9/9 給食![]() ![]() 【一口メモ】「じゃがいも」について じゃがいもは、南アメリカの高原で生まれました。インカ帝国を征服したスペイン人のピサロが持ち帰り、ヨーロッパへ広まっていきました。 日本に来たのは江戸時代のはじめのころ、インドネシアのジャガタラ(今のジャカルタ)から、オランダ人が長崎に持ち込んだのが初めだと言われています。 「ジャガタラのいも」が縮んで「じゃがいも」と呼ばれるようになりました。 日本では、初めのうちは花を見て楽しむだけで、なかなか食べてもらえませんでした。しかし、江戸時代の中ごろの大飢饉の時に、東北地方でたくさんの人々に食べられ、多くの人の命が救われました。荒れ地に強く、寒いところでも作ることができ、栄養もたくさん含まれています。 今日は、じゃがいもを蒸して、チーズと一緒に混ぜました。 9/6 給食![]() ![]() 【一口メモ】「にんにく」について にんにくは、抗菌・殺菌作用が高く、ウイルスや細菌から体を守ってくれます。 原産地は中央アジアで、紀元前3200年ころには、古代エジプトなどで栽培されていました。今でも残っている最も古い医学書には、薬として載っていました。日本には、8世紀ごろに中国を経由して伝わったとされています。 疲労回復効果があるので、以前は「薬」として使っていましたが、今のように香辛料として利用されるようになったのは、最近のことです。 今日は、にんにくのたくさん入ったガーリックライスです。 9/5 給食![]() ![]() 【一口メモ】「サバ」について サバは、青魚の王様と呼ばれるほど、栄養が豊富な食べ物です。 体にとって、とてもよい脂が含まれていて、血液をサラサラにしたり、コレステロールを体の外に出したりする働きがあります。 サバがいちばんおいしい食べ頃は秋ですが、サバに含まれる脂は体にたいへんよいので、みなさんに、一年中食べてほしい魚の一つです。 サバの味噌煮は、みなさんが大好きな献立の一つです。ショウガで臭みをとってあります。 9/4 給食![]() ![]() 【一口メモ】「ギョウザ」について ギョウザは、小麦粉に水を加えて薄くのばして作った皮で、肉やエビなどで作った具を包み、ゆでたり、焼いたり、蒸したりした食べ物です。 歴史は古く、中国の春秋時代(紀元前6世紀ごろ)の遺跡から、すでに食べられていたという跡が見つかっています。ギョウザは、華北の料理で、北京語の発音では、「シャオズ」といい、中国東北部で特によく食べられています。 日本のギョウザは、戦後、満州を経由して入ってきました。薄めの皮を使い、焼いて食べる「焼きギョウザ」が主流です。具にはニラやニンニクを使い、白菜の代わりにキャベツを使います。日本で初めてギョウザを食べた人は 徳川光圀とされています。 日本では、ご飯のおかずとして食べられることが多いのですが、これは日本独自のものです。 9/3 給食![]() ![]() 【一口メモ】「梨」について 梨は9月に旬を迎える果物ですが、「ごく早生」といって、8月初旬から出回るものもあります。 梨の種類は、赤梨の「長十郎」をはじめ、青梨の「二十世紀」、三水といわれる「薪水」「幸水」「豊水」、その他にも、囲い梨といって、冬や春先に食べるように保存しておく「新高」「新興」があります。 梨は秋だけのものと考えているかもしれませんが、こうして見ると、けっこうバラエティー豊かに栽培されています。 梨には、夏の暑さで疲れた体を回復させてくれるアスパラギン酸という栄養がたくさん含まれています。 9/2 給食![]() ![]() 今日から、牛乳パックの形状が昨年度までのものに戻りました。 【一口メモ】「チーズ」について 今日から2学期が始まりました。夏休み中は規則正しい食生活ができましたか? これからは、運動会の練習も始まります。体力をつけるためにも、給食を好き嫌いしないで食べ、家でも給食のようなバランスのよい食事をしましょう。 チーズは、骨をつくるカルシウムや筋肉をつくるタンパク質のほか、脂肪やビタミンが含まれています。少しの量でも、たいへん栄養価があり、成長期の子どもたちに必要な食品です。今日は、サラダに入っています。 |
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