっていきたいと思っています。

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