5月29日(金)の給食メロンは果肉の色によって「赤肉系」、「青肉系」、「白肉系」に分けられます。赤肉は夕張メロンやクインシーメロンがよく知られていて、青肉ではアールスメロンやアンデスメロンなどが有名。また、白肉にはホームランメロンなどがあります。今日のメロンは茨城県産のアンデスメロンです。 さらに、網の有無によって「ネット系」、「ノーネット系」にも分けられます。ネット系メロンは、成長過程で果肉が果皮よりも大きくなろうとして、そのときに果皮がひび割れてしまいます。このひび割れをふさごうとしてできた層がネットになるのです。 メロンは果物の中でも特に多くカリウムを含んでいます。カリウムには水分バランスの調節をする働きもあり、利尿作用やむくみ解消にも効果的です。 5月28日(木)の給食杏(あんず)の果実は6月から7月に熟してきます。球形よりもやや扁平で、色は淡いオレンジ色。独特の香りがあり、その甘酸っぱさはまさに初夏を感じさせる味です。日本では中国から伝えられた東洋系が主流を占め、とくに長野県は「あんずの里」として有名です。あんずの核の中にある種子を「杏仁(あんにん)」とよびますが、この杏仁をすりつぶした汁を使って作る寒天のデザートが「杏仁豆腐」です。杏仁はせきやのどの痛みを抑える効果があるとされ、昔から薬としても用いられていました。 5月27日(水)の給食(レシピ付)江木町の江戸吉商店さん(魚屋さん)から納品された生のサバに粉をつけて揚げたものに、ねぎの入った「薬味ソース」をかけました。日本の近海には、秋の真サバと夏のごまサバの2種類が回遊しており、それぞれ格別のおいしさを味わうことができます。 ●さばの薬味ソースかけ【材料・4人分】 ・さば 4切れ(各70g) ・片栗粉 適量 ・サラダ油(揚げ油) 適量 ・根生姜 1かけ ・長ねぎ 1/4本 ・ごま油 小さじ1 ・A→しょうゆ 大さじ1強 三温糖 大さじ2弱 ・酢 大さじ1 【作り方】 1.さばは片栗粉をつけ、油で揚げる。 2.長ねぎと根生姜はみじん切りにする。 3.ごま油で2をよく炒め、Aの調味料を加えて煮る。 4.最後に酢を入れて火をとめる。 5.1に薬味ソースをかけて出来上がり。 ♪さばの代わりにあじ、さんまなどを使ってもおいしくできますよ。 5月26日(火)の給食わかめは、乾燥や塩漬けで販売されています。みそ汁、酢の物、煮物など、和食に多く使用されています。わかめは水に溶けるビタミンB1、B2、Cや食物繊維が含まれています。今日のようなみそ汁やスープ、炊き込みご飯などは水に溶け出る栄養素を効率よく吸収できる調理方法です。いろいろな料理に工夫して取り入れましょう。 5月25日(月)の給食麻婆豆腐には、ねぎが入っています。ねぎと言えば関東では白い部分を食べる「根深ねぎ」をさしますが、関西では緑の葉を食べる「葉ねぎ」をさします。料理によって使い分けされています。原産国の中国では、体をあたため疲労回復するとして、昔から食べられてきました。日本でも風邪をひいたときに食べるとなおりが早くなると言われています。今日は高崎市産のねぎを使用しました。 5月22日(金)の給食(レシピ付)本日は保護者対象の給食試食会があり、39名の方の参加がありました。本校の給食について栄養士から説明をさせていただきました。日頃お子さんが食べている給食の様子を感じてもらえてのではないかと思います。本校の試食会は学年問わず参加できますので、今年度参加できなかった方は是非来年お越し下さい。お待ちしております。 ●トマトと卵のスープ【材料・4人分】 ・トマト 1個 ・玉ねぎ 1個 ・ちんげん菜 1/2株 ・ベーコン 1枚 ・卵 1個 ・コンソメ 小さじ1 ・塩・こしょう 少々 ・水 3cup 【作り方】 1.トマトはざく切り、玉ねぎはスライスしておく。ベーコンは短冊切り にする。 2.ちんげん菜はサッとゆで、冷水にさらしよく水気を絞ってから3cm 幅に切る。 3.鍋にベーコンを入れ、からいりする。玉ねぎを加えて透き通るまで 炒めたら、水を入れて煮る。 4.煮立ったらアクを取り、コンソメと塩こしょうを加え、味を整える。 5.4にトマトを入れ、煮立ったら、よく溶いたたまごを入れ、2の ちんげん菜を入れる。 5月21日(木)の給食「ひじきと桜えびのご飯」は、いつものひじきご飯に桜えびをのせました。桜えびは駿河湾でとれたもので、江木町の江戸吉商店さんが納品してくださいました。からいりして香りを引き出してから使いました。カルシウムをたくさん含んでいる食材です。 また、ひじきは中学生に必要な「鉄分」をたくさん含んでいます。栄養士の自宅ではひじきの煮物を作ると、翌日は余った煮物をご飯に混ぜてひじきご飯にしています。市販のお総菜を混ぜても簡単に作れます。是非お試し下さい。 5月20日(水)の給食「梅照り焼きチキン」は、高崎市で収穫された梅を使ったメニューです。高崎市では、榛名・箕郷地域で毎年たくさんの梅が収穫されています。 5月18日(月)の給食(レシピ付)「高崎丼」の名前は、高崎で一年を通して栽培されているチンゲン菜を使い、味付けも高崎市産大豆と小麦から作った「高崎しょうゆ」を使い、中華味のあんかけにしたことから名付けられました。チンゲン菜はカルシウムやビタミンCが豊富で、特にカルシウムはほうれん草より多く含まれています。 ●高崎丼【材料・4人分】 ・ごはん 4杯 ・豚もも肉(薄切り) 80g ・A→しょうゆ 小さじ1 酒 小さじ1 ・うずらの卵(水煮) 8個 ・にんじん 1/3本 ・玉ねぎ 1/2個 ・たけのこ(水煮) 40g ・チンゲン菜 2株 ・短冊いか 40g ・むきえび 40g ・酒 小さじ2 ・ごま油 少々 ・B→オイスターソース 小さじ1弱 塩・こしょう 少々 鶏ガラスープ 小さじ1弱 ・片栗粉 小さじ2 【作り方】 1.一口大に切った豚肉にAで下味をつけておく。にんじん、たけのこは 短冊切り、玉ねぎはくし形に切る。 2.チンゲン菜は2〜3cmの幅に切って、サッとゆでておく。 3.いか、えびは酒蒸しにしておく。 4.鍋にごま油を引き、豚肉、にんじん、玉ねぎを炒める。 5.野菜に火が通ったら、たけのこ、うずらの卵、3を入れ、Bの調味料 を加える。 6.5にチンゲン菜を入れ、水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、温かい ごはんにかける。 5月15日(金)の給食今日は自分で作るセルフホットドッグです。「ホットドッグ」とは、アメリカでよく食べられているおやつです。ロールパンにウインナーとキャベツをはさんでサッと温めたものです。そのかたちが、ダックスフントという胴が長い犬によく似ているので、「あたためた犬」、英語で「ホットドッグ」という名前がついたそうです。 5月14日(木)の給食今日は「アーモンド&チーズサラダ」です。アーモンドは老化防止のビタミンEをはじめ、食物せんいやミネラル類、ビタミンB群をバランスよく豊富に含み、脂肪分も体によいオレイン酸が主成分の健康食品で、天然のサプリメントとも言われています。そのまま食べても香ばしくておいしいですが、野菜と和えてもおいしく食べられます。 5月13日(水)の給食回鍋肉は、中国の四川料理です。肉をあらかじ炒めておき、別の鍋で炒め野菜と合わせ、辛みそで調味したものです。今日は「たかさき回鍋肉」。いつも使用するキャベツの半分をチンゲン菜にかえて作りました。高崎市の地場産物のチンゲン菜、ねぎ、高崎しょうゆ、高崎みそを使用しています。辛めの味付けでごはんがすすむおかずです。 5月12日(火)の給食今日は「じゃこサラダ」に入っているきゅうりの紹介です。きゅうりは、熟すと黄色くなるので「黄ウリ」と呼んだのが名前の由来です。中国から日本にいつ入ってきたかは定かではありませんが、奈良時代の宮跡かた種子が出土しているので、その頃にはすでに食用にしていたようです。きゅうりはほとんどが水分なので、汗をかくこれからの時期にはぴったりの野菜です。また、ぬか漬けにした場合はぬかのビタミンB1がきゅうりにしみこむので、疲労回復に効果があります。 5月11日(月)の給食なめこはきのこの仲間です。ヌルヌルとした食感と歯ごたえがおいしいきのこです。なめこのヌメリの部分はムチンという成分で、さといも・やまいも・オクラなどの粘り成分と同じものです。料理する時はざるに入れてさっと水洗いしてから使います。秋にブナの倒木や切り株に群生しますが、今は大部分が人工栽培したものです。 今日の「なめこ汁」は高崎市でとれたなめこを使いました。 5月8日(金)の給食(レシピ付)大豆の栄養をたっぷりと含んだ豆乳は消化吸収がよく、体をつくるもとになるたんぱく質が豊富に含まれています。最近ではそのまま飲むだけではなく、豆乳を使った料理にも人気がありますね。豆乳を調理で使う場合に気になるのは、分離してしまうことです。豆乳の分離は、豆乳に含まれるたんぱく質が変化することによって起こります。原因のひとつは、熱による凝固です。豆乳は沸騰させると分離してしまうので、強く煮立てないようにすることがポイントです。汁物・スープなどの場合、豆乳は最後の仕上げに加えて、弱火でゆっくり温めるようにしましょう。 ●かぼちゃとチンゲン菜の豆乳スープ【材料・4人分】 ・かぼちゃ 100g ・玉ねぎ 1/2個 ・チンゲン菜 1株 ・豆乳 2カップ ・コンソメ 小さじ2 ・塩 少々 ・こしょう 少々 ・水 1カップ 【作り方】 1.かぼちゃはいちょう切り、玉ねぎはスライス、チンゲン菜は2cm くらいに切っておく。 2.鍋に湯を沸かし、玉ねぎとかぼちゃを煮る。やわらかくなったら チンゲン菜を加えて煮る。豆乳とコンソメを加えてひと煮たちさせ、 塩・こしょうで味をととのえる。 ☆豆乳は最後に加え、弱火でゆっくりとあたためて下さい。沸騰させない のがまろやかに仕上げるコツです。 5月7日(木)の給食(レシピ付)グリーンピースの旬は4〜6月。冷凍や缶詰で一年中出回っていますが、旬の新鮮なものは味も栄養価も格別です。完熟する前のえんどうのやわらかい豆です。生のグリンピースは青々とした色合い、さわやかな香り、ほのかな甘みが存分に楽しめます。 今日は「グリンピースご飯」。生のグリンピースとわかめを一緒に混ぜました。旬を味わいましょう。レシピを紹介しますので、ご家庭でも是非作ってみてください。 ●グリンピースご飯【材料・4人分】 ・麦ごはん 米2合、麦大さじ2 ・わかめごはんの素 大さじ2弱 ・グリンピース 40g 【作り方】 1.塩ゆでしたグリンピースとわかめごはんの素を、麦ごはんに混ぜる。 5月1日(金)の給食(レシピ付)5月5日は、男の子の成長を祝い、ちまきや柏餅を食べる風習があります。柏の木は新芽が大きくならないと、古い葉が落ちない木です、そこで、家系が絶えない、縁起のよい木と言われ、かしわの葉っぱでもちを包んで食べるようになりました。その他にも、こいのぼり・かぶと・しょうぶ湯・ちまきなどのひとつひとつに子ども達が元気に成長してほしいという願いがこめられています。 今日は「鰹のカシューナッツ炒め」のレシピを紹介します。カシューナッツは鉄分が豊富で、かみごたえのある食品なので、家庭でも取り入れていただきたい一品です。給食では鰹を油で揚げていますが、家庭では多めのフライパンで焼けば手軽に作れます。鰹のかわりに鶏肉を使用してもおいしくできますよ。 ●鰹のカシューナッツ炒め【材料・4人分】 ・鰹 200g ・A→にんにく 少々・しょうが 少々・酒・少々 ・片栗粉 適量 ・カシューナッツ 40g ・ピーマン 2個 ・たけのこ(水煮) 100g ・B→しょうゆ 大さじ1・砂糖 大さじ1・水 大さじ3 ・みそ 小さじ1 ・酢 小さじ1/2 【作り方】 1.鰹は2cm角に切り、Aで下味をつけておく。 2.カシューナッツはフライパンでからいりする。 3.ピーマンは1cm角に切って、下ゆでする。 4.鰹は片栗粉をまぶし、油で揚げる。目安は170度で5〜7分。 5.鍋にBと色紙切りにしたたけのこを入れ、煮立たせる。たけのこに 味がしみたら、みそ、酢を加える。最後に4、2、3をからめる。 4月28日(火)の給食「きつねうどん」はかけうどんに甘辛く煮た油揚げをのせたものです。油揚げは三角に切り、お湯で油抜きをして、三温糖・高崎醤油・みりんで、しっかりと煮て甘辛く味付けをしておきます。うどんの汁を作り、ゆでたうどんを釜に入れたあと、最後に味付けした油揚げを加えます。あらかじめしっかり味付けしてあるので、油揚げを食べるとじゅわっと甘じょっぱい味が口に広がります。今日は気温が上がってとても暑い日でしたが、よく食べていました。 4月27日(月)の給食・レシピ付き!鮭のコーンフレーク焼きは衣がサクサクしていて人気のメニューです。コーンフレークにこんがり焼き色がつくまで焼くと、香ばしくて美味しく仕上がります。鮭の代わりに、鯖や鱈、鶏肉、豚肉を使用しても美味しいですよ。「高崎市 奇跡の給食」の本にも紹介しているメニューです。レシピを紹介しますので是非ご家庭でも作ってみてください。 ●鮭のコーンフレーク焼き 【材料・4人分】 鮭 4切れ(各60g) A→塩 少々・白こしょう 少々 マヨネーズ 適量・白ワイン 小さじ1 B→コーンフレーク 50g・パン粉 大さじ4・粉チーズ 大さじ2 【作り方】 1.Aを混ぜ合わせて、鮭に下味をつける。 2.Bを混ぜ合わせた衣を1につける。 フライパンまたはオーブン(200度で10分)でこんがり焼く。 【1食あたりの栄養価】 エネルギー 204kcal・塩分 0.8g 4月22日(水)の給食給食には毎日牛乳が出ます。牛乳はカルシウムの供給源です。カルシウムは成長期の中学生に欠かせない栄養素の一つです。骨や歯を丈夫にするだけでなく、出血を止めたり、神経の働きや筋肉運動など、生命の維持活動に重要な役割も果たしています。給食で1本、帰宅してからコップ1杯の牛乳を飲みましょう。 |
|