6/28 給食【一口メモ】「鶏肉」について 関西地方では、鶏肉のことを「かしわ」と呼んでいます。それは、昔、中国から輸入された「鶏」が黄色い色をしていたことから、「黄鶏」と書いて「かしわ」と読み、その呼び名が今でも使われているものだといいます。 鶏肉は、柔らかくて脂肪が少なく、消化がよいため、特に病人やお年寄りに喜ばれ、利用されています。現在、食べられている鶏肉は、ブロイラーがほとんどです。低エネルギーで、たんぱく質も多いので、脂肪などの栄養の摂り過ぎに注意している人たちにも人気があります。 今日は、豚肉の代わりに鶏肉を使って「酢鶏」をつくりました。 6/27 給食【一口メモ】沖縄料理「クーブイリチー」について クーブイリチーとは、千切り昆布の炒め物です。沖縄のお祝い料理になくてはならない存在です。「クーブ」は昆布、「イリチー」は炒め煮の方言です。コンブと豚肉の旨味がとけあい、コクのある味わいとなっています。 昆布は、食物せんいやミネラルが豊富に含まれていて、大腸がんを予防したり、余分なコレステロールを体外に出したりする働きがあるといわれ、けんこう食材として 高く評価されています。 6/26 給食【一口メモ】「冷やし中華」について 「冷やし中華」は、冷やした中華麺を使った日本の料理です。 野菜・ハム・錦糸玉子・ツナ・鶏肉などの色とりどりの具材を麺にのせて、冷たい汁をかけて食べる麺料理です。夏の麺料理として、日本各地で食べられています。 夏バテなどを起こす、日本の厳しい夏の間、そのさっぱりとした食感がおいしく、また、さまざまな具を使い、夏バテ防止にとよく食べられています。 今日は、ゆでた中華麺に、鶏肉・わかめ・きゅうり・にんじん・もやし・とうもろこし・ごまを 混ぜた具をのせて、スープをかけて食べてください。 6/24 給食【一口メモ】「米粉」について 「米粉」は文字どおり、お米からつくられる粉のことです。 古くから伝わる方法でつくられ、和菓子をはじめ、たくさんの料理にも、使われています。 ご飯になるお米と、おもちになるお米を、生のまま、または火を通して、のり状にしてから粉にする方法があります。 上新粉・白玉粉・餅粉・道明寺粉・落雁粉・寒梅粉・微塵粉など、いろいろな「米粉」があります。 今日の米粉スープには、「上新粉」を使っています。 6/21 給食【一口メモ】「ナス」について ナスの原産地はインドです。日本には、奈良時代に中国から伝わりました。 そのころから、漬け物などに使われ、古くから日本人に親しまれた野菜の一つです。 ナスという名前の由来は「早く実がなる」ことからという説、夏に実がなるので「なつみ」と呼んでいたが、それがなまって「なすび」とよばれ、ナスとなったという説など、いろいろあります。 同じナスの仲間でも、いろいろな形のナスがあります。長ナス・丸ナス・米ナス・水ナスなどです。 普通は、煮る・焼く・揚げるなど、あらゆる方法で調理されます。淡泊な味で、ほかの食材とも あわせやすく、また油との相性もよいのです。 今日は、マーボーナス豆腐の中に入っています。 6/20 給食【一口メモ】「メロン」について メロンという名前は、ギリシャ語の「リンゴのようなウリ」が語源です。メロンの原産地は、インドといわれ、古代エジプトではすでに栽培され、東西に伝わったと言われています。 メロンの王様は、ヨーロッパで発達した網目のある「ネットメロン」です。「マスクメロン」とも呼ばれ、「芳香(香り)あるメロン」の意味です。 日本では、2000年以上の歴史をもつ、東洋種のネットのない「まくわうり」がポピュラーな存在でした。 今日のメロンは「肥後グリーン」といって、ネットがある青いメロンです。果肉はやわらかく、シャキシャキした食感と高い糖度が特徴の甘くてジューシーなメロンです。 6/19 給食【一口メモ】「カムカム揚げ」について 今日は、かみかみメニュー「カムカム揚げ」です。 「大豆」と「さつまいも」と「かたくちいわし」をカリカリに揚げて、甘く味付けをしています。よくかまないと食べられないメニューです。 よくかんで食べると、大豆の味、さつまいものおいしさ、いわしの旨味などがよくわかります。 6/18 給食【一口メモ】「クッパ」について クッパとは、朝鮮半島で食べられている料理で、卵が入ったあっさりとした味付けのスープに、ご飯を加え、雑炊のように食べる料理のことです。 「クッ」は「汁物」 「パ」は「ご飯」の意味です。 日本では、最初からご飯が入った状態で出てきますが、韓国では、スープとご飯は別々に出てきます。そのまま別々に食べても、スープの中にご飯を入れて食べても、どちらでもいいのです。 6/17 給食【一口メモ】「ひよこ豆」について 今日は、倉賀野地域豆の日献立です。 倉賀野の幼稚園・小学校・中学校と連携して、同じ日に豆を使った献立を出しています。毎月19日の食育の日に合わせて行っています。 今月は、ひよこ豆のカレースープです。 ひよこ豆は、インドではよく食べられていて、ひよこ豆を粉にして、揚げ物の衣や甘いお菓子の生地に使われたりします。 ひよこ豆は、その名のとおり、くちばしのような突起があり、ひよこのような形をしています。食べたときの食感が栗に似て、ほくほくとした味わいが楽しめることから、栗豆の別名もあります。そんなひよこ豆をスープに入れました。 6/14 給食【一口メモ】「鶏肉」について 関西地方では、鶏肉のことを「かしわ」と呼んでいます。それは、昔、中国から輸入された「鶏」が黄色い色をしていたところから、「黄鶏」と書いて「かしわ」と読み、その呼び名が今でも使われているものだといいます。 鶏肉は、柔らかくて脂肪が少なく、消化がよいところから、特に病人やお年寄りに喜ばれて利用されています。現在、食べられている鶏肉は、ブロイラーがほとんどです。 低エネルギーで、たんぱく質も多いので、脂肪などの栄養の取りすぎに注意している人たちにも人気があります。 今日は、かしわ丼に入っています。 6/13 給食【一口メモ】「ごぼう」について 「ごぼう」は、大昔の日本にはなかったそうです。 西アジアやシベリア・中国などで、広く雑草として生えていました。 不思議なことに、食べているのは、日本人だけのようです。 中国から薬草として伝えられ、古くは宮中料理に使われいたものが、江戸時代には、一般庶民にも食べられるようになり、大切な野菜の一つになりました。 「ごぼう」には特有の香りがあって、その香りを生かした料理をします。人参とよく合うので、「きんぴら」にしたり、「かき揚げ」にしたりします。 今日は、炒り鶏に入っています。 6/12 給食【一口メモ】「牛乳」について 給食では毎日、牛乳が出ます。 牛乳や乳製品には、カルシウムという栄養素がたくさん含まれています。 カルシウムは、体を支える丈夫な骨をつくるためのとても大切な栄養素です。 しかし、残念ながら、カルシウムは不足しがちな栄養素なので、気をつけてとらなければなりません。 カルシウムは、小魚や野菜、大豆にも含まれているので、好き嫌いせずにしっかり食べて、丈夫な体をつくりましょう。 6/11 給食【一口メモ】「カラフルチンジャオロースー」について チンジャオロースーは、中国の料理です。 チンジャオとは、ピーマン、ローは肉、スーは細切りという意味があり、日本語にすると「ピーマンと肉を細切りにした料理」という意味になります。 今日は、ピーマンだけでなく、赤ピーマンを入れてみました。 ピーマンは苦みがあるので、苦手な人が多いですね。ですが、ピーマンはビタミンがたっぷり入っている野菜で、特に、ビタミンCはレモンと同じくらい多く含まれています。 夏に旬を迎える野菜なので、これからどんどんおいしくなっていく野菜です。 苦手な人も多いと思いますが、しっかり残さず食べてくださいね。 6/10 給食【一口メモ】「かむこと」について 食事のとき、よくかんで食べていますか? よくかむと、食べすぎを防いで肥満を予防したり、消化・吸収を助けたり、むし歯を予防したり、脳の働きを活発にしたりなど、よい働きがあります。 毎日の食事の中で、よくかむために自分たちでできることがあります。 それは、食事中に、水やお茶などの水分で流し込んで食べないようにすることです。 さらに、一口食べるごとに箸を置くと、しっかりかむことができます。 ほかにも、かみごたえのあるものを食べるようにしましょう。 食物繊維の多い野菜や筋繊維のしっかりしている牛肉や豚肉、乾物などは、かみごたえのある食品です。 できそうなことから始めて、よくかんで食べる習慣を身につけましょう。 6/7 給食【一口メモ】「大豆」について 大豆は、約2000年前の弥生時代に、原産地である中国から、朝鮮半島を通じて入ってきたと考えられています。 日本で広く栽培が始まったのは、鎌倉時代以降のようです。 そのころには、仏教が広く普及しており、その影響で、肉を食べることが禁止されていたため、体に必要なたんぱく源を、味噌や納豆から摂っていました。また、戦(いくさ)に出かける武士や、農民たちの栄養食・保存食としても、大豆製品が欠かせませんでした。 こうして、大豆の栽培が広まっていき、時代とともに加工技術も発達していきました。そして、味噌・納豆・醤油・豆腐・きな粉・おから・湯葉など、さまざまな加工品が作られ、わたしたち日本人の食生活に、なくてはならないものになっていきました。 6/6 給食【一口メモ】「イワシ」について 「イワシ」は、一度に大量にとれるので、魚のえさやブタのえさのほか、加工されてドッグフードにも使われていました。それで、安っぽい魚のイメージが強かったのですが、最近では、なかなかとれず、高級魚となってきました。 めざし・丸干しの干物・ちりめんじゃこ・小女子・しらす干しなどは、みんなイワシの仲間です。 イワシは、とても栄養があり、良質のタンパク質や、カルシウムを豊富に含んでいます。 また、イワシの油は、血液をきれいにして、血液が固まるのを防いだり、血管を丈夫にする働きもあります。 イワシを食べて、昔の人に負けない丈夫な体をつくりましょう。 6/5 給食【一口メモ】「ジャーマンポテト」について 今日の料理は、ドイツで食べられている「じゃがいも料理」です。 じゃがいもは、すずしい気候でも採れるので、ドイツでもたくさん食べられています。でも、もともと、じゃがいもが生まれたのは、南米アンデス高原です。現地には、ピンクや青い色をしたじゃがいもがあるそうです。 日本でも最近、外側の皮も切った芋も紫色をした「キタムラサキ」という品種があり、いろいろな料理に使われています。 6/4 給食【一口メモ】「あさり」について みなさんは「貝塚」というのを知っていますか? 大昔の人たちが、ごみを捨てた場所なのです。貝塚からは、たくさんの貝殻が出てきました。その中には、「あさり」の貝殻もありました。 みなさんは、「潮干狩り」をしたことがありますか? 潮の引いた海岸で、小指の頭くらいの穴が開いているところを「くまで」で引っかくと、コロンと簡単に出てくる貝が「あさり」なのです。 このように、「あさり」は、浅い海の砂の中が好きなので、昔から手に入りやすく、とても馴染み深い貝の一つとして、人々に親しまれてきました。 あさりの大きさは、だいたい4cmくらいで、殻には模様があります。 あさりは、みそ汁やスパゲティによく利用されますが、今日はスープにしました。このほかにも、いろいろな料理に使われて、おいしく食べられています。 6/3 給食【一口メモ】「6月の給食目標」について 6月の給食目標は、「じょうぶな骨や歯をつくろう」です。 今月は、丈夫な骨や歯をつくるために、噛みごたえのあるメニューや、カルシウムたっぷりのメニューを出す予定です。 噛むことは、食べ物を噛み砕いて小さくし、味わうということだけではありません。 よく噛むと、あごの筋肉が働いて、まわりの血管や神経が刺激され、脳の血液の流れもよくなると言われています。そして、脳の働きが活発になり、記憶力や集中力が高まるのです。 みなさんも「かみかみメニュー」で、歯も脳も健康になりましょう。 |
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