1/15 給食![]() ![]() 1月24日から30日は学校給食週間です。 第二次世界大戦が終わって間もない頃に、子どもたちがしっかり栄養をとれるようにと始まった学校給食に感謝するために定められました。 そこで、給食に興味をもってもらえるように、1月の献立では、全国の郷土料理をたくさん取り入れています。 郷土料理が出る日には、給食委員が放送で紹介します。 【一口メモ】「ちゃんぽんめん」について 「ちゃんぽんめん」は、長崎県の郷土料理です。「鎖国」といって、日本が外国との交流を避けていた時代に、唯一、外国との交流があった長崎には、古くから伝わる日本の文化とは少し違う文化が生まれ、食べ物も外国の影響を受けてきました。 ちゃんぽんめんは、明治時代に作られたと言われています。中国からの留学生がお腹をすかしているのを見かねて、腹いっぱい食べさせてやりたいと、中華料理店のご主人が考えだしたのが、「長崎ちゃんぽん」のはじまりです。野菜くずや肉の切れ端を入れ、安くて、おいしくて、栄養満点に作られました。 給食でも、もやし・キャベツ・にんじん・しめじ・きくらげ・たまねぎ・ぶたにく・えび・いか・なるとなどを入れて、おいしいラーメンに仕上げました。 1/14 給食![]() ![]() 【一口メモ】「小松菜」について 小松菜の原産地は、南ヨーロッパの地中海沿岸とされています。 中国を経て日本に入ってきました。中国から入ってきたカブの一種「クキタチナ」をもとに、改良をかさねて、江戸時代中期に誕生しました。 小松菜の名前の由来はいろいろあります。江戸幕府の八代将軍・徳川吉宗が、鷹狩りで南葛飾郡小松村(現在の東京都江戸川区小松町)を訪れたとき、青菜汁を食べて気に入ったため、地名にちなんで、この青菜を「小松菜」としたという説や、この小松村の近くで多く栽培されていたという説などがあります。 江戸時代の本には、「小松菜」がたびたび登場するため、関東ではよく食べられていた野菜であったと言われています。今日の「白玉汁」に入っています。 1/10 給食![]() ![]() 【一口メモ】「学校給食」について 学校給食は、明治22年、今から約130年前に、山形県の私立忠愛小学校で、貧しさのためにお弁当をもってくることができない子どものために始まりました。 そのときの給食は、「おにぎり・塩鮭・漬物」でした。 その後、各地で給食が実施されるようになりますが、戦争の影響で中断されます。 そして戦後、支援物資による給食が再開されます。それを記念して、1月24日から30日までの「学校給食週間」が始まりました。 倉賀野小では、1月の献立の中で、全国のお料理を紹介します。 今は、毎日、学校で給食を食べることが当たり前になっていますが、昔は、食べる物にも苦労した時代がありました。 1/9 給食![]() ![]() 【一口メモ】「切り干し大根」について 切り干し大根とは、大根を細く切って、天日干しにして作られた食べ物です。 生の大根を乾燥させているので、その分、栄養分が濃縮され、栄養価が高い食べ物です。 今日のような「炒め物」のほかに、和え物にしたり、煮物にしたり、ビビンバに入れたりと、いろいろな料理法があるので、ぜひ、ご家庭でも作ってみてください。 1/8 給食![]() ![]() 【一口メモ】「揚げパン」について 揚げパンは、今から70年位前、昭和20年代の後半には、学校給食のメニューに登場していました。そのころと今とでは、学校給食の献立もだいぶ変わっていますが、揚げパンは、ずっと人気メニューの一つとして食べられてきました。 揚げパンは、給食室でパンを油で揚げて、砂糖をまぶしています。外はカリッと、中はふわっとしている「揚げパン」です。 1/7 給食![]() ![]() 給食室では、今年も、よりおいしい給食をつくるよう努力していきます。 子どもたちが給食を残さないで食べてくれることが、給食室の願いです。 |
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