12/3 給食【一口メモ】「カレー」について 学校給食で人気のカレーは、もともとはインドの料理で、肉や野菜をさまざまなハーブで煮込んだものです。18世紀にインドからイギリスに伝わり、明治時代の初めにイギリス料理として日本に伝わりました。 当時、カレー粉は高価な輸入品しかなく、カレーは高級料理でしたが、国産のカレー粉が発売されると家庭でも食べられるようになりました。 また、カレーうどんやそばなど、日本風にアレンジした料理も登場し、全国に広まっていきました。カレーを手軽につくることができる「カレールー」や、あたためてすぐに食べられる「レトルトカレー」は日本人の発明です。 カレーはさまざまな材料を煮込んでつくるので、栄養バランスがよく、どんな主食にも合うのも魅力です。 12/2 給食【一口メモ】「12月の給食目標」について 12月の給食目標は「かぜなに負けない体をつくろう」です。 かぜを予防するために、ウイルスに負けない抵抗力を養い、体力をつけましょう。 そのためには、栄養バランスのよい食事をきちんととること、早寝早起きを心がけて睡眠を十分にとること、運動などで体を動かすことが大切です。 そのほか、外から帰ってきたとき、食事をする前などに、石けんを使ってしっかりと手を洗ったり、うがいをしたりすることを忘れないようにしましょう。 給食でも、体が温まる栄養たっぷりのメニューが登場するので、しっかりと食べてください。 11/29 給食【一口メモ】「牛肉」について 牛肉には、筋肉や内臓・骨をつくるのに必要な質のよいタンパク質が豊富に含まれています。また、脂質やビタミン類、ミネラルなど、さまざまな栄養成分も含まれています。 さまざまな栄養素が含まれた牛肉ですが、BSEという牛の病気が世界中で広まりました。 1992年には、世界で約3万7千頭あまりがBSEに感染しましたが、2013年には、世界で7頭へと激減しました。2003年(平成15年)以降は、日本で生まれた牛からはBSEは確認されていません。 その安全になった牛肉を使って、今日は「すき焼き風煮」をつくりました。良質なタンパク質を含む牛肉に野菜をあわせると、肉に不足しているビタミンCや、食物繊維を補うことができます。今日は豚肉も入っています。 11/28 給食【一口メモ】「こんにゃく」について 群馬県の地場産野菜「こんにゃく」は、下仁田町を代表としていますが、群馬県のどこを見ても、こんにゃく畑が目につきます。こんにゃくは、バナナがとれる暑い東南アジアで生まれました。日本では、昔から、お寺で食べる精進料理に使われ、お坊さんが、煮たり焼いたりして食べていました。 こんにゃくには、マンナンという、ほとんど消化されないものが含まれています。このマンナンは、水分を含むとやわらかくなって、おなかの調子をよくし、体によくないものを外へ出してくれるので、胃腸の掃除機といわれています。そこから、こんにゃくは「おなかの砂払い」ともいわれています。 今日の上州ごま和えには、こんにゃくがたくさん入っています。 11/27 給食
11月27日の給食は、味噌ラーメン・ギョウザ・冬野菜のサラダ・牛乳でした。
【一口メモ】「味噌ラーメン」について 中華麺の原料は「小麦粉」です。小麦粉をこねるときの水に「かんすい」というものを加えることにより、黄色の中華麺ができあがります。ラーメンの発祥は横浜の中華街にあり、そこから全国各地に広まったといわれています。 ただし、味噌ラーメンは、スープに味噌を使っていて、日本発祥です。北海道の札幌の味噌ラーメンは、札幌市内の食堂「味の三平」の店主によって、1955年に考案され、日本各地の味噌を使ったり、試行錯誤のうえ、1963年に店のメニューに正式に「味噌ラーメン」がだされました。札幌だけでなく、宮城県・山形県・新潟県・長野県・愛知県・富山県・熊本県・鹿児島県など、全国で味噌ラーメンは食べられています。 |
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