7/19 給食【一口メモ】「もずく」について 「もずく」は、わかめやひじきなどと同じ海藻の仲間です。「もずく」という名前は、他の海藻にくっついて育つところから、「もにつく」が「もずく」になったそうです。 「もずく」には、「いともずく」、「いしもずく」、「おきなわもずく」などの種類があります。日本で食べられている「もずく」の多くは、沖縄県産の「おきなわもずく」で、沖縄県は「もずく」の生産量が日本一です。「塩もずく」「塩抜きもずく」「味付けもずく」として、一年中売られています。 「もずく」は、骨を強くするカルシウムや、貧血を予防する鉄分などのミネラル、お腹の調子を整えてくれる食物繊維を含んでいます。 「もずく」というと、酢の物を思い浮かべますが、今日の給食のようにスープに入れたり、雑炊や天ぷらの具に入れたりもします。 「もずく」のつるっとした食感や歯ごたえを味わって食べましょう。 明日から長い夏休みが始まります。生活のリズムを崩さず、バランスのよい食生活を心がけましょう。 7/18 給食【一口メモ】「夏野菜カレー」について 夏野菜というのは、野菜の中で、特に夏に採れるものをいいます。きゅうり・なす・トマト・ピーマン・オクラ・とうもろこし・ニラ・かぼちゃ・ズッキーニ・いんげん・えだまめなどが代表的です。 カロテンやビタミンCなどを豊富に含む野菜が多く、夏バテなどを予防してくれます。 夏には、夏に採れる野菜をたくさん食べたいですね。 今日のカレーの中には、夏野菜として、かぼちゃ・さやいんげん・トマト・なすなどが入っています。 7/17 給食【一口メモ】「ジャージャー麺」について ジャージャー麺は、中国の家庭料理、香港・台湾・韓国の外食料理の一つです。 豚のひき肉を豆味噌や甜麺醤で炒めてつくった「ジャージアン」と呼ばれる肉味噌を、茹でた麺の上にのせて食べます。 今日の給食では、麺に、切ったきゅうりを混ぜて、肉味噌をかけて食べます。肉味噌は、肉だけではなく、ねぎ・たけのこ・人参・干し椎茸を入れてつくりました。 7/16 給食【一口メモ】「枝豆」について 枝豆は、大豆が小さいときに採って食べる食べ物です。ですから、栄養は大豆と同じで、タンパク質がとても多く含まれています。食物繊維も野菜の中ではトップクラスの量で、たくさん含まれています。 枝豆は古くから食べられていて、江戸時代には、夏になると道端に枝豆売りの姿があったといいます。現在のように枝から「さや」をはずした姿ではなく、枝についたままの状態で茹でたものが売られていて、当時は、枝をもったまま食べ歩いていたことから、今のファーストフードのような存在でした。この状態のものを「枝付き豆」と呼んでいて、これが「枝豆」の名前の由来とされています。 7/12 給食【一口メモ】「冬瓜」について 冬瓜は、日本でも古くから栽培されています。熱帯アジア・ジャワ島が原産とされています。 名前の由来は、冬に収穫するという意味ではなく、貯蔵性が高く、夏に収穫したものでも、「冬までもつ」という意味からきています。 冬瓜のよさは、薄味でさっぱりした食感があり、夏に味わいたい食材といえます。 今日は、冬瓜に、鶏肉・人参・じゃがいも・小松菜を加えて、だし汁で煮込んで、醤油と塩で味付けをしました。 7/11 給食【一口メモ】「カボチャ」について カボチャが日本に来たのは、戦国時代、徳川家康が生まれたとされる1542年に、ポルトガル人が種子島に流れ着いたとき、鉄砲とともにカンボジアから持ち込まれた物が伝わったとされています。 「カボチャ」の名前は、その「カンボジア」がなまったものと言われています。 カボチャには、ビタミンAのもとになるカロテンや、ビタミンB1・B2・Cがたくさん含まれています。疲れをとって、病気にならないように、体の調子を整える緑黄色野菜の仲間です。 7/10 給食【一口メモ】「うどん」について うどんは、小麦粉に塩と水を加えてこね、包丁や機械で切ったり、手で引き延ばしたりして麺の形にしたものです。全国各地には、さまざまな形のうどんや独自の食べ方があります。 奈良時代に中国から伝わった唐菓子がもとになったとされています。室町時代には、現代と同じような方法で、うどんがつくられていました。群馬県では、水沢うどんが有名です。 今日は、高崎うどんを使っています。高崎市でとれた小麦粉で作ったうどんです。 7/9 給食【一口メモ】「ゴーヤチャンプルー」について ゴーヤチャンプルーは沖縄料理です。チャンプルーとは「炒め物」という意味があります。ゴーヤは苦瓜(にがうり)とも言います。 沖縄料理ですが、ゴーヤは群馬県でも多く栽培されています。 今が旬の夏野菜です。ビタミンCが多く含まれており、夏バテ予防に良い野菜です。 苦味が苦手という人もいるかもしれませんが、この苦味には疲労回復に役立つ栄養が含まれています。 今日のゴーヤチャンプルーは、苦味をできるだけおさえて、食べやすいように工夫してつりました。 7/8 給食【一口メモ】「ラタトゥイユ」について ラタトゥイユとは、フランス南部プロブァンス地方、ニースの郷土料理で、夏野菜の煮込みです。たまねぎ・なす・ピーマン・ズッキーニといった夏野菜を、にんにくとオリーブ油で炒め、トマトを加えて、ローリエなどの香草とワインで煮てつくります。うまみを出すために、ベーコンなどの肉類を入れたりもします。 今日の給食では、ベーコンをオリーブ油で炒め、なす・たまねぎ・ズッキーニ・ピーマン・赤ピーマン・黄色ピーマンを入れて、ホールトマトを加えて煮込みました。味付けはコンソメと塩・こしょうです。 7/5 給食【一口メモ】「七夕」について 明後日(7月7日)は七夕です。 七夕祭りは、中国から伝わった風習です。織姫と彦星が、年に一度だけ、天の川で会うことを許されるという伝説からきた星祭りです。 この夜に、里芋の葉にたまった露を集めて、その水で墨をすり、五色の短冊に願いごとを書いて笹竹につるすと、願いがかなうといわれています。 また、地元でとれた野菜を食べると、災いから逃れて健康に過ごせるという言い伝えもあります。 今日の七夕汁では、オクラの輪切りで星を、冷や麦で天の川を表現しました。地元産の野菜も使っています。 7/4 給食【一口メモ】「トマト」について ヨーロッパには「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあります。 トマトが熟すころになると病人が減り、医者にかかる人が少なくなるという意味です。トマトは、とても健康によい食品とされています。夏野菜の王様と言われているトマトの原産地は、ペルーあるいはアンデスの高地と言われています。日本で栽培されるようになったのは、明治の中頃からです。食べるようになったのは、昭和に入ってからということです。 今では、「小さな太陽」と呼ばれ、ビタミンAやビタミンCをたくさん含んでいるので、生のまま食べるほかに、ジュースやケチャップに加工されて、飲み物や調味料として利用されています。 7/3 給食【一口メモ】「じゃがいも」について じゃがいもは、南アメリカの高原で生まれました。インカ帝国を征服したスペイン人のピサロが持ち帰り、ヨーロッパへ広まっていきました。日本に来たのは、江戸時代の始めのころです。オランダ人が、インドネシアのジャガタラ(今のジャカルタ)から長崎の港に持ち込んだのが始めだと いわれています。 「ジャガタラのいも」が縮んで「じゃがいも」と呼ばれるようになりました。日本では、初めのうちは、花を見て楽しむだけで、なかなか食べてもらえませんでした。しかし、江戸時代の中頃の大飢饉のときに、東北地方でたくさんの人々に食べられて、多くの人の命を救いました。ドイツでも、飢饉の時にたくさんの人の命を救っています。荒地に強く、寒いところでも作ることができ、栄養もたくさん含まれています。ビタミンCが多いので、フランスでは「土の中のリンゴ」と呼ばれています。 今日は、その「じゃがいも」を油で揚げて、そぼろあんとからめました。 7/2 給食【一口メモ】「7月の給食目標」について 7月の給食目標は、「暑さに負けない食事をしよう」です。 暑くても食欲がわくような料理、スタミナのつく“にんにく”や“豚肉”を使った料理、ピリッと辛みの効いた料理、冷たいデザートなど、7月の献立もたくさん工夫しています。 豚肉には、良質なたんぱく質をはじめ、さまざまな栄養が含まれています。それに野菜をあわせると、豚肉に不足しているビタミンCや食物繊維を補うことができます。 7/1 給食【一口メモ】「ペンネ」について 「ペンネ」というのは、マカロニの一つです。昔のペン先に形が似ているのでついた名前です。イタリアで食べられているマカロニやスパゲティには、いろいろな種類があり、太さや長さ、形や切った切り口などから、ちがった名前がつけられていて、見ているだけでも楽しいものです。 食べたときの歯ざわりや使う材料、ソースによっても使い分けられ、300以上の種類があるそうです。 給食でも、普通のマカロニだけでなく、今日のようなペンネ、スパゲティやABCマカロニなど、いろいろな材料を使って料理しています。 |
|