1月26日(月)の給食「青森県・せんべい汁」 1月24日から30日は全国学校給食週間です。学校給食は明治22年に山形県鶴岡市の忠愛(ちゅうあい)小学校でお弁当を持ってくることができない子どもたちのために、おにぎりと塩鮭の給食を提供したのが始まりです。 今週はいろいろな地域の料理を紹介します。『せんべい汁』は南部せんべいの生焼きの状態のものを汁に入れたもので、青森県南部の郷土料理のひとつになっています。青森では南部といえば「せんべい」と言うくらい代表的なもので、小麦粉を主原料に水をまぜて練り上げ、そのタネをせんべいの大きさに丸くのばし、鉄製の型で焼き上げたお菓子です。八戸や三戸地方で作られていたと言われ、当初は原材料はそばや大麦を用い、それぞれの家庭で主食やおやつとされていたようです。水分が少なく、保存がきくため南部藩の野戦食としても用いられていたと言われています。 |
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