11月24日の給食古代オリエントで始まった小麦の栽培が、中国をへて日本にやって来たのは弥生時代だといわれています。ただし、伝わったのはめん類やまんじゅうのようなものだったようです。本格的な西洋風のパンが日本にやってきたのは、1543年のことです。種子島に漂着した一隻のポルトガル船が、鉄砲とともに伝えました。ちなみにパンは、ポルトガル語です。オランダ語の「ブロート」や英語の「ブレッド」が普及せず、ポルトガル語の「パン」のまま日本に定着したことからも、いかに当時はポルトガルの影響が大きかったかがわかります。今日は丸パンです。ハンバーグやコールスローサラダをはさんで食べてくださいね。 これで給食一口メモをおわります。 11月17日の給食「ペンネ」というのは、マカロニのひとつです。昔のペン先に形が似ているのでついた名前です。イタリアで食べられているマカロニやスパゲティには、いろいろな種類があり、太さや長さ、形や、切った切り口などから、ちがった名前がつけられていて、見ているだけでもたのしいものです。食べたときの歯ざわりや使う材料、ソースによっても使い分けられ、300以上の種類があるそうです。給食でも、ふつうのマカロニ、今日のようなペンネマカロニ、スパゲティやABCマカロニなど、いろいろな材料をつかって料理しています。今日は、ペンネマカロニを、お楽しみください。 これで給食一口メモをおわります。 11月1日の給食11月23日の「勤労感謝の日」にちなみ、今月の給食目標は「かんしゃして食べよう」です。給食をつくるためには、たくさんの命をいただき、たくさんの人がたずさわってくれています。食べ物を育てたり、とったりする生産者、食品に加工してくれる製造者、物資を運ぶ運搬業者の人たち、そして献立を考える学校栄養士、調理をする調理員さんたち、こういった人たちが、力を合わせることで、給食ができあがります。さらに、みなさんの健康を願い、いつも気を配っている保護者の方、そして学校の先生方のことも、わすれてはいけません。これらの人たちの思いを、心にとめて、よくあじわって食べてくださいね。 これで給食一口メモをおわります。 |
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