10/18 給食【一口メモ】「回鍋肉(ホイコーロー)」について 回鍋肉は、中国の四川料理の中の家庭料理です。 回鍋(ホイコー)とは「一度調理した料理をもう一度鍋に戻して調理する」という意味です。 日本で一般的なキャベツを入れるスタイルの回鍋肉は、四川料理の伝道師ともいえる陳建民さんが始めたと言われています。それが日本中に伝わり、今では回鍋肉は「豚肉とキャベツのみそ炒め」という日本名で呼ばれるようになりました。 中国で一般的な「回鍋肉」には、キャベツは入っていません。 今日の給食では、キャベツのほかに、ピーマン・赤ピーマン・黄色ピーマン・ねぎ・人参・玉ねぎを入れました。 10/17 給食
今日の給食は、きつね丼・ナムル・とん汁・牛乳です。
【一口メモ】「きつね丼」について 「きつね丼」には、油揚げが入っています。お稲荷さんのきつねにちなんで「油揚げ」を「きつね」と呼ぶといわれています。 油揚げは、豆腐を薄く切って油で揚げたものです。豆腐は大豆からできています。豆腐のほかに、大豆からできているものは、味噌・納豆・厚揚げ・がんもどき・きな粉などがあります。 10/16 給食【一口メモ】「ポーランド料理」について 今日の給食は、ポーランド料理です。 ヨーロッパの内陸にあるポーランドは、ドイツやロシアといった周辺の国々の影響を受け、独自の食文化が発達しました。東ヨーロッパの中でもバラエティが豊かです。特に、肉をメインに長時間煮込むものが多いのが特徴です。また、スラブ地方の影響をうけ、酸味のきいた料理もよく食べられます。香辛料は、ハーブやコショウがよく使われますが、全体的に素材の味を生かした料理が多く、日本人の口にもなじみます。また、発酵した食材を使った、独特の酸味のきいた料理も特色の一つです。 今日は、鶏肉とウインナーとトマトを煮込んだ「レチョ」という煮込み料理と、カリフラワーの入った「ヤジノワスープ」です。 10/15 給食【一口メモ】「なめこ」について つるんと食べられるおいしいなめこ。今日は、味噌汁に入っています。 なめこは、モエギダケ科スギタケ属と呼ばれるきのこの一種です。日本だけに限らず、台湾にも分布していて、海外でも食用として流通しているようです。 なめこの特徴の一つである「ぬめり」は、害虫や寄生虫などから身を守るためのものだと言われてます。シャキシャキとした食感ですが、ぬめりのおかげで口当たりも良く、食べやすいです。香りも少ないので、きのこの苦手な人でも大丈夫のようです。 なめこのネバネバした粘液の成分は、水溶性の食物繊維です。そのほか、コンドロイチンやトレハロース・ナイアシンなど、栄養成分がたっぷりでおいしいなめこです。 10/11 給食【一口メモ】「秋いっぱいご飯」について 今日のご飯の中には、しめじ・まいたけ・干ししいたけ・くり・鶏肉・人参・ごぼう・さつまいもなどが入っています。秋のかおりがいっぱいのご飯です。 特に「干ししいたけ」に含まれている食物繊維は、腸の働きをよくしたり、コレステロールや脂肪を減らしたり、がんを防いだりしてくれます。 「まいたけ」は、きのこが重なり合って、舞っているように見えるところから、この名がついたと言われています。昔から、香り・味ともにおいしいきのことして大事にされてきました。今日は、倉賀野にある「まいたけセンター」から届いたものです。とてもおいしい「地場農産物」です。 10/10 給食【一口メモ】「納豆」について 今日の地場産農産物は、群馬県でとれた大豆でつくった納豆です。 納豆は、大豆を納豆菌で発酵させた発酵食品で、江戸時代から食べられている食べ物です。納豆とご飯とみそ汁が朝ごはんの定番だったようです。 納豆は、タンパク質・カルシウム・鉄などの栄養を含んでいて栄養豊富、昔の人の知恵がぎっしりつまった、すばらしい食べ物です。 よく混ぜて粘りを出してから食べましょう。このネバネバが、消化酵素をたくさん出して、一緒に食べたほかの食品まで、消化しやすくするのです。 10/9 給食今日は就学時健康診断のため、1〜5年生は3校時終了後、給食を食べずに放課です。 6年生は就学時健康診断のお手伝いで午後まで残るため、6年生だけが簡易給食を食べます。 今日の一口メモはお休みです。 10/8 給食【一口メモ】「かぼちゃ」について かぼちゃの原産地はアメリカ大陸。歴史の古い野菜です。世界中に様々な形や色の種類があり、大きさも手のひらサイズから300キロにもなる巨大な種類まであります。 日本かぼちゃは、安土桃山時代にカンボジアから伝わったことから、「カンボジア」がなまって「カボチャ」と呼ばれるようになりました。 日本かぼちゃは、皮がデコボコしていて、中身はねっとりとしています。 西洋かぼちゃは、江戸時代に日本へ伝わりました。皮がツルッとしていて甘みが強く、ホクホクした食感が特徴です。 実が黄色いかぼちゃは、体内でビタミンAにかわるβカロテンを豊富に含んでいます。「かぼちゃを食べるとかぜをひかない。」と言われるのは、粘膜や皮膚の抵抗力を高めるビタミンAの働きのためです。そのほか、食物繊維やビタミンB群を含んでいます。 10/7 給食【一口メモ】今日はクイズです。 ヒント1 「わたしは、小さな粒です。」 ヒント2 「わたしの仲間には、白いのと黒いのがあります。」 ヒント3 「脂肪が多いので、油の原料になります。」 正解は「ごま」です。 ごまは、ごま塩・ごま和え・ごまびたしのほか、甘いごまあんにしたり、お赤飯にかけたりします。 白いごまと黒いごまは食べますが、黄色のごまからはごま油を作ります。 ほかの油に比べ、値段は少し高いのですが、香りがよいので昔から日本人に親しまれ大切にされてきました。 ごまは、エネルギーのもとになる食品です。今日は揚げパンにまぶしました。 10/4 給食【一口メモ】10月の給食目標について 今月の給食目標は、10月24日の「学校給食ぐんまの日」にちなみ、「地場産農産物について知ろう」です。 10月の給食は、群馬県や高崎市で採れた野菜などが、たくさん登場する予定です。 今日のご飯は、群馬県産の「あさひの夢」という品種です。12月ごろからは、高崎市産の「ゆめまつり」という品種になる予定です。 牛乳は群馬県で元気に育った牛からいただいた牛乳です。 チンゲンサイ・しめじ・ねぎ・かぶ・大根などが、高崎市内でとれた野菜です。 そのほかに、高崎うどん・味噌・醤油なども高崎産あるいは群馬県産です。 10/3 給食【一口メモ】「ごぼう」について 世界の中で、ごぼうを食べるのは、日本と台湾くらいだと言われていて、 何でも食べる中国では、薬として利用されているそうです。 食物繊維が特に多いので、おなかの調子を整えるのに効果があります。 ごぼうの香りをいかした「きんぴらごぼう」が最も一般的な料理方法ですが、「豚汁」に入れたりもします。 魚や肉の風味を引き立てくれるので、いろろな料理に利用できます。 今日は「きんぴらご飯」に入っています。 10/2 給食【一口メモ】「朝ごはん」について 朝ごはんは、元気よく一日を始めるために、とても大切なものです。朝ごはんを食べると、エネルギー源となって、脳や体がしっかり目覚めます。また、体温が上がり、生活リズムも整います。 朝ごはんは、その内容も大切です。主食・主菜・副菜・汁物がそろうと、栄養バランスのよい朝ごはんになります。 主食のごはんに、納豆やサラダ、みそ汁など、手軽につくることができる料理を組み合わせるだけで、自然に栄養バランスがよくなります。 毎日、朝ごはんをしっかり食べましょう。 10/1 給食【一口メモ】「おから」について おからは、豆腐をつくるとき、大豆から豆乳を絞った際の絞りカスです。しかし、大豆のタンパク質や食物繊維などを含んでいるため、とても栄養が豊富です。 日本・中国・韓国など、豆腐が存在する東アジア一帯では、なじみ深い食品です。 「おから」は「しぼりかす」の意味で、「茶がら」などと同じ意味の「から」に、丁寧語の「お」をつけたものです。女房言葉からきています。 「から」は「空」(何もないこと)に通じることから、縁起を担いで、さまざまな呼び名に言い換えられています。白いことから「うのはな」、これは主に関東地方で言われます。また、包丁で切らずに食べられることから「きらず」、これは主に関西地方・東北地方で言われます。 今日は、「おから」を、玉ねぎ・にんじん・ごぼう・ねぎ・ほししいたけ・ちくわ・あぶらあげと一緒に煮付けました。 9/27 給食【一口メモ】「カツ」について いよいよ明日は運動会です。 今日の給食は、運動会応援メニューで、験担ぎの「カツ」です。 調理員さんが約1時間半かけて、倉賀野小全校分のチキンカツを、1枚1枚、丁寧に揚げてくれました。そして、そのチキンカツに、給食室でつくった特製の「タレ」をかけました。 みなさんに、明日の運動会で、けがをすることなく、がんばってもらいたいという思いと、明日、晴れますようにという思いが込められています。 9/26 給食【一口メモ】「大豆」について 今日のドライカレーには「大豆」が入っています。 大豆は、1712年にオランダの植物学者ケンペルが、ヨーロッパに伝えました。その後、ドイツで「畑の肉」と名付けられました。それは、大豆が、肉に匹敵する量のタンパク質を含んでいることがわかったからです。 大豆のタンパク質は、肉や卵に負けない良質のタンパク質です。しかも、大豆には、他の作物よりも、ずっと多い量のタンパク質が含まれています。 9/25 給食【一口メモ】「揚げパン」について 今日は久しぶりの揚げパンです。それも、倉賀野小で一番人気のある「きな粉揚げパン」です。 きな粉は、大豆を煎って、皮をむいて、ひいた粉です。熱を加えることにより、大豆特有のくさみが抜けて、香ばしい香りになります。 きな粉には、多くのタンパク質が含まれています。粉にすることで、消化がよくなり、大豆の栄養素を効率的に摂ることができます。ほかにも、カルシウム・マグネシウム・カリウム・リン・鉄などのミネラルも多く含まれています。今日の揚げパンも、給食室で一つ一つ丁寧に揚げました。 9/24 給食【一口メモ】「食事のマナー」について 食事の時に、机に肘をついたり、猫背になっていたり、足を組んだり投げ出したりして座っていませんか?これでは見た目が美しくありません。 食事をするときは、椅子に深く腰かけ、背筋を伸ばして、背もたれによりかからないようにして、 机と体の間は、こぶし1つ分あけましょう。また、膝を90度に曲げて、足の裏をしっかりと床につけるようにします。 姿勢は、相手に対する心を表す形の基本となるものです。食事中の姿勢が悪いと、印象が悪いだけではなく、食事を作ってくれた方に感謝の心を表せません。無駄のない美しい動作を行うためにも、よい姿勢を心がけ、食事前には、よい姿勢ができているかを確かめましょう。 9/20 給食今日の献立は、もりうどん・きな粉おはぎ・カムカム揚げ・牛乳です。 【一口メモ】「おはぎ」について 今日の給食の「おはぎ」は、外側は「きな粉」で、中に「小豆餡」が入っています。普通のおはぎは、小豆餡でくるまれています。おはぎに使われている「小豆」の赤い色は、悪い気を払ってくれると言われています。 その「悪い気を払う」という考え方が、ご先祖様の供養をする「お彼岸」に結び付いたと言われています。秋のお彼岸は、萩の花の時期なので「おはぎ」、春のお彼岸は、ぼたんの花が咲くころなので「ぼたもち」と呼ばれています。 秋と春の時期によって、同じ食べ物を呼び分けるのは、豊かな四季を持つ日本人としての大切な文化です。 9/19 給食今日は、倉賀野地域豆の日献立です。倉賀野小では、倉賀野幼稚園・倉賀野中学校と連携して、毎月19日の「食育の日」にあわせて、豆の日献立を導入しています。 【一口メモ】「枝豆」について 枝豆は、大豆がまだ小さいときに採って食べる食べ物です。ですから、栄養は大豆と同じで、タンパク質がとても多く含まれています。食物繊維も、野菜の中ではトップクラスの量です。 平安時代の書物に、枝豆について記されています。また、鎌倉時代の僧・日蓮は、枝豆をもらったことを感謝する手紙を書いています。 江戸時代になると、隅田川の工事で働く人たちをめあてに、枝豆を枝付きのまま茹でて売る「枝豆売り」があらわれていたそうです。江戸の町の人々が、歩きながら枝豆を食べる様子が書かれている本もあります。 今日の給食では、ひじきと枝豆をあわせてサラダにしました。 9/18 給食【一口メモ】「ツナ」について ツナは、スズキ目サバ科マグロ属に分類される魚の総称です。 しかし、日本では、もっぱら「マグロの油漬け缶詰」として用いられています。日本で販売されるツナ缶の原材料は、主にビンナガマグロ・キハダマグロ・カツオです。また、本来、ツナ缶は 植物油に漬けて作られる物ですが、低脂肪・低カロリーの流れを受けて、スープに漬けて油分をカットした物などが登場しています。給食でも、油漬けとスープ漬けを、献立によって分けて使っています。今日は、トマトスパゲッティとツナを合わせました。 |
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