9/12 給食【一口メモ】「肉と豆のトマト煮」について 今日の「肉と豆のトマト煮」には、白インゲン豆と大豆が入っています。 白インゲン豆は、大福豆や白金時豆など、白系のインゲン豆のことで、食物繊維を多く含みます。 大豆は「畑の肉」と名付けられました。それは、大豆に、肉に匹敵する量のタンパク質が含まれていることが分かったからです。 大豆のタンパク質は 肉や卵に負けない良質のタンパク質です。しかも、大豆には、他の作物より、ずっと多い量のタンパク質が含まれています。 9/11 給食【一口メモ】「切り干し大根」について 切り干し大根とは、大根を細く切って、天日干しにして作られた食べ物です。 生の大根を乾燥させているので、その分、栄養も濃縮され、栄養価が高い食べ物です。 今日のような「ビビンバ」のほかに、炒め物にしたり、煮物にしたり、ナムルにしたりと、いろいろな料理法があるので、ぜひ作ってみてください。 9/10 給食【一口メモ】「カルシウム」について カルシウムには、骨や歯を丈夫にするだけでなく、イライラした気持ちを静める効果もあります。 小学生が一日に必要なカルシウムの量は、700ミリグラムです。 牛乳を1本飲むと、一日に必要なカルシウムの三分の一が摂れます。 カルシウムは、体がグングン大きくなる小学生にとって、とても大切な栄養源です。 給食を残さず食べて、カルシウムをしっかり補給し、足らない分は、家でしっかり摂ってほしいと思います。 9/7 給食【一口メモ】「じゃがいも」について じゃがいもは、南アメリカの高原で生まれました。 インカ帝国を征服したスペイン人のピサロが持ち帰り、ヨーロッパへ広まっていきました。 日本に来たのは、江戸時代のはじめのころで、オランダ人が、インドネシアのジャガタラ(今のジャカルタ)から、長崎に持ち込んだのが初めだと言われています。 「ジャガタラのいも」が縮んで「じゃがいも」と呼ばれるようになりました。 日本では、初めのうちは、花を見て楽しむだけで、なかなか食べてもらえませんでした。しかし、江戸時代の中頃の大飢饉の時に、東北地方でたくさんの人々に食べられ、多くの人の命を救いました。荒れ地に強く、寒いところでも作ることができ、栄養もたくさん含まれています。 今日は、お肉と一緒に煮込んで、ポークカレーにしました。 9/6 給食【一口メモ】「パエリア」について パエリアは、米どころとして知られるスペイン東部バレンシア地方が発祥です。 ジャバニカ米を、野菜・魚介類・肉などの食材とともに炊き込む料理で、世界的にも人気のスペイン料理です。本場バレンシア地方では、パエリアの祭りなどもあります。 給食室では、炊き込みご飯は作れないため、具材を炊き合わせて、ご飯に混ぜて作っています。 9/5 給食【一口メモ】「こめっこぱん」について 「こめっこぱん」は、原料の半分に、群馬県で作られた米の粉(米粉)が使われています。 米粉を使ったパンは、小麦粉だけで作られたパンに比べ、ほんのりとした甘みと、もちもちとした歯ざわりがあって、とてもおいしいと評判です。 米粉は、いろいろな食材として使われています。海外では、中国・台湾のビーフン、ベトナムのフォーなどがあります。 日本では、パンに使われることが多いのですが、最近では、天ぷら粉やまんじゅう、うどんなどのめん類等、さまざまな料理にも使われています。パンやめん類に使うと、もちもちになります。また、天ぷら粉に使うと、さくさくとしてヘルシーに食べられます。 9/4 給食※都合により、「かき玉汁」を「すまし汁」に変更しました。 【一口メモ】「サバ」について サバは青魚の王様とも呼ばれるほど、栄養豊富な食べ物です。 体にとって、とてもよい脂が含まれていて、血液をサラサラにしてくれたり、コレステロールを体の外へ出してくれたりする働きがあります。 サバの一番おいしい食べ頃は秋ですが、サバに含まれる脂は体によいので、一年中食べてほしい魚の一つです。 サバの味噌煮は、子どもたちに人気の献立の一つです。 ショウガで臭みをとってあります。 9/3 給食今日から、牛乳が「くりもと牛乳」に戻りました。 【一口メモ】「チーズ」について チーズは、骨をつくるカルシウムや筋肉をつくるタンパク質のほか、脂肪、ビタミンが含まれています。 少しの量でも、とても栄養価があり、成長期の子どもたちには必要な食品です。 今日は、サラダに入っています。 7月20日の給食【一口メモ】「夏野菜カレー」について 夏野菜というのは、野菜の中で、特に夏にとれるものをいいます。きゅうり・なす・トマト・ピーマン・オクラ・とうもろこし・ニラ・かぼちゃ・ズッキーニ・いんげん・えだまめなどが代表的です。 カロテンやビタミンCなどをたくさん含む野菜が多く、夏バテなどを予防してくれます。 夏には、夏にとれる野菜をたくさん食べたいですね。 今日のカレーの中には、かぼちゃ・さやいんげん・トマト・なすなどの夏野菜が入っています。 明日から長い夏休みが始まります。生活リズムを崩さずに、バランスのよい食生活を心がけましょう。 7月19日の給食【一口メモ】「豆」について 今日は、倉賀野地域豆の日献立です。 今日の「五目豆」には、大豆が入っています。 大豆には、脂質・タンパク質・炭水化物という、体をつくるためにとても重要な働きをする3大栄養素がバランスよく含まれています。 炭水化物はエネルギー源となり、タンパク質は体の筋肉や血液になります。 脂質の摂りすぎが健康上の問題となっているため、炭水化物やタンパク質が多く含まれていて、脂質の少ない豆は、現代生活において、とても重要です。 カルシウムは、日本人に最も足りない栄養素で、タンパク質と一緒に食べると吸収がよくなります。豆はその両方を含んでいますので、豆を食べて、健康になりましょう。 7月18日の給食【一口メモ】「冷やし中華」について 冷やした中華麺を使った日本の料理です。 野菜・ハム・錦糸玉子・ツナ・鶏肉などの色とりどりの具材を麺にのせて、冷たい汁をかけて食べる麺料理です。夏の麺料理として、日本各地で食べられています。 夏バテなどを起こす日本の厳しい夏の間、そのさっぱりとした食感がおいしく、また、様々な具材を使っているため、夏バテ防止に、よく食べられています。 今日の具は、焼き豚・わかめ・きゅうり・にんじん・もやし・ごまを混ぜたものです。 7月17日の給食【一口メモ】「もずく」について 「もずく」は、わかめやひじきなどと同じ海藻の仲間です。「もずく」という名前は、他の海藻にくっついて育つところから、「もにつく」が「もずく」になったそうです。 「もずく」には、「いともずく」、「いしもずく」、「おきなわもずく」などの種類があります。日本で食べられている「もずく」の多くは、沖縄県産の「おきなわもずく」で、沖縄県は「もずく」の生産量が日本一です。「塩もずく」、「塩抜きもずく」、「味付けもずく」として、一年中、売られています。 「もずく」は、骨を強くするカルシウムや、貧血を予防する鉄分などのミネラル、お腹の調子を整えてくれる食物繊維を含んでいます。 「もずく」というと、酢のものを思い浮かべますが、今日の給食のように、スープに入れたり、雑炊や天ぷらの具にしたりもします。 「もずく」のつるっとした食感や歯ごたえを味わって食べましょう。 7月13日の給食【一口メモ】「春雨」について 春雨は、中国の食べ物です。日本には、明治になってやってきました。中国では、青大豆や緑豆などの豆で作られますが、日本では、ジャガイモやサツマイモのでんぷんで作ります。 お吸い物、鍋料理、すきやきなどに入れたり、和え物(特に酢の物)に使ったりすると、一緒に和えた野菜などの味がしみこんで、おいしくなります。 春雨は、白く透き通っていて、細く静かに降る春の雨に似ているところからつけられた名前です。中国では、粉の糸という意味の「フェンスー」と呼ばれています。 今日の給食では、サラダに入っています。 7月12日の給食【一口メモ】「ゴーヤチャンプルー」について ゴーヤチャンプルーは、沖縄料理です。チャンプルーには「炒め物」という意味があります。ゴーヤは、苦瓜(にがうり)ともいいます。 ゴーヤは、群馬県でも多く栽培されていて、今が旬の夏野菜です。ビタミンCが多く含まれており、夏バテ予防によい野菜です。 苦味が苦手という人もいると思いますが、この苦味には、疲労回復に役立つ栄養が含まれています。 今日のゴーヤチャンプルーは、苦味をできるだけ抑えて、食べやすいように工夫して作りました。 7月11日の給食【一口メモ】「鶏肉」について 関西地方では、鶏肉のことを「かしわ」と呼んでいます。それは、昔、中国から輸入された「とり」が、黄色い色をしていたところから、「黄鶏」と書いて「かしわ」と読み、その呼び名が今でも使われているものだといいます。 鶏肉は、やわらかくて脂肪が少なく、消化がよいことから、特に病人やお年寄りに喜ばれ、利用されています。現在、食べられている鶏肉は、ブロイラーがほとんどです。低エネルギーで、たんぱく質も多いので、脂肪などの栄養の取りすぎに注意している人たちにも人気があります。 今日は、タンドリーチキンです。たまねぎ・ヨーグルト・カレー粉で味付けした鶏肉を、給食室で焼きました。 7月10日の給食【一口メモ】「ワカメ」について 日本は島国で、まわりが全部海ですから、昔からいろいろな海草をとって利用してきました。ワカメは、日本中のどこの海でもとれます。 ワカメには、骨や歯を丈夫にするカルシウムがとても多く含まれています。 ビタミンやミネラルも、陸の食べ物よりもずっと多く含んでいるのです。80歳も100歳も長生きする長寿村の人たちの食べ物を調べてみると、海草をたくさん食べていることが分かりました。 体の調子をよくするミネラルやヨードという成分が含まれていて、血管を丈夫にして、血圧を下げる働きがあり、生活習慣病の予防にもなります。 海草は、一度にたくさん食べるよりも、少しずつ毎日食べるのがよいのです。 今日は、みそ汁に入れました。給食では毎日は使えませんから、お家でお料理に入れてもらってください。 7月9日の給食【一口メモ】「枝豆」について 枝豆は、大豆が小さいうちにとって食べる食べ物です。ですから、栄養は大豆と同じで、タンパク質がとても多く含まれています。食物繊維も、野菜の中ではトップクラスの量で、たくさん含まれています。 枝豆は古くから食べられていて、江戸時代には、夏になると、道ばたに枝豆売りの姿があったといいます。現在のように、枝からさやをはずした姿ではなく、枝についたままの状態で茹でたものが売られていて、当時は枝を持ったまま食べ歩いていたことから、今のファーストフードのような存在でした。この状態のものを「枝付き豆」と呼んでいて、これが「枝豆」の名前の由来とされています。 7月6日の給食【一口メモ】 明日、7月7日は七夕です。 七夕祭りは、もともと中国から伝わった風習です。織姫と彦星が、年に一度だけ、お互いの願いがかなって、天の川で会うことを許されるという伝説からきた星祭りです。 この夜に、里芋の葉に貯まった露を集めて、その水で墨をすり、五色の短冊に願いごとを書いて笹竹につるすと願いごとがかなうといわれています。 また、地元でとれた野菜を食べると、災いから逃れて健康に過ごせるという言い伝えもあります。 今日の七夕汁には、オクラをお星様の形に見立てて入れました。 冷や麦は、天の川の流れを見立てました。地元産の野菜も使っています。 下の写真は、七夕汁を拡大して写したものです。 7月5日の給食【一口メモ】メロンについて メロンという名前は、ギリシャ語の「リンゴのようなウリ」が語源です。 メロンの原産地はインドといわれ、古代エジプトでは、すでに栽培され、東西に伝わったと言われています。 メロンの王様は、ヨーロッパで発達した網目のある「ネットメロン」です。「マスクメロン」とも呼ばれ、「芳香(香り)あるメロン」の意味です。 日本では、2000年以上の歴史をもつ東洋種のネットのない「まくわうり」がポピュラーな存在でした。 今日のメロンは「肥後グリーン」といって、ネットがある青いメロンです。果肉はやわらかく、シャキシャキした食感と高い糖度が特徴の甘くジューシーなメロンです。 7月4日の給食【一口メモ】 7月の給食目標は、「暑さに負けない食事をしよう」です。 暑くても食欲がわくような料理、スタミナのつく“にんにく”や“豚肉”料理、ピリッと辛みの効いた料理、冷たいデザートなど、7月の献立もたくさん工夫しています。 また、今日の豚しゃぶうどんには、豚肉が入っています。良質なたんぱく質をはじめ、さまざまな栄養が含まれている豚肉。それに野菜をあわせると、豚肉に不足しているビタミンCや食物繊維を補うことができます。 |
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