12/2 給食【一口メモ】「12月の給食目標」について 12月の給食目標は「かぜなに負けない体をつくろう」です。 かぜを予防するために、ウイルスに負けない抵抗力を養い、体力をつけましょう。 そのためには、栄養バランスのよい食事をきちんととること、早寝早起きを心がけて睡眠を十分にとること、運動などで体を動かすことが大切です。 そのほか、外から帰ってきたとき、食事をする前などに、石けんを使ってしっかりと手を洗ったり、うがいをしたりすることを忘れないようにしましょう。 給食でも、体が温まる栄養たっぷりのメニューが登場するので、しっかりと食べてください。 11/29 給食【一口メモ】「牛肉」について 牛肉には、筋肉や内臓・骨をつくるのに必要な質のよいタンパク質が豊富に含まれています。また、脂質やビタミン類、ミネラルなど、さまざまな栄養成分も含まれています。 さまざまな栄養素が含まれた牛肉ですが、BSEという牛の病気が世界中で広まりました。 1992年には、世界で約3万7千頭あまりがBSEに感染しましたが、2013年には、世界で7頭へと激減しました。2003年(平成15年)以降は、日本で生まれた牛からはBSEは確認されていません。 その安全になった牛肉を使って、今日は「すき焼き風煮」をつくりました。良質なタンパク質を含む牛肉に野菜をあわせると、肉に不足しているビタミンCや、食物繊維を補うことができます。今日は豚肉も入っています。 11/28 給食【一口メモ】「こんにゃく」について 群馬県の地場産野菜「こんにゃく」は、下仁田町を代表としていますが、群馬県のどこを見ても、こんにゃく畑が目につきます。こんにゃくは、バナナがとれる暑い東南アジアで生まれました。日本では、昔から、お寺で食べる精進料理に使われ、お坊さんが、煮たり焼いたりして食べていました。 こんにゃくには、マンナンという、ほとんど消化されないものが含まれています。このマンナンは、水分を含むとやわらかくなって、おなかの調子をよくし、体によくないものを外へ出してくれるので、胃腸の掃除機といわれています。そこから、こんにゃくは「おなかの砂払い」ともいわれています。 今日の上州ごま和えには、こんにゃくがたくさん入っています。 11/27 給食
11月27日の給食は、味噌ラーメン・ギョウザ・冬野菜のサラダ・牛乳でした。
【一口メモ】「味噌ラーメン」について 中華麺の原料は「小麦粉」です。小麦粉をこねるときの水に「かんすい」というものを加えることにより、黄色の中華麺ができあがります。ラーメンの発祥は横浜の中華街にあり、そこから全国各地に広まったといわれています。 ただし、味噌ラーメンは、スープに味噌を使っていて、日本発祥です。北海道の札幌の味噌ラーメンは、札幌市内の食堂「味の三平」の店主によって、1955年に考案され、日本各地の味噌を使ったり、試行錯誤のうえ、1963年に店のメニューに正式に「味噌ラーメン」がだされました。札幌だけでなく、宮城県・山形県・新潟県・長野県・愛知県・富山県・熊本県・鹿児島県など、全国で味噌ラーメンは食べられています。 11/26 給食【一口メモ】「おから」について おからは、大豆から豆腐をつくり出すときに出る豆乳を絞った際の絞りカスですが、大豆のタンパク質や食物繊維などを含んでいるため、とても栄養が豊富です。 日本・中国・韓国など、豆腐が存在する東アジア一帯では、なじみ深い食品です。 今日は、この「おから」と細かくした大豆を一緒に煮付けました。 11/25 給食【一口メモ】「ココア」について ココアの原料は、チョコレートと同じカカオ豆です。カカオ豆を砕いて分離したカカオマスから、脂肪分を除いたものがココアです。カカオの学名はアオギリ科テオブロマ属カカオといいます。 テオブロマは「神様の食べ物」という意味で、メキシコ・アステカ族の神様に由来します。 古代マヤ人や16世紀ごろのヨーロッパでも、ココアが薬として利用されていたという記録が あります。また、ココアの効用は100以上とも言われます。栄養があり、疲労回復、長寿などに効くとされ、お金の代わりになっていたこともあります。 今日は、そんなココアを、揚げパンにまぶしています。 11/22 給食【一口メモ】「じゃがいも」について じゃがいもは、南アメリカの高原で生まれました。インカ帝国を征服したスペイン人のピサロが持ち帰り、ヨーロッパへ広まっていきました。 日本に来たのは、江戸時代の始めのころ、オランダ人が、インドネシアのジャガタラ(今のジャカルタ)から長崎の港に持ち込んだのが始めだといわれています。 「ジャガタラのいも」が縮んで「じゃがいも」と呼ばれるようになりました。 日本では、初めのうちは花を見て楽しむだけで、なかなか食べてもらえませんでした。しかし、江戸時代の中頃の大飢饉のときに、東北地方でたくさんの人々に食べられて、多くの人の命を救いました。ドイツでも、飢饉の時にたくさんの人の命を救っています。 荒地に強く、寒いところでも作ることができ、栄養もたくさん含まれています。ビタミンCが多いので、フランスでは「土の中のリンゴ」と呼ばれています。 今日は、黄金煮の中に入っています。 11/21 給食【一口メモ】「豆腐」について 豆腐は、もとは中国で作られ、日本に伝わったのは奈良時代です。 豆腐は、大豆から作ります。大豆を水につけて柔らかくし、細かく砕いてどろどろにしたものに、水を加えて温めます。これを布でこして、豆乳とおからに分けます。豆乳に「にがり」を入れて固めると「豆腐」になります。 たんぱく質を多く含み、血や肉をつくります。 昔から、肉や魚を食べないお坊さんたちの大切なたんぱく源でした。 11/20 給食【一口メモ】「ペンネマカロニ」について 「ペンネ」というのは、マカロニの一つです。昔のペン先に形が似ているのでついた名前です。イタリアで食べられているマカロニやスパゲティには、いろいろな種類があり、太さや長さ、形や切った切り口などから、ちがった名前がつけられていて、見ているだけでも楽しいものです。 食べたときの歯ざわりや使う材料、ソースによっても使い分けられ、300以上の種類があるそうです。 給食でも、普通のマカロニのほかに、ペンネマカロニ、スパゲティ、ABCマカロニなど、いろいろな材料を使って料理しています。 11/19 給食【一口メモ】「五目豆」について 倉賀野小では、倉賀野幼稚園・倉賀野中学校と連携をして、毎月19日の「食育の日」にあわせて、「豆の日献立」を導入しています。今日は、大豆を使った五目豆にしました。 五目豆という名前ですが、今日は、大豆・人参・ごぼう・鶏肉・茎わかめ・れんこん・ちくわ・こんにゃくの8種類の具材が入っています。「五目」という言葉には「たくさんの」という意味があるので、5種類とは限らないのです。今日は、これらの具材を、砂糖・醤油・みりんで煮含めました。 かみごたえのある食材が多いので、よくかんで食べましょう。 和食メニューは、たくさんの種類の野菜を使い、出汁をとったり、じっくりと煮て味を含ませたりと、とても手間のかかるものが多いのです。みなさんにおいしく食べてもらえるように、給食技士さんたちが、がんばって作っています。 11/18 給食【一口メモ】「冬野菜」について 冬野菜とは、その名のとおり、冬に収穫される、あるいは食べられる野菜です。寒い時期の野菜は、身を守るために糖分を蓄えるので、熱を加えたときに甘みが感じられる物が多いのが特徴です。 「かぶ」は、年間を通して売られている野菜ですが、秋から冬にかけて旬を迎えます。寒くなるにつれて、甘みが増しておいしくなる野菜です。 「ブロッコリー」は、アブラナ科の野菜です。年間を通して売られていますが、11月から3月頃に旬を迎えます。 「かぼちゃ」は、ウリ科の野菜です。収穫されるのは夏ですが、一般的にかぼちゃは、収穫してから3ヶ月ほどおいておくと、おいしくなります。 今日は、このような冬野菜を使ったポトフです。 11/15 給食【一口メモ】「豆とんカレー」について 今日の「豆とんカレー」には、白いんげん豆とひよこ豆が入っています。 白いんげん豆は、大福豆や白金時豆など、白系のいんげん豆のことです。食物繊維を多く含みます。 ひよこ豆は、かわいい形と、ホクホクと甘い栗のような風味が人気の豆です。たんぱく質やカルシウム・マグネシウム・カリウムなど、ミネラル分を豊富に含んでいます。 今日は、豆の形のままカレーに入っています。 11/14 給食【一口メモ】「さつまいも」について 「さつまいも」は、沖縄では「からいも」、鹿児島では「りゅうきゅういも」、関東では「さつまいも」と呼ばれています。 江戸時代、雨が降らずに日照りが続く年がありました。お米も野菜もできなくて、たくさんの人々が、おなかをすかせて死んでしまいました。 そんなとき、青木昆陽(あおき こんよう)という人があらわれて、みんなに「さつまいもの作り方」を教えたので、おいしいお芋を食べて、助かることができました。 さつまいもには、おなかの調子をよくする「食物繊維」がたくさん含まれていて、じゃがいもの2倍もあります。ビタミンAやビタミンCも多く含んでいるので、体の疲れをとったり、かぜをひきにくくしたりしてくれます。 今日は、さつまいもを給食室で蒸して、ご飯に混ぜました。 11/13 給食【一口メモ】「すいとん」について 群馬県では小麦粉が多く生産されています。日照時間が長い群馬県は、晴れの日が多く、質のよい小麦を収穫できます。その小麦を使い、粉物食が発展しました。 「すいとん」は、室町時代には、もうあったようです。現在のような団子の形になったのは、江戸時代後期からと言われています。 「すいとん」は、野菜たっぷりの醤油と味噌のスープの中に、小麦粉を水でねった団子を入れて煮込んだものです。群馬県内でも、地域によって味付けや呼び名がかわります。 今日の給食では、中華風に仕上げました。 11/12 給食【一口メモ】「サバ」について サバは、古くから日本人になじみの深い魚です。縄文時代の遺跡から、ブリなどとともにサバの骨が出土しました。サバの名前も古くから言われていて、小さい歯が多いことから、小さい=サ、歯=バ、で「サバ」という名前になったといわれます。平安時代には、税金のかわりに納められていたり、また、サバ売りの行商が行われていたという記録もあります。 サバは、体にとても良い脂が含まれていて、血液をサラサラにしたり、コレステロールを体の外へ出したりする働きがあります。 今日のサバは、醤油とみりんで味をつけ、ごまをふって焼きました。 11/11 給食【一口メモ】「給食残量調査」について 今日から一週間、児童のみなさんが、どのくらい栄養をとっているかを調べるための残量調査を行います。 この調査中の一週間は、いつもと片付けの方法が違うので、注意してください。 牛乳の残りは食缶に入れずに、そのまま牛乳かごに入れて、ワゴンに返してください。 スープやみそ汁は、入っていた食缶に入れてください。 和え物やサラダ・炒め物は、入っていたボールに戻すようにお願いします。 残った果物などは、給食室から出したビニール袋に入れて返してください。 残ったパンやご飯なども、給食室から出したビニール袋に入れて返してください。 協力をお願いします。 11/8 給食【一口メモ】「煮豆」について 今日の豆は、金時豆という種類の豆です。旬は9月から11月で、主に北海道でつくられています。色は赤紫色で、代表的な品種は「大正金時豆」といいます。 日本人に不足しているビタミンB1や鉄分がとても多く含まれています。食物繊維も多く含んでいます。食物繊維の代表といわれる「ごぼう」や「さつまいも」よりも、インゲン豆などの豆の方が 食物繊維が多いのです。 豆が苦手な人も多いと思いますが、栄養満点なので、しっかり食べてください。 11/7 給食【一口メモ】「わかめ」について 日本は島国で、まわりが全部海ですから、昔からいろいろな海藻をとって利用してきました。 ワカメは日本中のどこの海でもとれます。 ワカメの栄養は、骨や歯を丈夫にするカルシウムがとても多く、ビタミンやミネラルも、陸の食べ物より、ずっと多く含んでいます。80歳も100歳も長生きする長寿村の人たちの食べ物を調べてみると、海藻をたくさん食べているのがわかりました。 体の調子をよくするミネラルやヨードという成分が含まれていて、血管を丈夫にして、血圧を下げる働きをして、生活習慣病の予防にもなります。 海藻は一度にたくさん食べるよりも、毎日、少しずつ食べるのがよいですね。ワカメの酢の物・ひじきの煮物など、毎日工夫して食べるようにしたいですね。美しい黒髪・真っ白な歯・きれいな肌をつくるために役立ちます。 今日は、スープの中に入っています。 11/6 給食【一口メモ】「大豆」について 今日の「豆入りミートソース」の中には、大豆が入っています。 大豆は、「畑の肉」と呼ばれるほど、栄養満点の食べ物です。 大豆からつくられるものには、豆腐・納豆・味噌・醤油・きな粉・おから・厚揚げ・がんもどきなどがあります。 肉や魚と同じくらいのタンパク質が含まれているほか、骨や歯をつくるために必要なカルシウムもたくさん含まれています。 11/5 給食【一口メモ】「コールスローサラダ」について コールスローサラダは、細かく切ったキャベツを使ったサラダです。人参や赤キャベツ、パイナップルやりんごなどが入ったりします。 コールスローサラダの歴史は古く、古代ローマ時代から食べられてきたと考えられています。しかし、近代的なコールスローサラダの人気が高まったのは、18世紀になって瓶詰めのマヨネーズが発明されてからです。 今日のコールスローサラダには、キャベツのほかに、たまねぎ・きゅうり・りんごが入っています。 |
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