10/31 給食【一口メモ】「秋刀魚」についてです。 おいしい「秋の秋刀魚」はもう食べましたか? 秋刀魚は、冷たい水が好きな魚で、オホーツク海から北海道・三陸・房総沖を回ります。 9月の終わりから10月の始めに三陸沖にさしかかった秋刀魚は、脂がのって食べ頃になります。 肌をツヤツヤさせるビタミンAは、牛肉の12倍もあり、体が大きくなるのに欠かせないカルシウムも、牛肉の4倍含まれています。それに、タンパク質も豊富で「秋刀魚が出ると、あんまが引っ込む」と言われるほど栄養抜群の魚です。 今日の秋刀魚は、給食室で揚げて、タレをつけて、ごまをふりました。 10/30 給食【一口メモ】「おきりこみ」について 幅広の麺を、旬の野菜やきのこなどと一緒に煮込んだ料理です。 味付けは、しょうゆを使うことが多いですが、味噌を使うものもあります。 群馬県では、年間を通して晴れの日が多いく、水はけのよい土壌にも恵まれているため、古くから小麦栽培が盛んで、小麦から作られる「粉もの食」が発展してきました。その代表格と言えるのが「おきりこみ」です。 「おきりこみ」という名前の由来は、のばした生地を麺棒に巻いたまま、包丁で「切り込み」を入れ、麺を切っては入れ、切っては入れたので、「おきりこみ」と呼ばれるようになりました。 10/29 給食【一口メモ】「きのこ」について 今日のサラダには、「しめじ」と「エリンギ」が入っています。 エリンギの原産地はヨーロッパで、日本に流通するようになったのは1990年代です。日本には自生しないきのこのため、売られているものは、栽培されているものだけです。 一般的に「しめじ」として売られているのは「ヒラタケ」です。昔から「香り松茸、味しめじ」と言われ「味のよいきのこ」として知られているのは「ブナシメジ」です。 今、年間を通して市場に出回っている「しめじ」は、おがくずを培地にした「ヒラタケ」や「ブナシメジ」の人工栽培品です。 「しめじ」の旨味は、グルタミン酸やアスパラギン酸です。時間がたつと、味がおちてしまうので、早めに食べることが大切です。きのこ独特の旨味は、火を通すことで生まれてきます。短時間で加熱することが料理のポイントです。今日は、サラダに入っています。 10/25 給食【一口メモ】「ごぼう」について ごぼうは、大昔の日本にはなかったそうです。地中海沿岸から西アジアやシベリア・中国などで、広く雑草として生えていましたが、不思議なことに、食べているのは日本人だけのようです。 中国から薬草として伝えられ、古くから宮中料理に使われていたものが、江戸時代には 一般庶民に食べられるようになり、大切な野菜の一つになりました。 カラフルごぼう丼は、名前のとおり、ごぼうがたくさん使われていて、不足しがちな食物繊維がとれます。無機質のリンやカルシウムも多く含まれていて、わたしたちの体に とても役に立つ野菜なのです。 10/24 給食【一口メモ】「学校給食ぐんまの日」について 今日、10月24日は、学校給食ぐんまの日です。 学校給食に地元農産物や県内農産物を取り入れることによって、子どもたちが、故郷で育った農産物について学習したり、地域の豊かな自然にふれたりして、ふるさと群馬のすばらしさを知り、心豊かに育ってくれるよう、平成13年度に「学校給食ぐんまの日」が制定されました。 今日の給食では、群馬県内産の「ねぎ」「大豆」「里芋」「こんにゃく」などの農産物を使っています。 こんにゃく芋は、群馬県の生産高が全国第一位を誇る農産物です。 今日は「郷土を考える給食の日」です。群馬県産の野菜などを味わって食べてください。 10/23 給食今日は、ウズベキスタン料理です。 【一口メモ】「ウズベキスタンの料理」について ウズベキスタンは、穀物の収穫量が多いため、パンやめん料理などが豊富なのが特徴です。 また、ウズベキスタンではヒツジの放牧が盛んであることから、羊の肉が最も人気があり、さまざまな羊の肉料理があります。 鶏肉はやや高級品で、豚肉は宗教上の理由もあり、ほとんど登場しません。 今日のラグマンは、中央アジア全域で食べられている麺料理です。スープにトマトペーストを加えた汁で煮たヒツジの肉または牛肉・野菜・唐辛子などの具をかけて食べます。本来ならばパクチーをのせて食べますが、香りが独特なので、別に出しました。香りをかいでみてください。また、今日の給食では、牛肉と豚肉を使いましたが、現地では宗教上の理由で、豚肉は食べられていません。 ガロフスープのガロフとは、ひよこ豆のことです。本来は、香草デイルと塩味のスープです。 10/21 給食【一口メモ】「ひよこ豆」について 倉賀野小では、倉賀野幼稚園・倉賀野中学校と連携をして、毎月19日の「食育の日」にあわせて、豆の日献立を導入しています。今日は、ひよこ豆を使いました。 ひよこ豆の歴史は古く、西アジアとアフリカ北東部を中心に栽培されていました。歴史上最古の記録として「ひよこ豆」が登場するのは、7500年前、トルコにおいてです。紀元前4000年には地中海一帯に広まり、紀元前2000年にはインドまで伝わりました。特に、古代エジプトでは栽培がさかんでした。ひよこ豆は乾燥した気候を好み、雨が多い日本では栽培に向かないため、国内ではほとんど栽培されていません。 日本では、20世紀末までほとんど食べられていませんでした。現在では、下処理のいらない 缶詰などの加工品も増え、カレーやスープ、サラダの食材として使われています。 今日はスープに入っています。 10/18 給食【一口メモ】「回鍋肉(ホイコーロー)」について 回鍋肉は、中国の四川料理の中の家庭料理です。 回鍋(ホイコー)とは「一度調理した料理をもう一度鍋に戻して調理する」という意味です。 日本で一般的なキャベツを入れるスタイルの回鍋肉は、四川料理の伝道師ともいえる陳建民さんが始めたと言われています。それが日本中に伝わり、今では回鍋肉は「豚肉とキャベツのみそ炒め」という日本名で呼ばれるようになりました。 中国で一般的な「回鍋肉」には、キャベツは入っていません。 今日の給食では、キャベツのほかに、ピーマン・赤ピーマン・黄色ピーマン・ねぎ・人参・玉ねぎを入れました。 10/17 給食
今日の給食は、きつね丼・ナムル・とん汁・牛乳です。
【一口メモ】「きつね丼」について 「きつね丼」には、油揚げが入っています。お稲荷さんのきつねにちなんで「油揚げ」を「きつね」と呼ぶといわれています。 油揚げは、豆腐を薄く切って油で揚げたものです。豆腐は大豆からできています。豆腐のほかに、大豆からできているものは、味噌・納豆・厚揚げ・がんもどき・きな粉などがあります。 10/16 給食【一口メモ】「ポーランド料理」について 今日の給食は、ポーランド料理です。 ヨーロッパの内陸にあるポーランドは、ドイツやロシアといった周辺の国々の影響を受け、独自の食文化が発達しました。東ヨーロッパの中でもバラエティが豊かです。特に、肉をメインに長時間煮込むものが多いのが特徴です。また、スラブ地方の影響をうけ、酸味のきいた料理もよく食べられます。香辛料は、ハーブやコショウがよく使われますが、全体的に素材の味を生かした料理が多く、日本人の口にもなじみます。また、発酵した食材を使った、独特の酸味のきいた料理も特色の一つです。 今日は、鶏肉とウインナーとトマトを煮込んだ「レチョ」という煮込み料理と、カリフラワーの入った「ヤジノワスープ」です。 10/15 給食【一口メモ】「なめこ」について つるんと食べられるおいしいなめこ。今日は、味噌汁に入っています。 なめこは、モエギダケ科スギタケ属と呼ばれるきのこの一種です。日本だけに限らず、台湾にも分布していて、海外でも食用として流通しているようです。 なめこの特徴の一つである「ぬめり」は、害虫や寄生虫などから身を守るためのものだと言われてます。シャキシャキとした食感ですが、ぬめりのおかげで口当たりも良く、食べやすいです。香りも少ないので、きのこの苦手な人でも大丈夫のようです。 なめこのネバネバした粘液の成分は、水溶性の食物繊維です。そのほか、コンドロイチンやトレハロース・ナイアシンなど、栄養成分がたっぷりでおいしいなめこです。 10/11 給食【一口メモ】「秋いっぱいご飯」について 今日のご飯の中には、しめじ・まいたけ・干ししいたけ・くり・鶏肉・人参・ごぼう・さつまいもなどが入っています。秋のかおりがいっぱいのご飯です。 特に「干ししいたけ」に含まれている食物繊維は、腸の働きをよくしたり、コレステロールや脂肪を減らしたり、がんを防いだりしてくれます。 「まいたけ」は、きのこが重なり合って、舞っているように見えるところから、この名がついたと言われています。昔から、香り・味ともにおいしいきのことして大事にされてきました。今日は、倉賀野にある「まいたけセンター」から届いたものです。とてもおいしい「地場農産物」です。 10/10 給食【一口メモ】「納豆」について 今日の地場産農産物は、群馬県でとれた大豆でつくった納豆です。 納豆は、大豆を納豆菌で発酵させた発酵食品で、江戸時代から食べられている食べ物です。納豆とご飯とみそ汁が朝ごはんの定番だったようです。 納豆は、タンパク質・カルシウム・鉄などの栄養を含んでいて栄養豊富、昔の人の知恵がぎっしりつまった、すばらしい食べ物です。 よく混ぜて粘りを出してから食べましょう。このネバネバが、消化酵素をたくさん出して、一緒に食べたほかの食品まで、消化しやすくするのです。 10/9 給食今日は就学時健康診断のため、1〜5年生は3校時終了後、給食を食べずに放課です。 6年生は就学時健康診断のお手伝いで午後まで残るため、6年生だけが簡易給食を食べます。 今日の一口メモはお休みです。 10/8 給食【一口メモ】「かぼちゃ」について かぼちゃの原産地はアメリカ大陸。歴史の古い野菜です。世界中に様々な形や色の種類があり、大きさも手のひらサイズから300キロにもなる巨大な種類まであります。 日本かぼちゃは、安土桃山時代にカンボジアから伝わったことから、「カンボジア」がなまって「カボチャ」と呼ばれるようになりました。 日本かぼちゃは、皮がデコボコしていて、中身はねっとりとしています。 西洋かぼちゃは、江戸時代に日本へ伝わりました。皮がツルッとしていて甘みが強く、ホクホクした食感が特徴です。 実が黄色いかぼちゃは、体内でビタミンAにかわるβカロテンを豊富に含んでいます。「かぼちゃを食べるとかぜをひかない。」と言われるのは、粘膜や皮膚の抵抗力を高めるビタミンAの働きのためです。そのほか、食物繊維やビタミンB群を含んでいます。 10/7 給食【一口メモ】今日はクイズです。 ヒント1 「わたしは、小さな粒です。」 ヒント2 「わたしの仲間には、白いのと黒いのがあります。」 ヒント3 「脂肪が多いので、油の原料になります。」 正解は「ごま」です。 ごまは、ごま塩・ごま和え・ごまびたしのほか、甘いごまあんにしたり、お赤飯にかけたりします。 白いごまと黒いごまは食べますが、黄色のごまからはごま油を作ります。 ほかの油に比べ、値段は少し高いのですが、香りがよいので昔から日本人に親しまれ大切にされてきました。 ごまは、エネルギーのもとになる食品です。今日は揚げパンにまぶしました。 10/4 給食【一口メモ】10月の給食目標について 今月の給食目標は、10月24日の「学校給食ぐんまの日」にちなみ、「地場産農産物について知ろう」です。 10月の給食は、群馬県や高崎市で採れた野菜などが、たくさん登場する予定です。 今日のご飯は、群馬県産の「あさひの夢」という品種です。12月ごろからは、高崎市産の「ゆめまつり」という品種になる予定です。 牛乳は群馬県で元気に育った牛からいただいた牛乳です。 チンゲンサイ・しめじ・ねぎ・かぶ・大根などが、高崎市内でとれた野菜です。 そのほかに、高崎うどん・味噌・醤油なども高崎産あるいは群馬県産です。 10/3 給食【一口メモ】「ごぼう」について 世界の中で、ごぼうを食べるのは、日本と台湾くらいだと言われていて、 何でも食べる中国では、薬として利用されているそうです。 食物繊維が特に多いので、おなかの調子を整えるのに効果があります。 ごぼうの香りをいかした「きんぴらごぼう」が最も一般的な料理方法ですが、「豚汁」に入れたりもします。 魚や肉の風味を引き立てくれるので、いろろな料理に利用できます。 今日は「きんぴらご飯」に入っています。 10/2 給食【一口メモ】「朝ごはん」について 朝ごはんは、元気よく一日を始めるために、とても大切なものです。朝ごはんを食べると、エネルギー源となって、脳や体がしっかり目覚めます。また、体温が上がり、生活リズムも整います。 朝ごはんは、その内容も大切です。主食・主菜・副菜・汁物がそろうと、栄養バランスのよい朝ごはんになります。 主食のごはんに、納豆やサラダ、みそ汁など、手軽につくることができる料理を組み合わせるだけで、自然に栄養バランスがよくなります。 毎日、朝ごはんをしっかり食べましょう。 10/1 給食【一口メモ】「おから」について おからは、豆腐をつくるとき、大豆から豆乳を絞った際の絞りカスです。しかし、大豆のタンパク質や食物繊維などを含んでいるため、とても栄養が豊富です。 日本・中国・韓国など、豆腐が存在する東アジア一帯では、なじみ深い食品です。 「おから」は「しぼりかす」の意味で、「茶がら」などと同じ意味の「から」に、丁寧語の「お」をつけたものです。女房言葉からきています。 「から」は「空」(何もないこと)に通じることから、縁起を担いで、さまざまな呼び名に言い換えられています。白いことから「うのはな」、これは主に関東地方で言われます。また、包丁で切らずに食べられることから「きらず」、これは主に関西地方・東北地方で言われます。 今日は、「おから」を、玉ねぎ・にんじん・ごぼう・ねぎ・ほししいたけ・ちくわ・あぶらあげと一緒に煮付けました。 |
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