12/18 給食【一口メモ】「ごぼう」について ごぼうは、大昔の日本にはなかったそうです。 地中海沿岸から西アジアやシベリア・中国などで、広く雑草として生えていますが、不思議なことに食べているのは、日本人だけのようです。 中国から薬草として伝えられ、古くから宮中料理に使われていたものが、江戸時代には、一般庶民でも食べられるようになり、大切な野菜の一つになりました。 このように、ごぼうは日本人の口に合った食べ物ですが、アクが強いので「アク抜き」をして調理します。繊維が多く、無機質のリン・カルシウムも多く、私たちの体にとても役に立つ野菜なのです。 ごぼうには、特有の香りがあって、その香りを生かした料理をします。人参とよく合うので「きんぴら」「かき揚げ」などに一緒に使います。今日は、カラフルごぼう丼に入っています。 12/17 給食今日も読書月間コラボ給食です。「かいけつゾロリ ラーメンたいけつ」に出てくる「ゾロリラーメン」にちなんで、しょうゆラーメンです。 【一口メモ】「ひじき」について 日本人は、古くから、海藻をさまざまに利用してきました。 日本の国土はカルシウム質が少なく、水や農作物だけでは充分なカルシウムを補うことができませんでした。 そこで、昔の人は、海からの収穫物でカルシウム不足を補ってきました。 しかし、内陸部では、新鮮な魚貝類を手に入れることが難しかったため、保存に適した海藻が食べられるようになったと言われています。 今日は、サラダに海産物の「ひじき」が入っています。 12/14 給食今日も読書月間コラボ給食です。「男子弁当部」という本に出てくる「ドッキングビビンバ」にちなんで、ビビンバです。 【一口メモ】「にら」について 中国では紀元前から栽培されていたといわれるほど、長い歴史をもつ「にら」。 日本でも、最古の歴史書「古事記」に、「加美良(かみら)」という名前で記述があるなど、古くから栽培されてきました。 「スタミナ食材」といわれるように、カロテンやビタミンC、葉酸、カルシウムなどのビタミン・ミネラルを豊富に含み、独特の香り成分アリシン(硫化アリル)は、ビタミンB1の吸収を高め、疲労回復を助けます。 新しい葉が出てくる3〜4月ごろが旬とされていますが、根本から刈り取ると次々に葉が生えてきて、1年に数回収穫することができます。暑さ・寒さにも強く、栽培しやすい野菜です。北海道から九州まで幅広く生産されています。 12/13 給食今日も読書月間コラボ給食です。「やぎざかなののろい」という本に出てくる「やきざかな」にちなんで、鯖の塩焼きです。 【一口メモ】「さば」について サバの大きさは50cmくらいで、青黒い色をしています。温かい海の中を泳ぐサバは、水が澄んでいてエサがいるとみると、泳ぐのをさぼって島の近くの浅瀬によってくる性質があることから「サバは移り気で島が好き」といわれるようです。少しなまけもののようですね。 昔は、サバがたくさんとれたので、いいかげんに数えて、売り買いしたことから、数をごまかしたり、いいかげんなことをしたりするときに「さばをよむ」なんていいます。サバは、迷惑なことだと思っているでしょうね。 旬といって、一番おいしい食べごろは秋ですが、サバに含まれる脂は体に大変よいので、みなさんに一年中食べてほしい魚の一つです。今日は塩焼きにしました。 12/12 給食今日も読書月間コラボ給食です。「魔女の宅急便」に出てくる「ぐーちょきパン屋のフランスパン」にちなんで、ソフトフランスパンです。 【一口メモ】「フランスパン」について 日本人が三度の食事でお米を食べるように、フランスでは朝・昼・晩の食事でパンを食べます。これらのパンは、料理とバランスをとるために、かすかな塩味のパンが中心となります。これは「リーン」と呼ばれ、粉・水・塩・イーストだけで作った簡素なパンのことです。今日のソフトフランスパンは、本格的なフランスパンのようには堅くなく、ソフトで甘みのあるフランスパン風のコッペ型のパンです。クリームシチューにつけたり、ツナサラダをはさんだして工夫して食べてください。 12/11 給食今日も読書月間コラボ給食です。「アッチとドララちゃんのカレーライス」という本に出てくる「ドラキュラカレー」にちなんで、カレーライスです。 【一口メモ】「カレー」について 学校給食で人気のカレーは、もともとはインドの料理で、肉や野菜をさまざまなハーブで煮込んだものです。18世紀にインドからイギリスに伝わり、明治時代の初めにイギリス料理として日本に伝わりました。 当時、カレー粉は高価な輸入品しかなく、カレーは高級料理でしたが、国産のカレー粉が発売されると家庭でも食べられるようになりました。 また、カレーうどんやそばなど、日本風にアレンジした料理も登場し、全国に広まっていきました。カレーを手軽につくることができる「カレールー」や、あたためてすぐに食べられる「レトルトカレー」は日本人が発明したものです。 カレーは、さまざまな材料を煮込んでつくるので、栄養バランスがよく、どんな主食にも合うのも魅力です。今日は豚肉のカレーです。 12/10 給食【一口メモ】「みかん」について 今日のみかんは、和歌山県から来ました。 みかんは、江戸時代から食べられています。今では、世界中に100種類以上あります。皮がむきやすく、手軽に食べられるので、冬には欠かせない果物の一つです。ビタミンCが多く含まれていて、かぜを予防する働きがあります。また、みかんのパワーは、それだけでなく、肌の調子をよくしてくれたり、疲れをとったり、がんの予防などにも効果があります。 健康にとてもよいので、しっかり食べましょう。 12/7 給食【一口メモ】「かぼちゃ」について かぼちゃは、野菜というよりも「お菓子」として口にする機会が多くなりました。パンプキンパイ・パンプキンケーキ、そのほかプリンやゼリーなどにも登場します。 かぼちゃが、日本に伝えられたのは、今から400年ほど前で、カンボジアという国から来たため、カンボジアがなまって、かぼちゃとなりました。 かぼちゃには、ビタミンAのもとになるカロテンや、ビタミンB1、B2、Cが、たくさん含まれています。疲れをとって、病気にならないよう、体の調子を整える緑の野菜の仲間です。 今日は、かぼちゃを焼いて、肉や野菜たっぷりのあんでからめました。 12/6 給食今日も読書月間コラボ給食です。「妖怪食堂」という本に出てくる「だいじゃーハン」にちなんで、チャーハンです。 【一口メモ】「チャーハン」について 何を入れてもおいしいチャーハン。チャーハンは、もともとは中華料理ですが、似たような料理は、アジアの国々にいろいろあります。朝鮮半島のポックムパプ、タイのカーオッパ、インドネシアとマレーシアのナシゴレンなどです。 また、西洋風のものでは、ご飯を炒めるのではなく、生米を炒めてから、底の浅い鍋で水分がなくなるまでスープで煮たもので、ピラフやパエリアという料理があります。 日本では、余ったご飯の料理として広まりました。中に入れる具は、卵・ねぎが多いのですが、冷蔵庫の中に余っているものを入れても、意外な味の組み合わせが楽しめます。今日の給食では、高菜・焼き豚・ねぎ・人参・枝豆・卵を入れました。 12/5 給食【一口メモ】「はくさい」について 白菜は、アブラナの一種で、チンゲンサイや、さんとう菜など、たくさんのアブラナ属の仲間がいます。 日本の食文化には、欠かせない野菜で、その生産量も大根やキャベツに次ぐ量となっています。 そんな白菜ですが、今のような形のものが日本に定着したのは、明治から大正にかけてのことなので、比較的新しい野菜といえます。 今日は、肉団子のスープに入っています。 12/4 給食今日は、読書月間コラボ給食です。「したきりすずめ」の「すずめのお宿御膳」にちなんだメニューになっています。 【一口メモ】「給食で食べているお米」についてです。 高崎市の給食で使っているお米は、「ゆめまつり」といいます。 3年前までは、「ごろぴかり」という品種のお米でしたが、昔に比べて夏の気温が高くなった最近では、味が悪くなり、とれる量も減ってきました。 そこで、平成27年12月から、高崎市の給食で使われるお米は、「ごろぴかり」から、暑さに強い「ゆめまつり」という種類にかわりました。 この12月から、新米の「ゆめまつり」が給食で使われています。 12/3 給食【一口メモ】「12月の給食目標」について 12月の給食目標は「かぜに負けない体をつくろう」です。 かぜを予防するために、ウイルスに負けない抵抗力を養い、体力をつけましょう。 そのためには、栄養バランスのよい食事をきちんととることと、早寝早起きを心がけて 睡眠を十分にとること、そして運動をするなどして体を動かすことが大切です。 そのほか、外から帰ったときや、食事をする前などに、石けんを使ってしっかり手洗いをしたり、うがいをすることも忘れないようにしましょう。 給食でも、体が温まる栄養たっぷりのメニューが登場する予定です。 11/30 給食【一口メモ】「さんま」について さんまは、秋にとれる代表的な青魚で、魚の形が「刀」に似ていることから、「秋」の「刀」の「魚」、「秋刀魚」と書かれるようになりました。 良質なタンパク質や脂質、ビタミンAやビタミンB1、ビタミンDが豊富に含まれています。 その中の脂質には、生活習慣病の予防効果のあるDHA、EPAが多く含まれています。 今日は、そんな栄養価のたくさんあるさんまの竜田揚げです。 11/29 給食【一口メモ】「ブロッコリー」について ブロッコリーは、2000年も前にローマ人が食べていたものが、イタリアやヨーロッパへと伝わり、日本にやってきました。 とても栄養のすぐれた野菜なので、日本でもたくさん作られるようになりました。 鉄分・ビタミン・カルシウムを多く含んでいます。 ブロッコリーは、これから旬を迎え、とてもおいしく食べられる野菜です。今日はサラダに使いましたが、ほかにも、スープ・炒め物・煮物など、いろいろな料理に使いやすい野菜ですので、家庭でも使ってみてください。 11/28 給食【一口メモ】「ラーメン・中華まん」について 今日は、みなさんの大好きな「ラーメン」です。 中華麺の原料は「小麦粉」です。小麦粉をこねるときの水に「かんすい」というものを加えることにより、黄色の中華麺ができあがります。ラーメンの発祥は、横浜の中華街にあり、そこから全国各地に広まったといわれています。 中華まんのセレクトは、「肉まん」と「あんまん」です。肉まんが432個、あんまんが188個で、肉まんが人気でした。(写真はあんまんです。) 11/27 給食11月29日の「ぐんま・すき焼きの日」に合わせたメニューです。 11月29日は、6年生が修学旅行中のため、本日の提供になりました。 【一口メモ】「牛肉」について 牛肉には、筋肉や内臓・骨を作るのに必要な質のよいタンパク質が豊富に含まれています。また、脂質やビタミン類、ミネラルなど、さまざまな栄養成分も含まれています。 そのさまざまな栄養素が含まれた牛肉ですが、BSEという牛の病気が世界中で広まりました。1992年には、世界で約3万7千頭あまりがBSEに感染しましたが、2013年には世界で7頭へと激減しました。2003年(平成15年)以降、日本で生まれた牛からは、BSEは確認されていません。 その安全になった牛肉を使って、今日は「すき焼き風煮」を作りました。良質なタンパク質を含む牛肉に、野菜をあわせると、肉に不足しているビタミンCや、食物繊維を補うことができます。豚肉も入っています。 11/26 給食【一口メモ】「コーンフレークス焼き」について 今日のコーンフレークス焼きは、鶏肉にマヨネーズとコンソメで味をつけ、粉チーズとパン粉、砕いたコーンフレークスをつけて焼いたものです。 コーンフレークスとは、とうもろこしの挽き割りを蒸気で過熱し、ローラーで薄くつぶして乾燥させたものです。消化がよいので、主に朝食用のインスタント食品として使われています。 11/22 給食【一口メモ】「クッパ」について クッパとは、朝鮮半島で食べられている料理で、たまごが入ったあっさりとした味付けのスープに、ご飯を加え、雑炊のように食べる料理のことです。 「クッ」は「汁物」、「パ」は「ご飯」の意味です。 日本では、最初からご飯が入った状態で出てきまが、韓国では、スープとご飯は別々に出てきます。そのまま別々に食べても、スープの中にご飯を入れて食べても、どちらでもいいのです。 今日の給食では、ご飯にスープをかけて食べました。 11/21 給食【一口メモ】「牛乳」について これからは、どんどん寒い日が多くなります。寒くなってくると、冷たい牛乳が飲みにくくなってきます。 牛乳の中には、育ち盛りのみなさんに大切な栄養素の「カルシウム」が、たくさん含まれています。それだけではありません。牛乳には、タンパク質・脂質・炭水化物・ミネラル・ビタミンがバランスよく含まれていて、私たちの健康を保つために、大切な役割を果たしています。 牛乳は、いっきに飲むのではなく、食べ始めに一口飲み、ご飯やおかずを食べたら、また少し飲むというふうにすると、飲みやすくなります。 11/20 給食【一口メモ】「こしね汁」について 「こしね汁」は、「こんにゃく」「しいたけ」「ねぎ」の頭文字をとって名付けられた郷土料理です。 群馬県特産のこんにゃく・しいたけ・ねぎをはじめ、地元の野菜をふんだんに使い、野菜嫌いの人でも野菜をたくさん食べられるように作られた、具だくさんの食べる「味噌汁」です。 豚肉や油揚げなどが入っているので、コクがあり、食べやすく、しかも、栄養価が高くなっています。 |
|