10/10 給食【一口メモ】「揚げパン」について 今日は、倉賀野小学校で一番人気のある「きなこあげパン」です。 揚げパンは、今から60年くらい前の昭和20年代後半には、学校給食のメニューに登場していました。その頃と今とでは、学校給食の献立もだいぶ変わっていますが、揚げパンは、ずっと人気のメニューの一つとして食べられてきました。 揚げパンは、給食室でパンを油で揚げて、砂糖をまぶしています。 10/9 給食【一口メモ】「クーブイリチー」について クーブイリチーは沖縄料理です。クーブは昆布のこと、イリチーは炒め物のことで、クーブイリチーとは、「昆布の炒めもの」という意味です。 豚肉と昆布を使って野菜を一緒に煮た「クーブイリチー」は、沖縄県ではとてもメジャーな料理です。豚肉には、たんぱく質やビタミンB1が豊富に含まれていますが、それだけを食べるとコレステロールがたまってしまいます。しかし、昆布には、アルギン酸という コレステロールを体の外に出してくれる物質が含まれています。 昆布のヌルヌルした部分がアルギン酸です。さらに昆布には、食物繊維が豊富に含まれ、腸の中で、ナトリウムなどの高血圧の引き金になる物質を、体の外へ出してくれるのです。 10/5 給食【一口メモ】「朝ごはん」について 朝ごはんは、元気よく一日を始めるために、とても大切なものです。朝ごはんを食べると、エネルギー源となって、脳や体がしっかり目覚めます。そして、体温も上がり、生活リズムも整います。 また、朝ごはんは、その内容も大切です。主食・主菜・副菜・汁物がそろうと、栄養バランスのよい朝ごはんになります。 主食のごはんに、納豆やサラダ、みそ汁など、手軽に作ることができる料理を組み合わせるだけで、自然に栄養バランスがよくなります。 毎日、朝ごはんをしっかり食べましょう。 10/4 給食【一口メモ】「ごぼう」について 世界の中で、ごぼうを食べるのは、日本と台湾くらいだと言われていて、何でも食べる中国では、薬として利用されているそうです。 食物繊維が特に多いので、おなかの調子を整えるのに効果があります。 ごぼうの香りをいかした「きんぴらごぼう」が一般的な料理方法ですが、豚汁などの汁物に入れたりもします。 魚や肉の風味を引き立ててくれるので、いろいろな料理に利用できます。 今日は「きんぴらご飯」に入っています。 10/3 給食今日は、就学時健康診断のため、1〜5年生は3校時までで放課です。 就学時健康診断のお手伝いをしてくれる6年生だけが給食を食べます。 いつもより早い時間に給食を提供するために、簡易メニューとなっています。 【一口メモ】はお休みです。 10/2 給食【一口メモ】「10月の給食目標」について 今月の給食目標は、10月24日の学校給食ぐんまの日にちなみ、「地場産農産物について知ろう」です。 10月の給食は、群馬県や高崎市でとれた野菜などが、たくさん登場する予定です。 今日の給食では、ご飯は高崎産の「ゆめまつり」という品種です。 牛乳は群馬県で元気に育った牛からいただいた牛乳です。 しめじ、ねぎ、きゅうり、なし などが、高崎市内でとれた野菜・くだものです。 9/28 給食【一口メモ】「かぼちゃ」について かぼちゃは、最近、トレンディな野菜として、脚光を浴びています。 かぼちゃは、野菜というよりも、お菓子として口にする機会が多くなりました。 パンプキンパイ・パンプキンケーキ、ほかにもプリンやケーキなどに登場します。 かぼちゃが、日本に伝えられたのは、今から400年ほど前で、原産国はアメリカですが、カンボジアという国からやってきたため、「カンボジア」がなまって、「かぼちゃ」となりました。 かぼちゃには、ビタミンAのもとになるカロテンや、ビタミンB1・B2・Cがたくさん含まれています。疲れをとって、病気にならないように、体の調子を整える緑黄色野菜の仲間です。今日は「マーボーかぼちゃ」に入っています。 9/27 給食【一口メモ】「カツ」について いよいよ明後日は運動会です。 今日の給食は、運動会応援メニューとして、験担ぎの「カツ」にしました。 調理員さんが1時間半もかけて、倉賀野小学校全員分の豚ヒレ肉に、小麦粉・卵・パン粉の順につけて、1枚1枚丁寧に揚げてくれました。そして、揚げたヒレカツに、給食室で作った特製の「タレ」をかけました。 明後日の運動会で、みなさんに、けがをすることなく、がんばってもらいたいという思いと、明後日が晴れますように、という思いを込めました。自分の力を十分に発揮するためにも、しっかり食べましょう。 9/26 給食【一口メモ】「ラーメン」について ラーメンは、給食でも人気のあるメニューの一つです。 インスタントラーメンは、お湯さえあれば、誰にでも簡単にできる食事として、私たちの生活にすっかり溶け込んでいます。 「食べたことがない」という人はいないと思いますが、いかがですか。 日本では一年間に一人が約45個くらい食べていることになるそうです。 インスタントラーメンは、今から約60年ほど前(1958年)に、日本で考え出されました。今では世界中で食べられています。 こんなに手軽に食べられているラーメンですが、ラーメンだけではビタミンやたんぱく質が不足するので、皆さんも家で食べるときは、必ず野菜や肉・卵などを一緒に食べるようにしましょう。 汁は塩分が多いので、全部飲まずに、残すようにしましょう。 9/25 給食【一口メモ】「お月見丼」について 今日は、お月見メニューで「お月見丼」です。 まん丸いお月様にみたてた「まあるい」食材を入れました。 それは「うずらたまご」です。「うずらたまご」は、鳥の「うずら」が産んだ卵です。 つるんとしていますが、口の中でよくかんで食べてくださいね。 十五夜には、お月見団子やさといも、枝豆、栗などをお供えして、お月見を楽しむ風習があります。お家でも、お供えをしながら、お月見を楽しんでください。 9/21 給食【一口メモ】「おはぎ」について 今日は、お彼岸メニューです。 今日の「おはぎ」は、小豆(あずき)のあんこで作られています。 おはぎに使われている「小豆」の赤い色は、悪い気を払ってくれると言われています。 その「悪い気を払う」という考え方が、ご先祖様の供養をする「お彼岸」に結び付いたと言われています。 秋のお彼岸は、萩の時期なので「おはぎ」、春のお彼岸は、牡丹の花が咲くころなので、「ぼたもち」と呼ばれています。 秋と春の時期によって、同じ食べ物を呼び分けるのは、豊かな四季を持つ日本人としての大切な文化です。こういった日本の文化を大切にしたいですね。 9/20 給食【一口メモ】「大豆」について 今日は、倉賀野地域の豆の日です。 倉賀野小学校では、倉賀野幼稚園・倉賀野中学校と連携して、毎月19日の「食育の日」にあわせて、豆の日献立を導入しています。 1712年、オランダの植物学者ケンペルが、ヨーロッパに大豆を伝えました。その後、大豆は、ドイツで「畑の肉」と名付けられました。 それは、大豆が、に肉に匹敵する量のタンパク質を含んでいることが分かったからです。 大豆のタンパク質は、肉や卵に負けない良質のタンパク質です。しかも、大豆には、他の作物より、ずっと多い量のタンパク質が含まれています。 今日は、そんな「大豆」を使ったドライカレーです。 9/19 給食【一口メモ】クイズです。 この「食べ物」は何でしょう? 1 皮はツルンとしています。 2 ヘタの部分が、帽子をかぶっているように見えます。 3 中は白色です。 4 皮は紫色です。 5 野菜です。 正解は「ナス」です。 ナスには、体の調子を整える働きがあります。主な栄養素には、食物繊維があり、お腹の掃除をしてくれます。ナスの皮の紫色の成分には、目の疲れをとったり、血液をサラサラにしたりする効果があると言われています。 今日は、スパゲティの中に入っています。スパゲティには、夏野菜といわれるトマトも入っています。 9/18 給食【一口メモ】「ワカメ」について 日本は島国で、周りが全部海ですから、昔からいろいろな海藻を採って利用してきました。ワカメは日本中のどこの海でも採れます。 ワカメの栄養は、骨や歯を丈夫にするカルシウムがとても多く、ビタミンやミネラルも、陸の食べ物よりずっと多く含まれています。80歳も100歳も長生きする長寿村の人たちの食べ物を調べてみると、海藻をたくさん食べているのがわかりました。 体の調子をよくするミネラルやヨードという成分が含まれていて、血管を丈夫にして、血圧を下げる働きがあり、生活習慣病の予防にもなります。海藻は一度にたくさん食べるよりも、毎日少しずつ食べるのがよいですね。ワカメの酢の物・ひじきの煮物など、毎日工夫して食べるようにしたいですね。 美しい黒髪・真っ白な歯・きれいな肌をつくるために、役立ちます。 今日はご飯と混ぜ合わせました。給食では毎日は使えませんから、家庭でもお料理に入れてくださいね。 9/14 給食【一口メモ】クイズです。 この「食べ物」は何でしょう? 1 丸くて、固くて、白い洋服を着ています。 2 軽くて、手のひらに乗る大きさです。 3 中は柔らかくて黄色です。 正解は「卵」です。 鶏の卵、かわいいうずらの卵、少し大きいあひるの卵。みなさんは、たいてい卵が好きですね。卵は、栄養価が優れていて、いろいろな料理に使うことができます。卵を食べ始めた歴史はかなり古く、西ヨーロッパでは、ギリシャ時代の料理にもその名前が見られます。我が国では、鶏が霊鳥と言われていたため、古くは食べることをしませんでした。一般の食卓にのぼったのは、明治時代になってからのことです。意外と新しい食べ物だったのですね。今日は、「鶏雑炊」に入っています。 9/13 給食【一口メモ】「モロヘイヤ」について モロヘイヤは、エジプトを中心とする中近東地域で栽培され、高温な乾燥地帯でも育つ生命力の強い野菜です。「モロヘイヤ」は、アラビア語で「王様の食べる野菜」という意味で、クレオパトラも好んで食べたと言われています。しかし、王様だけに食べられていたのではなく、エジプトで日常的に食べられていた庶民の味なのです。 日本では、1980年代に入ってから栽培され始めました。栄養価も高く、注目されています。 今日は、そんなモロヘイヤを入れたスープにしました。 9/12 給食【一口メモ】「肉と豆のトマト煮」について 今日の「肉と豆のトマト煮」には、白インゲン豆と大豆が入っています。 白インゲン豆は、大福豆や白金時豆など、白系のインゲン豆のことで、食物繊維を多く含みます。 大豆は「畑の肉」と名付けられました。それは、大豆に、肉に匹敵する量のタンパク質が含まれていることが分かったからです。 大豆のタンパク質は 肉や卵に負けない良質のタンパク質です。しかも、大豆には、他の作物より、ずっと多い量のタンパク質が含まれています。 9/11 給食【一口メモ】「切り干し大根」について 切り干し大根とは、大根を細く切って、天日干しにして作られた食べ物です。 生の大根を乾燥させているので、その分、栄養も濃縮され、栄養価が高い食べ物です。 今日のような「ビビンバ」のほかに、炒め物にしたり、煮物にしたり、ナムルにしたりと、いろいろな料理法があるので、ぜひ作ってみてください。 9/10 給食【一口メモ】「カルシウム」について カルシウムには、骨や歯を丈夫にするだけでなく、イライラした気持ちを静める効果もあります。 小学生が一日に必要なカルシウムの量は、700ミリグラムです。 牛乳を1本飲むと、一日に必要なカルシウムの三分の一が摂れます。 カルシウムは、体がグングン大きくなる小学生にとって、とても大切な栄養源です。 給食を残さず食べて、カルシウムをしっかり補給し、足らない分は、家でしっかり摂ってほしいと思います。 9/7 給食【一口メモ】「じゃがいも」について じゃがいもは、南アメリカの高原で生まれました。 インカ帝国を征服したスペイン人のピサロが持ち帰り、ヨーロッパへ広まっていきました。 日本に来たのは、江戸時代のはじめのころで、オランダ人が、インドネシアのジャガタラ(今のジャカルタ)から、長崎に持ち込んだのが初めだと言われています。 「ジャガタラのいも」が縮んで「じゃがいも」と呼ばれるようになりました。 日本では、初めのうちは、花を見て楽しむだけで、なかなか食べてもらえませんでした。しかし、江戸時代の中頃の大飢饉の時に、東北地方でたくさんの人々に食べられ、多くの人の命を救いました。荒れ地に強く、寒いところでも作ることができ、栄養もたくさん含まれています。 今日は、お肉と一緒に煮込んで、ポークカレーにしました。 |
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