9/27 給食【一口メモ】「カツ」について いよいよ明日は運動会です。 今日の給食は、運動会応援メニューで、験担ぎの「カツ」です。 調理員さんが約1時間半かけて、倉賀野小全校分のチキンカツを、1枚1枚、丁寧に揚げてくれました。そして、そのチキンカツに、給食室でつくった特製の「タレ」をかけました。 みなさんに、明日の運動会で、けがをすることなく、がんばってもらいたいという思いと、明日、晴れますようにという思いが込められています。 9/26 給食【一口メモ】「大豆」について 今日のドライカレーには「大豆」が入っています。 大豆は、1712年にオランダの植物学者ケンペルが、ヨーロッパに伝えました。その後、ドイツで「畑の肉」と名付けられました。それは、大豆が、肉に匹敵する量のタンパク質を含んでいることがわかったからです。 大豆のタンパク質は、肉や卵に負けない良質のタンパク質です。しかも、大豆には、他の作物よりも、ずっと多い量のタンパク質が含まれています。 9/25 給食【一口メモ】「揚げパン」について 今日は久しぶりの揚げパンです。それも、倉賀野小で一番人気のある「きな粉揚げパン」です。 きな粉は、大豆を煎って、皮をむいて、ひいた粉です。熱を加えることにより、大豆特有のくさみが抜けて、香ばしい香りになります。 きな粉には、多くのタンパク質が含まれています。粉にすることで、消化がよくなり、大豆の栄養素を効率的に摂ることができます。ほかにも、カルシウム・マグネシウム・カリウム・リン・鉄などのミネラルも多く含まれています。今日の揚げパンも、給食室で一つ一つ丁寧に揚げました。 9/24 給食【一口メモ】「食事のマナー」について 食事の時に、机に肘をついたり、猫背になっていたり、足を組んだり投げ出したりして座っていませんか?これでは見た目が美しくありません。 食事をするときは、椅子に深く腰かけ、背筋を伸ばして、背もたれによりかからないようにして、 机と体の間は、こぶし1つ分あけましょう。また、膝を90度に曲げて、足の裏をしっかりと床につけるようにします。 姿勢は、相手に対する心を表す形の基本となるものです。食事中の姿勢が悪いと、印象が悪いだけではなく、食事を作ってくれた方に感謝の心を表せません。無駄のない美しい動作を行うためにも、よい姿勢を心がけ、食事前には、よい姿勢ができているかを確かめましょう。 9/20 給食今日の献立は、もりうどん・きな粉おはぎ・カムカム揚げ・牛乳です。 【一口メモ】「おはぎ」について 今日の給食の「おはぎ」は、外側は「きな粉」で、中に「小豆餡」が入っています。普通のおはぎは、小豆餡でくるまれています。おはぎに使われている「小豆」の赤い色は、悪い気を払ってくれると言われています。 その「悪い気を払う」という考え方が、ご先祖様の供養をする「お彼岸」に結び付いたと言われています。秋のお彼岸は、萩の花の時期なので「おはぎ」、春のお彼岸は、ぼたんの花が咲くころなので「ぼたもち」と呼ばれています。 秋と春の時期によって、同じ食べ物を呼び分けるのは、豊かな四季を持つ日本人としての大切な文化です。 9/19 給食今日は、倉賀野地域豆の日献立です。倉賀野小では、倉賀野幼稚園・倉賀野中学校と連携して、毎月19日の「食育の日」にあわせて、豆の日献立を導入しています。 【一口メモ】「枝豆」について 枝豆は、大豆がまだ小さいときに採って食べる食べ物です。ですから、栄養は大豆と同じで、タンパク質がとても多く含まれています。食物繊維も、野菜の中ではトップクラスの量です。 平安時代の書物に、枝豆について記されています。また、鎌倉時代の僧・日蓮は、枝豆をもらったことを感謝する手紙を書いています。 江戸時代になると、隅田川の工事で働く人たちをめあてに、枝豆を枝付きのまま茹でて売る「枝豆売り」があらわれていたそうです。江戸の町の人々が、歩きながら枝豆を食べる様子が書かれている本もあります。 今日の給食では、ひじきと枝豆をあわせてサラダにしました。 9/18 給食【一口メモ】「ツナ」について ツナは、スズキ目サバ科マグロ属に分類される魚の総称です。 しかし、日本では、もっぱら「マグロの油漬け缶詰」として用いられています。日本で販売されるツナ缶の原材料は、主にビンナガマグロ・キハダマグロ・カツオです。また、本来、ツナ缶は 植物油に漬けて作られる物ですが、低脂肪・低カロリーの流れを受けて、スープに漬けて油分をカットした物などが登場しています。給食でも、油漬けとスープ漬けを、献立によって分けて使っています。今日は、トマトスパゲッティとツナを合わせました。 9/17 給食【一口メモ】「ヨーグルト」について ヨーグルトの歴史は古く、5000〜6000年前のエジプトの壁画にも、ヨーグルトに関する記述があります。日本にヨーグルトが伝わったのは奈良時代で、当時の「酪(らく)」という食品が、ヨーグルトにあたるとされています。 ただ、ヨーグルトが日本の家庭に普及しはじめたのは、昭和25年頃のこと。 それも、はじめのうちは、甘みや寒天を加えて固めたお菓子のような製品でした。現在のようなプレーンヨーグルトが広まるのは、昭和40年代に入ってからです。 今日は、プレーンヨーグルトに缶詰の果物を混ぜました。 9/13 給食献立は、サツマイモご飯・サワラの西京焼き・たくあん和え・月見汁・牛乳です。 【一口メモ】「月見汁」について 今日の「月見汁」には、まん丸いお月様に見立てた「丸い食材」を入れました。 それは「白玉団子」といって、もち米を粉にした白玉粉でつくられています。 つるんとしていますが、きちんと口の中でよくかんで食べてください。 十五夜には、月見団子や里芋、枝豆、栗などをお供えして、お月見を楽しむ風習があります。 お家でも、お月見を楽しんでください。 9/12 給食【一口メモ】「まめとんカレー」について 今日の「まめとんカレー」には、白いんげん豆とひよこ豆が入っています。 白いんげん豆は、大福豆や白金時豆など、白系のいんげん豆のことです。食物繊維を多く含みます。 ひよこ豆は、かわいい形とホクホクと甘い栗のような風味が人気の豆です。たんぱく質やカルシウム・マグネシウム・カリウムなど、ミネラル分を豊富に含んでいます。今日は、豆の形のままで、カレーに入っています。 9/11 給食【一口メモ】「竹輪」について 竹輪は、魚肉のすり身を竹などの棒に巻きつけて焼いたもの、または蒸したもので、魚肉練り製品の一つです。棒を抜くと筒状になり、竹の切り口に似ているため、この名前がつきました。 竹輪の起源は、はっきりとはしないのですが、室町時代の書物に「蒲鉾」という名前で記されています。形が蒲の穂に似ていることから、「蒲鉾」と呼ばれていました。のちに、板の上にすり身をのせた形の板蒲鉾があらわれ、それと区別するために「竹輪蒲鉾」と呼ばれ、略して「竹輪」 と呼ばれるようになりました。 今日は、その竹輪を使った磯辺揚げです。 9/10 給食【一口メモ】「もずく」について もずくは、わかめやひじきなどと同じ海藻の仲間です。「もずく」という名前は、他の海藻にくっついて育つところから、「もにつく」が「もずく」になったそうです。 もずくには「イトモズク」、「イシモズク」、「オキナワモズク」などの種類があります。日本で食べられている「もずく」の多くは、沖縄県産の「オキナワモズク」で、沖縄県はもずくの生産量が日本一です。塩モズク、塩抜きモズク、味付けモズクとして、一年中売られています。 もずくは、骨を強くするカルシウムや、貧血を予防する鉄分などのミネラル、お腹の調子を整えてくれる食物繊維を含んでいます。 「もずく」というと、酢の物を思い浮かべますが、今日の給食のようにスープに入れたり、雑炊や天ぷらの具に入れたりもします。 9/9 給食【一口メモ】「じゃがいも」について じゃがいもは、南アメリカの高原で生まれました。インカ帝国を征服したスペイン人のピサロが持ち帰り、ヨーロッパへ広まっていきました。 日本に来たのは江戸時代のはじめのころ、インドネシアのジャガタラ(今のジャカルタ)から、オランダ人が長崎に持ち込んだのが初めだと言われています。 「ジャガタラのいも」が縮んで「じゃがいも」と呼ばれるようになりました。 日本では、初めのうちは花を見て楽しむだけで、なかなか食べてもらえませんでした。しかし、江戸時代の中ごろの大飢饉の時に、東北地方でたくさんの人々に食べられ、多くの人の命が救われました。荒れ地に強く、寒いところでも作ることができ、栄養もたくさん含まれています。 今日は、じゃがいもを蒸して、チーズと一緒に混ぜました。 9/6 給食【一口メモ】「にんにく」について にんにくは、抗菌・殺菌作用が高く、ウイルスや細菌から体を守ってくれます。 原産地は中央アジアで、紀元前3200年ころには、古代エジプトなどで栽培されていました。今でも残っている最も古い医学書には、薬として載っていました。日本には、8世紀ごろに中国を経由して伝わったとされています。 疲労回復効果があるので、以前は「薬」として使っていましたが、今のように香辛料として利用されるようになったのは、最近のことです。 今日は、にんにくのたくさん入ったガーリックライスです。 9/5 給食【一口メモ】「サバ」について サバは、青魚の王様と呼ばれるほど、栄養が豊富な食べ物です。 体にとって、とてもよい脂が含まれていて、血液をサラサラにしたり、コレステロールを体の外に出したりする働きがあります。 サバがいちばんおいしい食べ頃は秋ですが、サバに含まれる脂は体にたいへんよいので、みなさんに、一年中食べてほしい魚の一つです。 サバの味噌煮は、みなさんが大好きな献立の一つです。ショウガで臭みをとってあります。 9/4 給食【一口メモ】「ギョウザ」について ギョウザは、小麦粉に水を加えて薄くのばして作った皮で、肉やエビなどで作った具を包み、ゆでたり、焼いたり、蒸したりした食べ物です。 歴史は古く、中国の春秋時代(紀元前6世紀ごろ)の遺跡から、すでに食べられていたという跡が見つかっています。ギョウザは、華北の料理で、北京語の発音では、「シャオズ」といい、中国東北部で特によく食べられています。 日本のギョウザは、戦後、満州を経由して入ってきました。薄めの皮を使い、焼いて食べる「焼きギョウザ」が主流です。具にはニラやニンニクを使い、白菜の代わりにキャベツを使います。日本で初めてギョウザを食べた人は 徳川光圀とされています。 日本では、ご飯のおかずとして食べられることが多いのですが、これは日本独自のものです。 9/3 給食【一口メモ】「梨」について 梨は9月に旬を迎える果物ですが、「ごく早生」といって、8月初旬から出回るものもあります。 梨の種類は、赤梨の「長十郎」をはじめ、青梨の「二十世紀」、三水といわれる「薪水」「幸水」「豊水」、その他にも、囲い梨といって、冬や春先に食べるように保存しておく「新高」「新興」があります。 梨は秋だけのものと考えているかもしれませんが、こうして見ると、けっこうバラエティー豊かに栽培されています。 梨には、夏の暑さで疲れた体を回復させてくれるアスパラギン酸という栄養がたくさん含まれています。 9/2 給食今日から、牛乳パックの形状が昨年度までのものに戻りました。 【一口メモ】「チーズ」について 今日から2学期が始まりました。夏休み中は規則正しい食生活ができましたか? これからは、運動会の練習も始まります。体力をつけるためにも、給食を好き嫌いしないで食べ、家でも給食のようなバランスのよい食事をしましょう。 チーズは、骨をつくるカルシウムや筋肉をつくるタンパク質のほか、脂肪やビタミンが含まれています。少しの量でも、たいへん栄養価があり、成長期の子どもたちに必要な食品です。今日は、サラダに入っています。 |
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