3/15 給食カレーは、6年生からのリクエストメニューです。 【一口メモ】「カレー」について 学校給食で人気のカレーは、もともとはインドの料理で、肉や野菜をさまざまなハーブで煮込んだものです。18世紀にインドからイギリスに伝わり、明治時代の初めにイギリス料理として日本に伝わりました。 当時、カレー粉は高価な輸入品しかなく、カレーは高級料理でしたが、国産のカレー粉が発売されると家庭でも食べられるようになりました。 また、カレーうどんやそばなど、日本風にアレンジした料理も登場し、全国に広まっていきました。カレーを手軽につくることができる「カレールー」や、あたためてすぐに食べられる「レトルトカレー」は日本人の発明です。 カレーはさまざまな材料を煮込んでつくるので、栄養バランスがよく、どんな主食にも合うのも魅力です。 3/14 給食豚キムチチャーハンは、6年生からのリクエストメニューです。 【一口メモ】「豚肉」について 豚肉には、疲れた体を助けてくれるビタミンB1が含まれています。ご飯などに含まれる糖質をエネルギーに変える働きがあり、疲労回復に効果的です。 豚肉には、筋肉や内臓、骨を作るのに必要な良質のたんぱく質が豊富に含まれているので、成長期に、丈夫な体を作るのに欠かせません。また、脂質やビタミン類、ミネラルなど、さまざまな栄養が含まれています。 良質なたんぱく質をはじめ、さまざまな栄養が含まれている豚肉。それに野菜を合わせると、豚肉に不足しているビタミンCや食物繊維を補うことができます。 3/13 給食ミネストローネは、6年生からのリクエストメニューです。 【一口メモ】「ミネストローネ」について ミネストローネは、野菜を豊富に使った料理です。イタリア生まれの料理で、家庭料理として親しまれています。 イタリアは、地域によって気候や文化の異なる国です。そのため、食べられる野菜も地域によって違いがあります。ミネストローネも、地域や家庭によって、様々な野菜が使われているのです。 ミネストローネというと、トマトをベースにしたスープをイメージする人が多いのではないでしょうか。確かに、大抵のミネストローネにはトマトが使われています。しかし、イタリアでは、トマトを入れないものもミネストローネと呼んでいるようです。 ミネストローネとは、イタリア語で「具だくさん」や「ごちゃまぜの」という意味の言葉です。つまり、ミネストローネは、具だくさんに野菜が入ったスープを指します。 3/12 給食【一口メモ】「ひじき」について 日本人は、古くから、海藻をさまざまに利用してきました。 日本の国土はカルシウム質が少なく、水や農作物だけでは充分なカルシウムを補うことができませんでした。 そこで、昔の人は、海からの収穫物でカルシウム不足を補ってきました。 しかし、内陸部では、新鮮な魚貝類を手に入れることが難しいため、保存に適した海藻が食べられるようになったと言われています。 今日の「磯煮」には、ひじきのほかに、にんじん・大豆・こんにゃく・さつま揚げ・ごぼうなどが入っています。 3/11 給食みそラーメンとヨーグルト和えは、6年生からのリクエストメニューです。 【一口メモ】「ヨーグルト」について ヨーグルトの歴史は古く、5000〜6000年前のエジプトの壁画にも、ヨーグルトに関する記述があります。日本にヨーグルトが伝わったのは奈良時代で、当時の「酪(らく)」という食品が、ヨーグルトにあたるとされています。 ただ、ヨーグルトが日本の家庭に普及し始めたのは、昭和25年頃のこと。 それも、はじめのうちは、甘みや寒天を加えて固めたお菓子のような製品でした。 現在のようなプレーンヨーグルトが広まるのは、昭和40年代に入ってからです。 今日は、プレーンヨーグルトに果物を混ぜました。 3/8 給食【一口メモ】「麻婆豆腐」について 麻婆豆腐は、中国生まれの有名な豆腐料理です。 食べるとピリッとした辛味がありますが、これは「豆板醤」という調味料が入っているからです。 「マー」というおばさんが作った料理なので「マーボードウフ」と呼ばれるようになったそうです。 給食では、赤い色をつけつつ、辛くなりすぎないように、ケチャップを入れています。 唐辛子やしょうがなど、体をあたためる作用があります。 3/7 給食ハンバーグは、6年生からのリクエストメニューです。 写真は、ご飯を少なめにしてあります。 【一口メモ】「ハンバーグ」について ドイツのハンブルグでつくりはじめられたハンバーグですが、日本では、野菜やパン粉などを入れて作るようになり、日本人の口にあうように アレンジされました。 今では、日本独自の料理になっています。 食べやすいし、栄養もあり、消化もよいので、子どもからお年寄りまで、人気があります。 3/6 給食【一口メモ】「キムチ」について 今日の「根菜のピリ辛うどん」には、キムチを使っています。 キムチとは、韓国発祥の辛い漬け物のことです。体をあたためてくれる働きがあります。キムチに唐辛子が使われるようになったのは、17世紀の後半ごろからです。このころから、キムチの作り方がいろいろになり、それまでは、薬味に、にんにく・さんしょう・しょうが・塩を使うだけの単純な漬け物でした。現在の白菜キムチを例に取ると、薬味に、粉唐辛子・にんにく・ねぎ・にら・しょうが・昆布・果物の細切り・塩辛などを使っています。 3/5 給食【一口メモ】「チンゲンサイ」について チンゲンサイは、中国野菜の一種で、なかでも身近な野菜の一つとなっています。 チンゲンサイが日本にやってきたのは、日中国交回復(1972年)以降です。 今日のチンゲンサイのスープには、高崎でとれる「チンゲンサイ」が入っています。 チンゲンサイは、高崎で一年中作られていて、とれる量もたくさんあります。シャキシャキした歯ざわりとほのかな甘みがあり、煮崩れしないので、炒めて食べるだけでなく、煮込み料理にも使います。 3/4 給食ココア揚げパンは、6年生からのリクエストメニューです。 【一口メモ】「3月の給食目標」について 3月の給食目標は「一年間の給食をふりかえろう」です。 今年度の食生活について、自分はどうだったのかを振り返りましょう。 毎日、朝ご飯を食べることや、手をしっかり洗うこと、よくかんで食べること、箸や茶碗をしっかり持って食べること、感謝の気持ちを込めて食事のあいさつをすること、給食を残さないで食べることなどは、できましたか? 一年間を振り返って、できたことやできなかったことを、確認してみましょう。 できなかったことがあったら、来年度はできるようにしましょう。 3/1 給食今日は、明後日のひなまつりにちなみ、ちらし寿司にしました。 【一口メモ】「ひなまつり」について ひなまつりは、女の子のすこやかな成長を祝う行事です。 ちらし寿司やひなあられ、お吸い物、ひし餅などを食べて、お祝いする伝統があります。 関東で食べられているひなあられは、米に圧力を掛けてポンっとふくらませ、さとうで甘く味つけしたものです。一方、関西では、もちを細かくきって火であぶったものに、しょうゆや青のりなどで味をつけたものが食べられています。味も形も違って、おもしろいですね。 |
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