10/29 給食【一口メモ】「おっきりこみ」について 「おっきりこみ」は、幅広の麺を、旬の野菜やきのこなどと一緒に煮込んだ料理です。 味付けは、醤油を使うことが多いですが、味噌を使うものもあります。 群馬県は、年間を通して晴れの日が多い気候と水はけのよい土壌に恵まれているため、古くから小麦栽培が盛んだったので、小麦から作られる「粉もの食」が発展してきました。その代表格と言えるのが「おっきりこみ」です。 「おっきりこみ」という名前の由来は、伸ばした生地を麺棒に巻いたまま包丁で「切り込み」を入れ、麺を切っては入れ、切っては入れたので、「おっきりこみ」と呼ばれるようになりました。 10/26 給食【一口メモ】「切り干し大根」について 切り干し大根とは、大根を細く切って、天日干しにして作られた食べ物です。 生の大根を乾燥させているので、その分、栄養分も濃縮され、栄養価が高い食べ物です。 今日のような「和え物」のほかにも、炒めたり、煮物にしたり、ビビンバに入れたりと、いろいろな料理法があるので、ぜひ、家庭でも作ってみてください。 10/25 給食【一口メモ】「チンゲンサイ」について 今日のスープには、高崎でとれた「チンゲンサイ」が入っています。 チンゲンサイは、高崎で一年中作られていて、とれる量もたくさんあるそうです。 シャキシャキした歯ざわりとほのかな甘みがあり、煮崩れしにくいので、炒めて食べるだけでなく、煮込み料理にも使われます。日本にある「しゃくし菜」と同じ仲間で、葉の形が「しゃく」によく似ていて、葉は緑色の長めの丸い形で、軸の部分がうすい緑色をしていますが、ゆでるときれいな緑色にかわります。栄養たっぷりのチンゲンサイをたくさん食べてくださいね。 10/24 給食【一口メモ】「パン」について 今から4000年ほど前の古代エジプトでの話。それまでのパンは、小麦粉を水でこねて焼いただけの固いおせんべいのようなものでした。ある日、一人の怠け者が、小麦粉をこねてはみたものの、焼くのが面倒になり、投げ捨ててしまいました。翌朝、拾い上げてみると、何とも香りのよい、ふっくらとした生地に生まれ変わっていたのです。それを焼いてみたところ、それまでに味わったことのない、口当たりのよいおいしいパンができあがったということです。どうやら、空気中の酵母菌がついて、発酵したようです。これがパンのはじまりです。 10/23 給食【一口メモ】「ごぼう」について ごぼうは、大昔の日本にはなかったそうです。地中海沿岸から西アジアやシベリア・中国などで、広く雑草として生えていましたが、不思議なことに、食べているのは日本人だけのようです。 中国から薬草として伝えられ、古くから宮中料理に使われていたものが、江戸時代には一般庶民にも食べられるようになり、大切な野菜の一つになりました。 鶏ごぼうピラフは、名前のとおり、ごぼうがたくさん使われていて、不足しがちな食物繊維がとれます。無機質のリンやカルシウムも多く含まれていて、わたしたちの体にとても役に立つ野菜なのです。 10/22 給食【一口メモ】「ねぎ」について ねぎは、ユリ科の多年草で、原産地は中国西部あたりとされています。3000年以上の歴史を持つ古い野菜の一つです。日本では、奈良時代から食べられています。 関東で「ねぎ」といえば、白いところの多い「根深ねぎ」のことをいいます。 ねぎ特有の辛味成分「アリシン」は、この「根深ねぎ」に多く含まれ、食欲を増し、消化を助け、体を温め、冷え性を防ぐ血行作用があります。 今日の「ねぎスープ」にたくさん入っています。 また、今日のガーリックパンは、給食室で一つずつガーリックマーガリンを塗ってから オーブンで焼きました。 10/19 給食【一口メモ】「金時豆」について 今日の給食の煮豆は、インゲン豆の種類の中の「金時豆」といいます。 金時豆は、インゲン豆の代表的な種類です。北海道で栽培されているインゲン豆の内、金時豆が約7割を占めています。 金時豆は、粒の形が良く、味もよいことから、煮豆に最も適した豆とされてきました。 金時豆は、糖質とたんぱく質が主な成分で、脂質はほとんど含まれていません。 また、日本人に不足しがちなビタミンB1などのビタミン類や鉄、カルシウムを多く含んでいます。 この「金時豆」の「金時」って何だと思いますか? 「金時」というのは、坂田金時のことをさすのだとか。坂田金時の幼いころの名前は「金太郎」です。坂田金時は、いつも赤い顔をしているので、赤いものを「金時」と例えるようになったのが始まりのようです。 今日の煮豆は、給食室で煮ました。 10/18 給食【一口メモ】「群馬の和風カレー」について 今日のカレーは、秋の味覚、さつまいも、だいこん、ねぎを使ったカレーです。ほくほくとしたさつまいもが入っているので、いつもよりやさしい甘みを感じるカレーです。 学校給食で人気のカレーは、もともとはインドの料理で、肉や野菜をさまざまなハーブで煮込んだものです。18世紀にインドからイギリスに伝わり、明治時代の初めにイギリス料理として日本に伝わりました。それから100年あまり、もう日本の料理「カレーライス」ですね。 今日は群馬のいろいろな食材が入っています。 10/17 給食
今日の給食は、黒パン・ペペロンチーノ・ミネストローネ・牛乳です。
諸事情により、写真が撮れませんでした。 【一口メモ】「ペペロンチーノ」について 本場イタリアでは「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」といいます。 「アーリオ」は「にんにく」、「オーリオ」は「油(特にオリーブオイル)」「ペペロンチーノ」は「赤とうがらし」のことです。 直訳すると、「にんにく・オリーブオイル・赤とうがらし」となります。 使う材料が、そのまま料理の名前になっています。 このスパゲティは、イタリアでは「絶望のスパゲティ」と呼ばれています。 その理由は、いろいろありますが、その一つに「貧乏のどん底でも、オリーブオイルとニンニクととうがらしさえあれば何とかなるパスタ」というのがあります。 給食では、にんにく・オリーブオイル・とうがらしのほかに、たまねぎ・キャベツ・ブロッコリー・エリンギ・しめじ・ベーコンが入っています。 10/16 給食【一口メモ】「高崎丼」について 高崎丼とは、高崎市の学校給食オリジナルメニューです。 高崎産のチンゲンサイと白菜を使い、中華風の味付けにしています。 チンゲンサイは、中国野菜の一種で、中でも身近な野菜の一つとなっています。 チンゲンサイが日本にやってきたのは、日本と中国の国交が回復した1972年以降です。 10/15 給食【一口メモ】「きのこストロガノフ」について ビーフストロガノフは、もともとロシアの料理で、「ビフストロガノフ」といいます。 「ビフ」は「○○流の」という意味で、ビフストロガノフとは、「ストロガノフ家流の」 という意味になります。 ロシアの貴族であったストロガノフ家の当主が、年を取り、歯もがたがたになって、大好物のステーキが食べられなくなりました。ストロガノフ家に仕えるコックが、どうにかして好物を食べてもらおうと考えだしたのが、この「ビフストロガノフ」でした。 今日の「きのこストロガノフ」には、4種類のきのこが入っています。 10/12 給食【一口メモ】「キムトマうどん」と「舞茸とひじきの酢の物」について 「キムトマうどん」は、キムチうどんの中に、生のトマトを入れて煮込んでいます。 「うどん」も「キムチ」も、子どもたちに人気のあるメニューです。そこに「トマト」を入れて食べやすくしています。 「舞茸とひじきの酢の物」には、倉賀野地域で収穫される舞茸を使っています。 黒い舞茸が一般的ですが、白い舞茸も収穫できるので、酢の物の色味をきれいに仕上げることができます。しらす干しとひじきも加えて、さっぱりと食べられる献立です。 10/11 給食【一口メモ】「舞茸」について 舞茸は、「見つけると舞いあがるほどうれしい」「カサがヒラヒラしていて舞っているように見える」ということから名付けられたと言われています。鍋物や汁物、混ぜご飯や天ぷらなどで、うまみがじっくりと味わえます。 舞茸の栄養は、カルシウムの吸収を助けて骨や歯を丈夫にするビタミンDや、ナイアシンなどのビタミンB群と亜鉛が豊富に含まれています。 今日は、舞茸ご飯に入っています。 10/10 給食【一口メモ】「揚げパン」について 今日は、倉賀野小学校で一番人気のある「きなこあげパン」です。 揚げパンは、今から60年くらい前の昭和20年代後半には、学校給食のメニューに登場していました。その頃と今とでは、学校給食の献立もだいぶ変わっていますが、揚げパンは、ずっと人気のメニューの一つとして食べられてきました。 揚げパンは、給食室でパンを油で揚げて、砂糖をまぶしています。 10/9 給食【一口メモ】「クーブイリチー」について クーブイリチーは沖縄料理です。クーブは昆布のこと、イリチーは炒め物のことで、クーブイリチーとは、「昆布の炒めもの」という意味です。 豚肉と昆布を使って野菜を一緒に煮た「クーブイリチー」は、沖縄県ではとてもメジャーな料理です。豚肉には、たんぱく質やビタミンB1が豊富に含まれていますが、それだけを食べるとコレステロールがたまってしまいます。しかし、昆布には、アルギン酸という コレステロールを体の外に出してくれる物質が含まれています。 昆布のヌルヌルした部分がアルギン酸です。さらに昆布には、食物繊維が豊富に含まれ、腸の中で、ナトリウムなどの高血圧の引き金になる物質を、体の外へ出してくれるのです。 10/5 給食【一口メモ】「朝ごはん」について 朝ごはんは、元気よく一日を始めるために、とても大切なものです。朝ごはんを食べると、エネルギー源となって、脳や体がしっかり目覚めます。そして、体温も上がり、生活リズムも整います。 また、朝ごはんは、その内容も大切です。主食・主菜・副菜・汁物がそろうと、栄養バランスのよい朝ごはんになります。 主食のごはんに、納豆やサラダ、みそ汁など、手軽に作ることができる料理を組み合わせるだけで、自然に栄養バランスがよくなります。 毎日、朝ごはんをしっかり食べましょう。 10/4 給食【一口メモ】「ごぼう」について 世界の中で、ごぼうを食べるのは、日本と台湾くらいだと言われていて、何でも食べる中国では、薬として利用されているそうです。 食物繊維が特に多いので、おなかの調子を整えるのに効果があります。 ごぼうの香りをいかした「きんぴらごぼう」が一般的な料理方法ですが、豚汁などの汁物に入れたりもします。 魚や肉の風味を引き立ててくれるので、いろいろな料理に利用できます。 今日は「きんぴらご飯」に入っています。 10/3 給食今日は、就学時健康診断のため、1〜5年生は3校時までで放課です。 就学時健康診断のお手伝いをしてくれる6年生だけが給食を食べます。 いつもより早い時間に給食を提供するために、簡易メニューとなっています。 【一口メモ】はお休みです。 10/2 給食【一口メモ】「10月の給食目標」について 今月の給食目標は、10月24日の学校給食ぐんまの日にちなみ、「地場産農産物について知ろう」です。 10月の給食は、群馬県や高崎市でとれた野菜などが、たくさん登場する予定です。 今日の給食では、ご飯は高崎産の「ゆめまつり」という品種です。 牛乳は群馬県で元気に育った牛からいただいた牛乳です。 しめじ、ねぎ、きゅうり、なし などが、高崎市内でとれた野菜・くだものです。 9/28 給食【一口メモ】「かぼちゃ」について かぼちゃは、最近、トレンディな野菜として、脚光を浴びています。 かぼちゃは、野菜というよりも、お菓子として口にする機会が多くなりました。 パンプキンパイ・パンプキンケーキ、ほかにもプリンやケーキなどに登場します。 かぼちゃが、日本に伝えられたのは、今から400年ほど前で、原産国はアメリカですが、カンボジアという国からやってきたため、「カンボジア」がなまって、「かぼちゃ」となりました。 かぼちゃには、ビタミンAのもとになるカロテンや、ビタミンB1・B2・Cがたくさん含まれています。疲れをとって、病気にならないように、体の調子を整える緑黄色野菜の仲間です。今日は「マーボーかぼちゃ」に入っています。 |
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